わいるどわ~るど 

異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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ドイツのお菓子地獄

前にも書いたことがあるような気もするけど、どうだったかな。

ドイツで子育てしていて、日本よりも楽なこと、日本よりもいいなと思うこともたくさんあるけれど、ちょっとこれだけは....ということもある。その一つが、「子どもがお菓子を食べる機会があまりに多い」ってこと。

ドイツの家庭ではお昼をメインの食事にしている場合が多く、夕食はパンにハムやチーズをのっけただけの軽食で、これにはそれなりの利点はあると思うんです。寝る前にあまりこってりしたものを食べないほうが健康にいいし、準備や後片付けの手間も少なく、のんびりできる(これは前に書きましたね)。

しかし、夕食を食べてるんだか、食べていないんだかっていう家庭もあるみたいで.....

昨日、娘は友達のお誕生会に招かれました。時間は午後3時から7時までという設定。終わるのが7時なんだから、何か簡単な食事でも出るんだろうなと思い、夫と息子との三人で夕食を済ませちゃったんです。しかし、7時に迎えに行ったら.....
「お腹空いた~。ご飯ある?」と娘が。
「何も食べてないの?」
「お菓子や果物は食べたけど.....あと、ちょっとバゲットが出た」
う....それだけなんですね。ソーセージとかフライドポテトくらいは出るのかと思ったが。

またあるとき。友人夫婦が「動物園に行くから、お宅の子ども達も一緒に連れて行ってあげる」と言ってくれました。お言葉に甘えてお願いし、昼食後子ども達は出発。帰りの時間は何も言っていませんでしたが、夜7時になっても連絡はなし。まあ、お金を持たせたから、何か買って食べただろうと思っていました。

ようやく子ども達が帰って来たのは夜9時です。娘は車の中で眠ってしまっていました。息子は、帰るなり、「お腹空いた!」。夕食は食べなかったのかと尋ねると、「食べてない。アイスや果物は食べたけど」

お菓子でお腹がいっぱいになれば、夕食は別に要らんだろう、って家庭、そんなに珍しくもないみたいなんですよ。

息子が一年生のとき、クラスでクリスマスパーティがあって、「各家庭、一品ずつ食べ物を持ち寄りましょう!」というお便りが来ました。食べる時間は夕方5時頃、と書いてあった。私は当然晩ご飯バイキングだと思って、「鶏のから揚げ」を持って行きました。ところが、他の人は.....

全員、お菓子っ!!

クッキーにケーキにマフィンにチョコレート。手作りもあれば、市販品もありますが。もう、これでもかってくらい、お菓子お菓子のオンパレード。

いくら美味しくても、そんな甘い物ばかりはとても食べられないでしょう。と思ったのは私だけですか?そ、それに.....お菓子をそんなに食べたら晩ご飯に差し支える~。なんて、誰も心配しないのね。

すごいカルチャーショック。

それに....ドイツって、何か行事っていうと、子どもが山のようにお菓子をプレゼントされる仕組みになっています。こないだも、娘は小学校入学式のしきたりとして、ボール紙で作った巨大な円錐形の入れ物にお菓子をぎっしり詰めたものを抱えて学校へ行ったのです。しきたりですから、皆と同じように用意しましたが、内心、ため息でした。

だって、これを皮切りに、冬に向けて「ドイツお菓子食い大会」が始まるんですもの。

この入学式のお菓子を食べ切ってやれやれと思った頃に、クリスマス前の「アドベント」という季節がやって来ます。この時期のドイツ人のお菓子消費量はすごい。子ども達はどこへ行っても、チョコレートだのクッキーだのをプレゼントされます。おまけに、これもまたしきたりとして、この時期にはどこの家でもクリスマスのクッキーやチョコレートなどを器に山盛りにしてテーブルの上に置いておく。午後のお茶にでも呼ばれようものなら、「どうぞどうぞ」とひっきりなしにお菓子を勧められます。

大人はいいんですよ。自分でセーブすりゃいいから。でも子どもって、目の前にあればどんどん食べちゃうじゃないですか~。

クリスマスが終わった、やれやれ、と息をつく間もなく、2月にはカーニバル。パレードでは「飴の雨」が降り、子ども達はビニール袋いっぱいに、それを拾い集める。カーニバルのお菓子がなくなる頃には、復活祭。イースターバニーやイースターエッグをかたどったチョコレート攻めです。

まあね。こういう行事のときのお菓子って、その昔、日常的には甘いものなんて贅沢で食べられなかった時代にお祝いのときだけとお菓子を食べた、その名残なんでしょうけど。でも、現代では毎日のように食べてるわけですからね、そんな必要はないと思うんですよ。

さらに!ドイツの学校には日本のように「学校にお菓子を持って来てはいけません」という決まりはありませんから、平気で持たせてる親が多いですよ。誕生日にはお母さんの焼いたケーキを持って学校へ行き、先生やクラスメートと一緒に食べるのが習わしです。

年がら年中、誰かしらの誕生日があって、そのたびにケーキやらお菓子を頂いて、夏は夏でアイスクリームをしょっちゅう食べる。

どこかで読みましたが、ドイツ国民の一人当たり年間砂糖消費量は日本人の2倍らしい.....
日本人だって、必要以上にお砂糖摂取してるはずですから、その倍っていうのはあまりにすごい。これじゃあ、ドイツに肥満児が多いのも無理ないわ。

よその家庭のことはよその家庭として、うちはなるべく食べさせたくな~い!

と言っても、これだけお菓子が氾濫している世の中、お菓子与えないっていうのも難しいんですよね。せめて、お砂糖かなり控えめのものをと思ってなるべく手作りしてるんですが、子どもは「母の手作りケーキ」よりも添加物いっぱいの駄菓子の方が良かったりして、頭痛い~。

寒い季節が近づくに連れ、お菓子の洪水といかに戦うかと、身構える母です。



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  1. 2006/08/28(月) 04:59:17|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:22
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コメント

肥満度2倍?

じゃあ、ドイツもアメリカみたいに肥満度が上昇中ですか? 

肥満大国アメリカ、ジャンクはいかんと思う人は結構増えてきたので、お菓子ばっかりの夜というのは一部の家庭みたいです。 でも、ちゃんとした食事でもハンバーガーにフライドポテトですから~。 

またお菓子の糖分も日本の何倍かなってな甘さだし、これで時間考えない人がいたら、そりゃ肥満大国になりますねぇ。 (糖分と脂肪のコンボの繰り返し)
  1. 2006/08/28(月) 08:45:36 |
  2. URL |
  3. すまいる #TwO4yE0Y
  4. [ 編集 ]

ドイツって

読んでいて、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家、なんてのを思い出しました。
このお話、ドイツですよね。
ちなみに私の息子が通っているインターナショナルスクール、学校の中の売店でお菓子とかアイスクリームを売っています。
息子を迎えに行くと、校門から出てくる半数以上の生徒は、お菓子を食べていたり、かき氷を食べていたり、コーラを飲んでいたり。
  1. 2006/08/28(月) 10:08:51 |
  2. URL |
  3. Toshi@タイ #EBUSheBA
  4. [ 編集 ]

ドイツのお菓子

お料理の本で紹介されているドイツのお菓子やパンは濃厚なお味で、憧れの的だったのですが、どっさりだされると確かにげんなりしますね。ホテルのケーキバイキングなんて、「いざ!」と思っても甘いものばかり、そんなに食べられるものではないし。フルーツなら何種類出されても嬉しいのですけど。
  1. 2006/08/28(月) 10:49:03 |
  2. URL |
  3. waremokou #-
  4. [ 編集 ]

すまいるさん

肥満度高いです。でもまだアメリカ人ほどではないかな。散歩の習慣などあって、アメリカ人よりは運動してるんでしょう。
  1. 2006/08/28(月) 14:31:31 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

Toshi@タイさん

学校で売っていれば、そりゃ食べますよね。

育ち盛りだからお腹も空くでしょうが、子どもの糖尿病、すごく増えているようなんですよ。
  1. 2006/08/28(月) 14:33:18 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

waremokouさん

ドイツには素朴な焼き菓子など、美味しいお菓子もいろいろあるんですが.....

お菓子を食べるのも生活の楽しみですからいいんですけど、ご飯代わりっていうのはどうも.....
  1. 2006/08/28(月) 14:35:27 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

同感です。

まったく、ビアンカと同感です。子供たち2人が、この8月からドイツ人学校に転校したので、日本人学校にいて、しばらくご無沙汰していた問題が又、浮上したところです。この前の父兄会でも、子供の誕生日のケーキを持たせてもいいかって、ある人がきいたら、強制はしませんが、持ってきたい人はどうぞ。私も大好きですからケーキ。とか担任の先生いってました。はっきり、禁止してくれればいいのに!ドイツに400万人の糖尿病患者がいるのも,不思議じゃないですよね。
  1. 2006/08/28(月) 19:19:48 |
  2. URL |
  3. とんちんかん #-
  4. [ 編集 ]

長くてすみませ~ん

お菓子が食事代わり、はいいはずありませんよね~。
でも!甘いもの自体に関しては、私はドイツに来てちょっとほっとしたぐらいなんですよ。
フランスのは、市販のお菓子も、ママの手作りお菓子ももっと甘かったんです。
私はたった1切れでも、甘すぎて食べきれないということが多々ありました。

ドイツでいうところのフリューシュテュック(学校に持っていくおやつ)も、ほとんどがチョコレート関係のお菓子。
とにかく、チョコレート関係のものが多いんです。
で、「100%バター使用」というのが宣伝文句ですから、バターの量もたっぷりです。
無精者の私が、細々ながらお菓子作りを始めたのもこれが理由です。

ただ、夕食は軽めとはいえ、ビアンカさんのおっしゃるドイツの様子よりは、重視されているかな?

で、一度、何でこんなに糖分を摂るのかを考えてみたんですよ。
「デザート」という習慣も含めてね。
こちらの食事はさまざまですが、ほとんど料理に砂糖は使いませんよね。
そのせいもちょっとあるかな?と思うんです。

そして、このバランスは塩分にも言えるかもしれません。
日本は塩分の摂取量が多いと言われますが、それは「おかず」の塩分であって、主食である「ごはん」には、パンと違って塩分は入りません。
(ちなみに、塩分摂取量が多いという理由が考えられている「胃がん」も実は沿う塩分摂取量というよりは、塩分濃度が問題だという説もあります。)
だから、結果としてはそれほど塩分摂取量は変わらないのではないかと。
イタリアのトスカーナあたりのパンには、塩が入っていません。
でも、レストランでも招待された家でも、料理の味付けはかなり濃いものでした。

いずれにせよ、気候や習慣の違いを差し引いて考えても、日本の栄養バランス感覚は、優秀じゃないかと思ってしまいますね。
  1. 2006/08/28(月) 19:28:10 |
  2. URL |
  3. 麻 #-
  4. [ 編集 ]

大人の肥満もですが、子供の肥満がドイツでは大きい問題になっていますよね。拝見して、親の食の意識を改善しない限り無理だろうな、と思いました。街で見かける家族など、親が肥満だと子供も肥満ですね。そして、注文するものを見て納得したりします。

全ての面で、日本の食べるものってドイツよりずっと健康だと思います。
  1. 2006/08/29(火) 01:25:08 |
  2. URL |
  3. nyf1403 #-
  4. [ 編集 ]

とんちんかんさん

やっぱりそう感じますか。自分のうちではなるべくお菓子は控えめにと思っても、おつきあいがあると思うようにも行きませんね。

ドイツはベビーフードからして、夕食メニューはチョコやバニラ味のお粥だったりして、そもそもの感覚が違うなと思います。
  1. 2006/08/29(火) 04:40:34 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

麻さん

フランスではもっと凄いのですか~。

朝っぱらからチョコなんてって思うけれど、ドイツの人は「でも鉄分が豊富で体にいいのよ!」って反論されませんか?確かに栄養もあるけど....

日本料理、確かにほとんどにお砂糖入ってますよね。塩分のことも、「塩味」の濃さと総摂取量は確かに違うでしょうね。
  1. 2006/08/29(火) 04:43:52 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

nyf1403さん

そうなんですよ。明らかな肥満一家が大盛りパフェやらフライドポテトをパクついているのを見ると、余計なお節介ながら、「その食生活でいいと思っているんですか?」と質問したくなってしまいます。

日本では学校給食があるから、少なくとも一日一度はバランスの取れた食事ができますし、学校で栄養のことも教わりますよね。それがないドイツでは、親次第ということになって、悲惨なケースもありますね。
  1. 2006/08/29(火) 04:48:29 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

イタリアでも、
「朝、糖分を摂るのは脳に素早くエネルギーを送るため。実に理にかなっているのだ。」と言われます。
ごはんなどの炭水化物だって、糖質に変わるんだけどなあ。ぶつぶつ。
  1. 2006/08/29(火) 05:11:03 |
  2. URL |
  3. 麻 #-
  4. [ 編集 ]

まもなくシーズン

ビアンカさん、コンバンハ。
お菓子漬けのドイツ、同感です。
私も相当甘いものが好きですが、それでもビックリするほどです。
9月になったらもうスーパーにはクリスマス用のお菓子が並ぶでしょ。
それらのお菓子はクリスマス前にはもう売切れてしまうと言う・・・。
聖マーティン祭、それに最近はハロウィンまで進出してきましたし、ニコラウス、そしてクリスマスと、もうこれからの時期、コワイです。
私も出来るだけ子供をこのお菓子の洪水から遠ざけたいと思っています。
  1. 2006/08/29(火) 07:18:04 |
  2. URL |
  3. トミ子 #8v95ZXe6
  4. [ 編集 ]

一応家内が、

頑張ってます、子供たちのお菓子コントロール。

次男は幼稚園年少なのでまだまだ親の管理下ですが、小3の長男は既に管理の包囲網から外れることが多いです。

彼の学校にも食堂みたいなものがありますが、もちろん、「これでもか!!」というぐらいお菓子なども売っています。

なるべく家からお昼と水筒を持っていきますが、ときどきお金だけを持たせたりもします。すると、ご飯物は買わずにお菓子と炭酸飲料のみを購入。

だからと言って、毎日必ずお昼持込も芸がなく、やはり『お買い物』も勉強させたいと。で、結局は原始的に、「絶対、あれやこれは買っちゃ駄目だ!」とうるさく言ってお金を持たせます。で、帰宅してからお菓子を買った彼をまた叱る。

ホント、これの繰り返しです…・・・・。
  1. 2006/08/29(火) 14:25:46 |
  2. URL |
  3. RYO #-
  4. [ 編集 ]

麻さん

栄養学の常識も、国によって結構違うからとまどいますね。

日本ではとにかく「塩分控えめに!」ってうるさく言いますが、こちらでは「コレステロール過多になるから、卵は毎日食べるな!」と.....

日本ではチーズやバターなどをあまり採らないから、卵をたくさん食べても大丈夫、とか、そういうことなのでしょうか。
  1. 2006/08/29(火) 15:33:21 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

トミ子さん

もうすぐですよね、プリンテン登場は。秋の間中クリスマス菓子を食べて、クリスマスにはもう見るのも嫌!っていう変な現象がありますよね。

日本でも、ひな祭りにはひなあられ、五月の節句にはかしわ餅、というように季節のお菓子を食べますけど、ドイツのは量がハンパじゃないですもんね。

虫歯や肥満、糖尿病も心配ですが、味覚もおかしくなっちゃいそう!?
  1. 2006/08/29(火) 15:39:24 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

RYOさん

バリ島でも、学校でお菓子を販売するのですか~。

どこの国でもそうだと思いますが、子どもが喜びそうな駄菓子をどんどん商品化して、子ども相手に商売しますよね、企業は。まったく、もう。
  1. 2006/08/29(火) 15:48:03 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

お菓子、我が家では金曜日をお菓子デーとしています。週末は臨機応変に。月曜から火曜は絶対お菓子はたべてはいけない日なのです。これをはじめただけでも、親の体重が少し減りました。
  1. 2006/08/29(火) 23:02:55 |
  2. URL |
  3. Kiasu #-
  4. [ 編集 ]

おお~!それはいいことを聞きました。うちも「お菓子なしの日」を導入しよう。我慢したからこそ、お菓子も美味しく頂けますしね。

私の体重も減らさないと......
  1. 2006/08/30(水) 02:57:39 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

なるほど、そういうことですか。
それでどんどん肥満が問題になってきているんですね。
スイスでもそうですけど。
  1. 2006/08/30(水) 05:52:15 |
  2. URL |
  3. Michiaki01 #-
  4. [ 編集 ]

michiaki01さん

今日新聞で読んだところによると、ドイツでは就学の時点で子どもの八人に一人が肥満児だそうです。それを解消するのに、多額の税金を投入するとか......

なんだかなあ~。
  1. 2006/08/31(木) 03:52:28 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
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