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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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カプートの日常

前エントリーでバカンスについて書きましたが、ここブランデンブルク州では6月の半ばにはもう学校が夏休みに入ります。そう、もうじきバカンスシーズンに突入。多くの人がバカンス計画を練るのに忙しいんでしょうね。

我が家は。。。今年はバカンスなしです。引っ越しのため、金欠&暇なし。

しかし、なにを隠そう、我々の住むカプート村はバカンス村。夏になると観光客で結構賑わうようです。毎日、息子はフェリーで湖の向こう岸に渡って学校に行くのですが、5月に入ってからはフェリーの待ち時間が増えました。モーターボートやカヌーや遊覧船が行ったり来たりするので、それらの通るときにはフェリーは渡れません。

朝っぱらからカヌーを漕いでいる人を見ると、あまりにのどかな光景に「これって現実なんだろうか!?」と思ってしまうほどです。ときどき岸辺を泳いでいるカモがフェリーに乗り込んでくるんですが、昨日などは私の車の上に飛び上がって、フロントガラスの真ん前に座りました。私の方を見て「クワックワッ」と鳴くのを見て、地球の反対側では一分半ごとに来る電車に乗れるか乗れないかという熾烈な戦いが繰り広げられているんだよな~と、本当に不思議な気がしました。

カプートにはカプート城とアインシュタインの別荘という見所があります。まあ、必見って感じではないですが。でも、湖で泳いだり、釣りをしたり、サイクリングをしたりしてのんびり過ごすにはいいところだと思います。野外コンサートなども催されますよ。

古都ポツダムから車で10分ほどのところにあって、環境がいいのに一般にあまり知られていないのは、やっぱり「旧東ドイツ」だからでしょうか。ええ、道路はボロボロです。建物もまだボロボロのが結構残っています。でも、想像していたような気が滅入る感じではないんです。共産主義の象徴とも言えるPlattenbauという高層団地があるのは都市部で、田舎の方はボロッちいと言えばまあそうだけど、どことなくノスタルジックな素朴な感じもして、西側のピカピカの田舎とはまた違う雰囲気。

この村に来てびっくりしたのは、「安息日の日曜日には仕事をしない」ということにあまりみんなこだわらないらしいこと。西側でも都市部ではいろんな人がいてそれぞれですが、夫の両親の住む村などでは、日曜日に庭仕事なんてしていると近所に顰蹙を買います。しかしこちらでは、みんな日曜日に外に出て何やらガタガタ作業をしています。長く続いた共産主義の間に、キリスト教の伝統が薄れたということなのかよくわかりませんが。

カプートに住んでいる日本人は、多分私だけ。でも、じろじろ見られたりしたことはないし、嫌な空気を感じたりもしないです。でも、すでに存在は知れ渡っているらしく、先日、近所の床屋に息子を行かせたら、「ぼうや、日本から来たんだってね~」と言われたそう。

いまのところ至って平和な日常です。ただ、一つだけ気に入らないことが。ポツダムに出ると、建物のいろんな所にスプレーで落書きしてあるんですよね。アートではなく、変な言葉が書いてあります。いちいち読みませんけど、視界に入るとどうも気が滅入ります。それから電車の窓という窓に引っ掻き傷がついてる。

なんでそういうことしますかねー。公共の物を故意に傷つけて楽しいのでしょうか。よくわからない心理です。もっとも、ここに限ったことではなく、前に住んだケルンやフランクフルトでも見ましたが、こっちの方がさらに凄い気が。やだな~。

まあ、そんなマイナス面もありますが、それ以外はなかなかいいところなので、みなさんバカンスにいかがですか?

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  1. 2006/05/21(日) 06:09:20|
  2. 日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
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コメント

なんだか、とってもよいところに住めて、うらやましい。バカンスもいいけど、そろそろWMです。そちらでも、日本人観光客がベルリンに泊まったついでに来るかもよ?
そうですね、ドイツで公共のものがいつも汚いか、壊れているのは気がめいりました。どうしてかなあ?自動販売機が日本のように普及しないのには、それも原因の1つだと想像してます。公衆電話だって、しょっちゅう壊れていたよね。電車の切符買う自動販売機も。何か怒りやストレスの捌け口にしちゃうのかな?
日曜日に庭仕事していると顰蹙買うというのがおかしいですね。気づきませんでした。自分ものんびりしちゃっていて、何もしなかったからかも!?日本やアジアの国にいるときのように、さあ日曜だ、買い物に行こう!というのができないのは不便でしたけどね。
  1. 2006/05/21(日) 07:55:24 |
  2. URL |
  3. Sue #-
  4. [ 編集 ]

環境のいいところでお子さんに安心ですね。フェリーで通学なんて想像もつきません。

日本では物騒なニュースばかり。さすがに子供を持つ身としては、今いるシンガポールの環境には文句はいえません。

ところでポツダムのほうだとネオナチなどのグループがあって、彼らの人種差別的な行動に気をつけなければならないと聞いたことがあります。実際はどうなんでしょうか?
  1. 2006/05/21(日) 08:43:09 |
  2. URL |
  3. Kiasu #-
  4. [ 編集 ]

Sueちゃん

日本人は日本語のガイドブックに載っていないところには来ないから、来てもポツダムまでみたい。

ほんと、ドイツの公衆電話は使えなかったよね。故意に壊すのとは違うけど、銀行のATMもよく故障してるな~。

前に住んでいた時は、「日曜日に買い物できないのは不便!」ってすごく思っていたけど、今では土曜日は夜まで開いているお店も増えて、だいぶよくなってます。10年以上前は大変だったよね~。

今はむしろ、年中無休、24時間フル稼働している日本に住んだ後なので、週に一度くらい何もしない日があるのもメリハリがあっていいのかな、という気もするの。
  1. 2006/05/21(日) 16:51:49 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
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Kiasuさん

身のまわりでは危険を全く感じませんが、右翼グループというのは実際にいるらしいです。先日ポツダムで右翼がらみか?という物騒な事件がありました。しかし界隈での出来事に詳しいタクシーの運転手さんの話では、報道されていることと実際の経緯は随分違うようです。用心するに越したことはないでしょうが、かなり脚色して報道している部分もあるかもしれません。

ネオナチと関係なくても、日本と同様、ドイツでも青少年の犯罪が増えていることは確かなようなので、なおさら環境は気になりますね。
  1. 2006/05/21(日) 17:06:44 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #ybymJ0xc
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こんにちは。
日曜日に庭仕事をすること、私達が暮らしている場所では普通、考えられません。少なくとも芝刈り機の音をさせるのは、まず、無理です。でも、植木鉢に植えたりとかは、私はやります。
やはり、キリスト教との縁がない時代があった、というのはおおきいのでしょうか。教会はありましたけどね~。

東ドイツにスキー休暇にいった日本人の友達は、とてもよかった、って言っています。お値段も安いし、宿もとても親切だったと喜んでいました。私は、統一前のLeipzigやHalleで嫌な思いをしたことが何回かありましたし、壁崩壊直後の東独の人間から嫌がらせの言葉を西ドイツでかけられたりしたので、今でも元旧東独へは偏見があります。自分でもこういう自分がいやなんですけどね。
  1. 2006/05/21(日) 22:51:07 |
  2. URL |
  3. nyf1403ナオチャン #IP/sRWwE
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nyf1403ナオチャンさん

今日(日曜です)、ポツダムへ行ったのですが、飲食店以外にも開いている店があったのでびっくり仰天しました。店主に聞くと、「開店許可の申請をすれば、日曜でも店を開けていい」と言っていました。私の知らない間に法律が変わったのでしょうか、それとも東では規制が緩いのでしょうか?

実際に嫌な目に遭うと、どうしてもイメージが悪くなってしまうものですよね。東側に留学していた複数の日本人からも、あまり楽しくない話を聞いたことがあります。やっぱり外国人に反感を持っている人もいるんですね。大部分の東独市民はそうでないと信じていますが。
  1. 2006/05/21(日) 23:34:08 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
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確かに開店法は変わったと思います。でも、去年の一月に聞いたときは「飲食店なら日曜でも開店できるけど、その登録していないから」って、立ち飲み珈琲屋さんが言っていました。ここは、珈琲豆を売る、という販売業だからだって。東はやはり、キリスト教の影響は西よりは少ないと思うんです。だから、日曜開店に抵抗が少ないのではないでしょうか。

東独市民がそうではない、私が遭遇した人間がたまたまそうだったんだ、と理性ではわかっているんです。でも、感情が言うことを聞いてくれません。日本人だって、アジア人への差別がひどいじゃないか、と思うのですけどね。統一後の東にいっていないというのも原因かもしれません。
  1. 2006/05/22(月) 03:12:51 |
  2. URL |
  3. nyf1403ナオチャン #IP/sRWwE
  4. [ 編集 ]

ヨーロッパの町で見かけるあのスプレー落書き、たまに凄いアートになってるのもありますけど、やっぱり汚いですよね。特に差別的な言葉とか書いてあったりすると、なんともやりきれなくなります。

この辺りでは、日曜日は絶対教会という人から、庭仕事や車の手入れまで、色々です。芝刈り、全然おっけーですよ。
  1. 2006/05/22(月) 08:46:14 |
  2. URL |
  3. LiLA管理人 #-
  4. [ 編集 ]

気になりますよね!

当たらし環境。特に子供連れには気になりますよね!! でも、良いところで良かったですね。それと、落書きとか、ホント、意識的にも無視するようにしたいですね。こういうのって、きっと、日本にでもあるのだろうし、どこへ行っても完璧な環境獲得は難しいでしょうし、まずは合格点ですよね!
  1. 2006/05/22(月) 12:15:59 |
  2. URL |
  3. RYO #-
  4. [ 編集 ]

nyf1403ナオチャンさん

キリスト教の伝統が薄いことがいいことなのか、それとも望ましくないことなのか、私にはよくわからないのですが、きっと南ドイツのカトリックの人達とこちらの人達では、考え方が随分違うんでしょうね。
  1. 2006/05/23(火) 00:10:50 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

LiLA管理人さん

アメリカも場所によって、いろいろ違うんでしょうね。ユタなどでは日曜日に庭でバーベキューしながらビールで乾杯!なんてのも、いけないのでしょうね、きっと。
  1. 2006/05/23(火) 00:13:21 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

RYOさん

そうですね、完璧を求めていたら住むところがなくなってしまいますし、みなが同じところに集中するわけにもいかないから、自分なりの条件に合ったところに住めたらそれだけで幸せですね。

  1. 2006/05/23(火) 00:17:37 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
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