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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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全日制の学校

慣れないドイツ車で息子の学校の送り迎えをしたら、すごく肩が凝ってしまいました。自転車でも通える距離なんですが、息子の自転車は引っ越し荷物の中。コンテナが到着するまでのあと2週間は送り迎えの毎日です。

授業は14:30まで。ポツダムのモンテッソーリシューレは全日制の学校です。学校が全日制なのは当たり前じゃないか、と日本にいる方は思うでしょうけれど、ドイツではそうではありません。ドイツの学校は基本的には半日制、つまりお昼で終わり。息子が以前通った公立小学校もそうでした。一年生はなんと11:40に授業が終わっていたため、息子は12時前に家に帰ってくるのでした。給食はありませんから、ご飯は家で食べます。

授業時間が短いだけでもびっくりでしたが、もっと驚いたことに、学校へ行ったと思ったらすぐに帰って来たということもしばしばありました。授業がよく休講になるのです。理由は先生が病気だからとか、暑すぎて授業にならないとか。何の前触れもなく、子どもは予定より早く家に帰って来ました。

これには困りましたね。ただでさえ短い「子どものいない時間」。この時間をあてにして、買い物やお役所や医者や美容院などへ行く予定を詰めているのです。仕事を持つ母親もいます。休講で授業時間が減ることはともかくとして、少なくとも預かると決めた時間内は責任を持って預かってくれないものかと思ったものでした。日本では子どものいない間に専業主婦のお母さんたちが一緒にランチをすることもあるなんて聞いて、「いいなあ」と密かに羨んだりしたことも。

「日本では子どもは午後3時くらいまでは学校にいます」と言ったら、
「そんなに長時間勉強させられるなんて可愛そうね」と同情する人が年配のドイツ人には多かったですが、同年代のお母さん達の中には、
「いいわね。ドイツも学校を全日制にすべきよ」と言う人も結構いました。実際、ドイツでは全日制の学校を作ろうという動きが高まっているようです。

ですから、今の学校が全日制で嬉しい。もちろん、単に拘束時間を長くするというだけなら、子ども達が可愛そうかもしれませんが、内容が充実しているなら、早く帰って来てゲームボーイばかりに興じているよりいいと思うので。

息子が通っている学校では、放課後にいろいろなアクティビティが用意されていて、好きな活動に参加できるようになっています。日本で言うと「部活」ということになるでしょうか。しかし、一つの部に所属して毎日練習というのではなく、月曜はこれ、木曜はあれ、というふうに複数選んで半年間継続して受講する、むしろ習い事に近い感じのようです。

資料によると、現在あるコースは
 
コーラス、パソコン、自転車組み立て、映画/ビデオ撮影、写真、園芸/ビオトープ造り、楽器、陶芸、料理、美術、サイエンス、チェス、学校新聞、HP作り、スポーツ(体操、ダンス、武道、カヌー、フェンシング、水泳)、外国語(フランス語、スペイン語)、演劇、サーカス、カヌー作り、メソッドトレーニング、工芸、ヨーガ、男の子クラブ、女の子クラブ

「メソッドトレーニング」というのが内容不明ですが、結構いろいろあるなと思います。「サーカス」って、どんなことやるんでしょう。。。。

今学期は中途半端なので、息子が参加するのは来学期からになりますが、彼の好きそうなものがたくさん。これらのコースは、学校の先生が受け持つものもありますが、多くは外部の組織から先生が出張でやってきます。ピアノの先生も学校に来てくれるそうです。生徒達は最長17:00まで、学校にいられます。(強制ではない)

子ども達の習い事の送り迎えであっちへ行ったりこっちへ行ったりしなくて済むと思うと、ホッとします。

もちろん、放課後を習い事で埋め尽くさなければならないということはありませんし、特別何も習わなくても、自由に遊ぶのだっていい。むしろ、自由に遊ぶ時間がたくさんあったほうがいいと思う。けれど、どうやらドイツも、放課後に近所の子ども同士が往来に集まって遊ぶ時代は終わり、複数の習い事を母親がスケジュール管理するようになりつつあるようです。先日来た親友も、「子どもの習い事オーガナイズでストレスが溜まっちゃって。。。」とぼやいていました。

ドイツの学校も、これからだんだん変わって行くのかもしれません。



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  1. 2006/05/03(水) 06:48:57|
  2. モンテッソーリシューレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12
<<言うことを聞かない子 | ホーム | 子どものありのまま>>

コメント

放課後のアクティビティが楽しそうですね。サーカスの他にもどんなものか知りたくなるのがたくさんあります。
カヌーつくりとかヨーガを学校でやるのは意外です。男の子クラブ、女の子クラブって何でしょう?
  1. 2006/05/03(水) 20:58:44 |
  2. URL |
  3. 脳天気 #lA3BLie6
  4. [ 編集 ]

サーカス

こんにちは。甥も9月でモンテッソーリの3年生、弟も入学です。
サーカス・・たぶん、お手玉とかをやったり、玉乗りとかをやってみるんじゃないでしょうか。モンテッソーリのではないですが、イースター休暇中、この甥二人、サーカスというイベントにいって、そういうのを体験していました。
Bambergは4年生で終わりだそうです。10年生までという動きはあるけど、家の子には間に合わないって義弟が話していました。
  1. 2006/05/03(水) 23:45:48 |
  2. URL |
  3. nyf1403 #-
  4. [ 編集 ]

脳天気さん

カヌーを作るって、大がかりですよね?男の子、女の子クラブって、気になります。自転車組み立てっていうのも、よくわからない。。。
  1. 2006/05/04(木) 13:23:08 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

nyf1403さん

バンベルクではモンテッソーリは公立校ですか?先日、ミュンヘン出身の人から、バイエルンではモンテッソーリは公立校をして認可されていないので、お金持ちしか通えないのだと聞きました。

ポツダムのこの学校、改革はまだ終わりじゃないそうです。音楽室やマルチメディア環境の図書室、演劇室など作る予定のようですが、うちの子ども達に間に合えばいいなと思います。
  1. 2006/05/04(木) 13:27:46 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

私立校です。でも「お金持ちしか」というのは、正しくないです。義弟夫婦は、はっきりいって貧しいですよ。それでも、何とか払える金額のようです。もちろん、裕福な家庭の子供もいるでしょうが、甥の友達は全く普通の経済状態の家庭のようでした。
規模が小さいですから、入学するのは狭い門ではあるようですね。兄弟がすでに通っている子供は優先的にプラッツをもらえるようです。
  1. 2006/05/04(木) 14:49:44 |
  2. URL |
  3. nyf1403 #IP/sRWwE
  4. [ 編集 ]

nyf1403さん

ということはBW州では認可されていないのですね。ドイツは州によって教育事情が異なりますよね。

こちらの方では、小学校は6年生までだそうです。知らなかったのでびっくりしました。
  1. 2006/05/04(木) 20:05:53 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

学校にいる時間

イタリアも短いようです。
家の近くに高校があるのですが、12時や1時頃には下校しているのを見ます。
宿題とかもないようだし、ほとんどのイタリア人は熟や習い事もないようだし、クラブ活動でスポーツなんてのもないようですし、バイトもしないようですし...何をしているのでしょう...
  1. 2006/05/05(金) 03:50:57 |
  2. URL |
  3. yuranoto #-
  4. [ 編集 ]

yuranotoさん

イタリアもそうなのですかお昼ご飯がメインの国はお昼は家で、という考えが根強いのでしょうか。ドイツの子どもは習い事は結構しているみたいで、「公文教室」もだんだん広まりつつあるようです。
  1. 2006/05/05(金) 18:13:38 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

ルームメイトの奥さんは政治家なんですが、「ドイツでは母親が仕事を持つのがとても大変だ。」と散々聞かされています。半日の学校の後にお昼を食べさせて、音楽学校、スポーツ教室、、などなど送り迎えしなくちゃいけなかったら確かに仕事なんてやってられないですよね。
全日制の学校が増えているということは、少しずつ変わっていっているのでしょうね。
  1. 2006/05/06(土) 18:32:45 |
  2. URL |
  3. TLJG #-
  4. [ 編集 ]

TLJGさん

そうなんですよね。ドイツでは三年間の育児休暇が取れますが、その後職場に復帰できても、子どもを預ける場所がないからという理由で結局半日勤務に変えてもらう人が多いようです。

それに妻が働く場合、税金がすごく高くて、子どもを預けてまで働く経済的メリットがあまりないという愚痴もさんざん聞きますね。
  1. 2006/05/07(日) 17:55:52 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

バリ島でも

学校での拘束時間は短いです。一応私立に通う小2の長男は、11時20分に終了。お昼はもちろん自宅です。この記事を読ませていただいて感じたことは、拘束時間がどうのこうのより、放課後のプログラムの豊富さです。しかも、外からスタッフを迎えているなんて! 長短はあるかもしれませんが、個人的にとても興味をそそられるプログラムです。
  1. 2006/05/10(水) 18:46:51 |
  2. URL |
  3. RYO #-
  4. [ 編集 ]

RYOさん

バリの学校も短いんですね。朝は早いのでしょうか?制服を着て、箒を持参で登校するバリの子ども達が印象に残りました。
  1. 2006/05/11(木) 15:36:03 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

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