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私の両親は子どもの前ではお金の話をしない夫婦で、子どもの頃、「これ、いくらしたの?」と聞くと、「子どもがお金のことなんか聞くんじゃない」と叱られました。
ですから、私もなんとなく、子どもの前でお金のことを話題にするのには抵抗があって、お金の教育というのは今のところしていません。
息子にはわずかながらお小遣いを与え、出納記録をつけるように指示はしています。しかし、息子はお金にも物にもあまり興味のない子で、お小遣いを使わないので入金はあっても支出はなし。しかも、お小遣いを貰いに来るのを忘れることが多い。私も忘れているので何週間もお小遣いなしということがしょっちゅうです。
ですから、お小遣い制度は何の役にも立っていないような・・・・・
お金のやり繰りにとてもしっかりした方から、こう聞きました。
「
子どものうちから、きちんとお金のことについて教えておくのはとても大事なこと。将来子どもが独立したときに、何も知らない、わからないでは可哀想」
なるほど、それもそうだなと思いました。
私が大学生の頃のお金の管理って、すごくシンプルでした。月々の支払いは、家賃と公共料金と電話くらいのもので、「これだけ使ったから、これだけ払いなさい」と書かれた用紙を持って払い込みに行く。それだけ。
でも、今は銀行引き落としやカード買い・ネットショッピングが普及していますし、電話の請求書なんかも何種類もあって、ナニナニ割引だのセット価格だの複雑で、すぐにわけがわからなくなります。
私の時代にも既にローンで買い物し過ぎて借金地獄に嵌っている学生が結構いたみたいですし、今なんて小学生でも株をやるそうで(信じられませんが)、お金にしっかりしていないためにとんでもない状況に陥るリスクはかなり高いのかもしれません。
そんなことを考えていたら、友達がこういう本を貸してくれました。
子どものお小遣い練習帳 - おこづかいをもらおう!おこづかいをあげよう!著者はアメリカ人。この本の提唱するお小遣い制度とは、子どもの分担する家事の一つ一つに金額をつけ、子どもがその仕事をきちんとした上で相当分の報酬を与えるというもの。「庭の水遣りはいくら」「皿洗いはいくら」とあらかじめ決め、「契約書」を交わし、契約の通りに仕事をしなければお小遣いは貰えない。
へ~~~~~~~~~。
最初はちょっと違和感でした。だって、家の手伝いってするのが当たり前。お金をくれるからするなんて、変。
そういえばアメリカ留学中、子どもが近所の家の芝刈りだの犬の散歩だのベビーシッターをやってお小遣いを稼いでいるのを目にしました。また、学校の資金集めのために生徒に小物を売らせるというのもあって、びっくりしたものです。その時期になると、生徒達が商品の箱を抱えて校内や近所をウロウロし、買いたくもないキャンディ・バーやマスコットを買わされたこともありました。
私にはピンと来ない習慣だったのですが・・・・
しかし、上記の本では「お金をくれるから働く」のではなく、「
家族としての責任を果たしたからお小遣いがもらえる」と考えるのだそうです。契約書を交わすなんて大袈裟なことをするのも、自分の仕事を責任を持ってやるようにするため。
「やりなさい」と親に言われたから、仕方なく、いい加減にやるのではなく。
そうか、そういう考え方もあるんですね~。思いつきませんでした。
私自身は、「金は天下の回り物」と感じるタイプで、明日お米を買うお金もないとなれば必死に金策を練りますが、そうでなければお金のことは考えるのをやめてしまいます。貯めたいという気持ちも沸いてこない方です。
しかし、いけないんでしょうかね。そんなことでは。
10歳になった息子のお金教育をどうするか、今ちょっと思案中です。
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- 2006/02/25(土) 09:22:29|
- 日常
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| トラックバック:0
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| コメント:13
かなり邪道かもしれませんが、学校での小テストとかで満点取ったらお小遣いあげています。そのほかにも、毎日学校の食堂で飲み物や食べ物買うように少しお金を持たせているので、満点賞金と毎日の食費代の残りなどはきちんと家で貯金させています。
- 2006/02/25(土) 16:49:43 |
- URL |
- RYO #-
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私も子供のころ、お小遣いもらったらお小遣い帳をつけなさいと母に教育されましたが、つけてただけでどうそこから何を学んだかは今考えてもよく解りませんです。
今、MS Moneyなどソフトを使って家計管理し、お金の使い道計画をたてるくらいだから、きっと母の教育は良かったのですかね。 貯蓄はしたくても今ないんで、効果はなかったのかも。
- 2006/02/26(日) 11:13:25 |
- URL |
- すまいる #TwO4yE0Y
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私も中学生の頃は、親に「テストで○番取ったらレコード買ってやる」なんて言われて、張り切って勉強しました。
お子さんには本人名義の口座があるのですか?
- 2006/02/26(日) 21:43:42 |
- URL |
- ビアンカ #JeDKLqWY
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私も一応、お小遣い帳つけてました。あまりお金にキッチリとした人間にはならなかったんですが、借金してまで買い物をした経験もありません。
単にそういう性格なのか、親の指導の結果なのか、よくわからない・・・
- 2006/02/26(日) 21:47:59 |
- URL |
- ビアンカ #JeDKLqWY
- [ 編集 ]
私のブログへのコメント有り難うございました。
またよろしくお願い致します。
ちなみに私は商売人の子供のため小さい時から親が一生懸命お金を稼ぐ姿を目の当たりにしておりました。
特に何も親からは教えてもらった事はないですが、その後ろ姿でお金のありがたみ、怖さを自然と学ばせてもらったように思います。
子供はやはり親の姿を見てるんですね。
- 2006/02/27(月) 21:28:04 |
- URL |
- 香港太郎 #-
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小学生のとき夕ご飯後のお皿洗い、一回につき50円という形でおこずかい(?)をもらっていました。たぶん、普通のおこずかいもあったとおもいますが。
働いた分だけ稼げる、的精神はこのときに培ったと思います(笑)。
あたしも今、家計簿ソフト使ってつけていますが、役に立っているのかどうか不明です。母もおおざっぱな人だったし……。
- 2006/02/28(火) 05:36:17 |
- URL |
- アキツ #tY2oADrk
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なるほど、家庭が経済活動の場だと、それは勉強になるでしょうね。
引越し、お互いに頑張りましょうね。
- 2006/02/28(火) 09:43:09 |
- URL |
- ビアンカ #JeDKLqWY
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何もしないのに貰えるっていうのは、あまりよくないのでしょうかね~。
うちも仕事&報酬制度を導入すべきか、迷います。
- 2006/02/28(火) 09:44:24 |
- URL |
- ビアンカ #JeDKLqWY
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私は子供から言われたあることがきっかけでお金教育をはじめました。
それは、ATMの前で「お父さん、お金もらってくるの?」っと言われたこと。子供からしたらお金が無制限にでてくる不思議な機械だったんでしょうね。
- 2006/03/01(水) 00:28:57 |
- URL |
- Kiasu #-
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私の親も「子供はお金の話をしてはいけない」と言う人でした。「欲しいものがあったら、いっしょに行って買ってやる」といって、お金を持たせてもらえませんでした。
あの時期に、きちんとお金のことを教育されていたらよかったのに、と大人になってから、よく思いました。一生お金と関らずに過ごすのは、絶対に無理ですから。
- 2006/03/01(水) 12:45:08 |
- URL |
- 脳天気 #-
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なんだか私は、この年になってもお金に対する嫌悪感のようなのが残っているんです。
でも嫌いだからといって係わらないわけにはいきませんしね。金金とは言いたくないけど、しっかり管理する能力も必要なのでしょうね。
- 2006/03/01(水) 20:41:29 |
- URL |
- ビアンカ #JeDKLqWY
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