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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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嬉しいようなショックなような・・・

今日の午後、来年度小学校一年生になる娘を「就学時検診」に連れて行きました。最寄の小学校の検診日は日程の都合がどうしても合わず、市内の別の小学校へ行きました。

子どもが検診を受けている間、校長先生のお話がありました。娘が通う学校ではないので、最初、それほど積極的に聞こうという気持ちではなかったのですが、先生が話し出したら、しだいに惹きつけられていきました。

内容は「現代の子育てにおいて何が重要か」というもので、まず、最初に「日常生活が高度に機械化され、知識が専門化・再分化されていく中で、生活リズムが人間の遺伝子に組み込まれた『内なる自然』に沿った生活リズムからどんどんかけ離れていっている。果たして子どもはそれに耐えられるのか疑問である」というところから始まって、「便利・快適・目先の利益などにとらわれず、何が本当に子どものためになるかを見極め、生活のありかたを考え直そう」というのが結論でした。

具体的には、早寝早起き、ディズニーランドなどの出来合いのレジャーにばかり頼らず生活の中で親子でいろいろな体験をすること、正しい食生活をすること、などが例として挙げられました。

そして、「昨今の研究で、食生活と精神的な問題との関係や、テレビやゲームが脳に与える影響など、すこしづつ解明されてきているが、まだまだ不明な点が多い。しかし、因果関係が明らかになるのを待っていては今の子どもには間に合わないかもしれない。理性で判断することはもちろん大事だが、本能的にこれはよくないのでは?と思うことがあったら、自分の感覚を信じて悪そうなものは避けるということも必要だ」と締め括りました。

そうかそうか、なるほどな。この校長先生、いいこと言うな~と思って聞いておりました。

が、しかし!いいお話が聞けてよかったと思う反面・・・この話をする校長先生の態度にいささかショックを受けました。

なんというか、あまりに腰が低いのです。

「私のようなつまらぬ者がこんなことを申し上げるのは大変失礼と承知しておりますが・・・・」
のような発言を、繰り返すんです。

親に遠慮しているのが明らかです。

あくまでも個人としてのたわごとをお聞き頂くって感じで、
「どうしてそんなに気を遣う!?」
って、びっくりしました。

世の中の親って、そんなに怖いんでしょうか。今の時代、校長先生すら、言いたいことを堂々と言えないのでしょうか?

学校を率いる存在なのだから、理念やコンセプトがあって当然だと思うのですが。威張る必要はないだろうけど、自分の考えは堂々と述べ、噛みつく親がいたってドンと来い!とはならないのかな。

なんだかな~。

多様性とか、個人重視とか、いいと思いますけど、何もそんなに遠慮しなくても・・・

日本の未来はどうなるのでしょう。

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  1. 2005/10/19(水) 17:04:29|
  2. 日常
  3. | トラックバック:3
  4. | コメント:4
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コメント

思うに・・・

腰が低いというか、教育を所管するお役所の意に沿わないことを云いさしているのではないでしょうか。

各家庭の最低限の生活レベルを考えるとき教育というのは大変な負担かもしれません。
多様性、個性などはそうした環境では維持できません。その辺りに触れるような内容のようですから用心の上にも用心を重ねているのではないかというような感想を持ちましたが・・・。
貧困の経験は嫌になる程ありますがそのせいでひねくれた考え方になっているかもしれません。
  1. 2005/10/19(水) 18:36:39 |
  2. URL |
  3. panics #-
  4. [ 編集 ]

panicsさん

なるほど、お役所ですか・・・

確かに教育は微妙な問題で、基本的に「選ぶ」対象にはならない公立校の場合、一層難しいのでしょうね。

しかし、純粋に子どもの幸せを考える人間が、考えを述べるのにビクビクしなければならないという現状に憂いを感じてしまいます。

何が正しいかということはさておいても、営利目的の様々なものに子どもの生活がどんどん侵食されていくことに対し、なす術はないのでしょうか。
  1. 2005/10/19(水) 19:52:44 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

私の小さいころは

その頃もやっぱりヘンな先生はいたかもしれないけど先生って絶対的な存在だった。

今は先生と親の関係が昔とは変わり、先生の話にうなづけなくてどんな話にもかみついて来る親がいるからそうやって下に出るのでしょうね。

今の親って相当いろいろな人がいてそれが先生のストレスの原因の大きな一要因らしいです。。
  1. 2005/10/20(木) 00:47:46 |
  2. URL |
  3. contenta #-
  4. [ 編集 ]

contentaさん

「給食で嫌いなものも頑張って食べようと指導すると、嫌いなものを食べさせるなんて人権無視だと親から苦情が来る」というようなこともチラッと言っていました。

いろいろと難しいのでしょうね。
  1. 2005/10/20(木) 15:53:47 |
  2. URL |
  3. ビアンカ #JeDKLqWY
  4. [ 編集 ]

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