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日本人がすぐに謝るわけ

< ahref="http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=0367&FN=20050417000000">Common Sense: すぐに謝る国、絶対謝らない国
こういう記事を見つけました。

簡単にまとめると、「日本人がすぐに謝るのは、日本人は常に他人に対して申し訳ないという気持ちを持っているからで、日本人にとっての罰とは人に迷惑をかけたという良心の呵責や、それからくる恐怖という心理的な罰である。しかし、欧米人にとっての罰は、神が決めたことを守らなかったことに対する神による裁きなので、そこには内心の呵責はない。よって欧米人は謝らない」。

うーーーーん。そんなことないと思うよー!

「日本人はすぐに謝る。外国人はなかなか謝らない」とよく言われています。外国人っていうのがどこの国の人をさすのかわからないけど、まあ確かに日本人は「すみません」とよく言う民族だとは私も感じます。
「欧米人は神との契約に基づいて生きている。だから他人の目をあまり気にしない。日本人は一神教じゃないから人様の目を恐れる」というのも、ある程度当たっているのかしら・・・とも思う。

でもでもっ。「欧米人は良心の呵責をおぼえない」だなんて・・・

「日本人は誠意を持って謝罪すれば受け入れられるという考え方を持っている」ともありますが、これはたぶんそうでしょう。しかし、日本人は「別にたいして悪いと思っていないけど、とりあえず謝っておけ」と思って謝ることだってあります。この場合は誠意はありません。私が思うに、「すぐに謝罪する」というのは日本人にとって人間関係のテクニックなのです。

関係ないことをいうようですが、ドイツ人はお酒を飲んでも酔っ払いません。お酒に強いということもあるけど、酔っ払って醜態をさらすことは「恥ずべきこと」「信用を落とすこと」だから。酔っ払うのはアル中のすることで、まともな人は酔っ払う前に自分でセーブすべきと考えられている。それに比べ、日本は酔っ払い天国。酔っ払っておかしなことを言ったりしたりしても「お酒の上でのことだから」と許されるのみならず、「あなたもたまにはパーッと飲んで羽目を外しましょうよ」なんて、酔うことを奨励されたりもする。日本人にとって酔うことは「信用を落とすこと」ではなくて、逆に「信用してもらうためのこと」なんじゃないかな~。

つまり、日本人は人間関係において「自分の弱みを見せることで相手に信用してもらう」というテクニックを使っているのではないでしょうか。何か自分が失敗をしたとき、「すみませ~ん。私っていつもこうなんです。こういうの苦手で~」と弱みを見せることで失敗も含めた自分を受け入れてもらおうとする。日本人が自分の長所をアピールするどころか、逆に「私なんてダメダメ」と謙遜するのも、「わたしは恐れるに足らない人物ですよ~。どうぞご安心ください」という人間関係構築のテクニックなのでは。結局は自分を守るため、という気がするんです。

こんなふうにお互いに弱みを見せ合うことで繋がりを強化する手段を持たない場合、人は「言い訳」をすることで自己防衛するしかありません。それが「謝らない民族」というイメージになるのでは?

日本人がすぐに謝るのだって、「この人は謝れば許してくれるだろう」という安心感があってこそで、そこには相手に対する一定の信頼感が存在します。相手が「簡単には許してくれそうもない人」「何を考えてるのか皆目わからない人」であれば、日本人だってそうそう謝罪はしない。

欧米人は赤の他人には簡単に謝らないかもしれません。でも、信頼している者同士の間ではよく謝りますし、他人に迷惑をかけたり傷つけたりすれば、きっと「申し訳なく」思います。内心の呵責がないなんてことは絶対にない。良心の呵責を感じるからこそ教会で「懺悔」するのでしょう。

だからねっ。「謝る」のは日本人の自己防衛手段であって、「謝らない」のはXX人(自由に具体的名称を入れてください)の自己防衛手段だっていうことに過ぎないと思うの。どっちが人間として上等かってことじゃない。(上記の記事にはそんなことまでは書いてありませんけど)

「日本人は誠意ある民族で、XX人は誠意のない民族」というイメージが定着しないといいです。
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  1. 2005/04/25(月) 10:40:42|
  2. 日本
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