わいるどわ~るど 

異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

シリーズ育児 その4 ドイツの幼稚園

息子がドイツで通った幼稚園の思い出です。

ドイツでは幼稚園・保育園の数がとても不足していて、私立幼稚園もすごく少ないので、希望の園に子供を入園させるのは大変です。人気のところは「ウェイティングリスト」があって、欠員が出るのを待っていたら小学校入学の時期が来てしまったなんて笑えない話もときどき耳にします。
息子も本当は自宅から歩いて2分のプロテスタント系幼稚園に入れたかったのですが、「洗礼を受けてる子優先」ということで断られ、市立幼稚園に入ることになりました。でもこれは、結果的にとても幸運なことでした。この幼稚園で息子は本当に楽しい3年間を送ることができたので。

公立であるこの園は、ドイツの幼稚園としては平均的で、別にこれといった特色があるわけではなかったけれど、日本の私立幼稚園出身の私の感覚からすれば、いろいろ驚くことがありました。それは・・・

1.クラスは縦割りである
  同じ年齢の子供ばかり集めた集団は不自然であり、競争心ばかり芽ばえて子供が攻撃的になりがち。年齢の異なる子供達の集団では、大きい子が小さい子の面倒を見たり、小さい子が大きい子の真似をしたりと、家族的な環境にいられるという考え。
2.時間割がない
  何時から何時まではお絵かき、次は体操、などどいうスケージュールは基本的になく、子供達はめいめい自分の好きなことをして過ごす。
3.子供は何も強要されない
  先生が「ボール遊びしたい人よっといで~」などど声をかけることはあるが、やりたくない子はやらなくてもよい。
4.自分のクラスにいなくてもよい
  教室のドアは常に開けっ放しで、他のクラスの方が面白そうだと思えば、そっちへ行っても構わない。
5.お揃いのグッズがない
  日本では園服や帽子などあったり、手作りの小物を同じような規格で揃えたりしますが、そういうのはありませんでした。
6.家から自分のおもちゃを持っていってもよい
  余計な物は持って来ないように、とは言われませんでした。
7.「一人スペース」がある
  教室の隅にはソファーが置かれカーテンで仕切られたスペースがあり、友達との活動に疲れてちょっと一人で静かにしていたいという子はそこで休むことができた。


息子は「星組」でしたが、彼は「太陽組」が大好きで、迎えに行くと必ず太陽組にいました。「星組」が嫌いというわけでは全くなかったのですが、各クラスの部屋のレイアウトやおもちゃの種類が違うので、彼には「太陽組」が居心地よかったようです。また、自分のやりたいことをやっていいという方針なので、息子はほとんどの時間を園庭で過ごしていました。寒い冬にもぬかるんだグランドで遊ぶので、オーバーオール(防寒着)や防寒靴は毎日ドッロドロ。「うえ~ん、またこんなに汚して・・・」と泣きそうになりながら洗濯をしたのが、私にとっての幼稚園の一番の思い出。

親の私にとってよかったのは、「親も何にも強制されない」ことでした。親が参加できる行事はいくつかありましたが、準備のお手伝いなどはできる人・やりたい人でやることになっていて、「全員でやってください」とは言われなかった。とても楽チンでしたよ。

そんな幸せなドイツの幼稚園ライフを母子で楽しんだのです。あ、でも、ドイツの幼稚園がみんなこうだってことではありません。たまたまよい園にめぐり会えただけかも知れませんけれど・・・
スポンサーサイト
  1. 2005/04/12(火) 09:11:57|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<マンガの翻訳 | ホーム | 中国の反日デモ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ethno.blog13.fc2.com/tb.php/169-0d2c6ab4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。