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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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国歌・国旗にまつわるお話

「学校における国歌斉唱・国旗掲揚を義務付けるべきか否か」という議論が日本にはあります。

と書くと、のっけから政治臭漂うかんじですが、ここではその是非を云々したいわけではありません。ところ変われば、という話をいくつかご紹介。

まず、私の生まれた北海道旭川市の学校では「国歌斉唱・国旗掲揚」がありませんでした。日常生活で「日の丸」を実際に目にする機会もほとんど皆無でした。日の丸が日本の旗であることは知っていましたが、「君が代」については、子供の頃は「プロレスの曲」だと思っておりました。(父が見ていたテレビのプロレス試合で流れるので)だから、大学に通うため上京して、祝日になると一般の民家に日の丸がはためいているのを見たときには「おお!映画みたい」と感嘆したのでした。

高校生のときに留学したアメリカの高校では、毎週月曜日の朝に「国旗に忠誠を誓う」時間が設けられていました。(あるいは義務付けられていた?)教室の隅に掲げられている星条旗に向かい起立して、校内放送のスピーカーから流れる「誓いの言葉」に合わせて誓います。アメリカ人ではない私が一緒になって誓うのは変ですが、一人だけ座ったままというのも不自然なので、一応起立して口パクしてました。

タイでは、あるとき大学のキャンパスを歩いていると、突然スピーカーから音楽が流れたかと思うと、歩いている人がみなパッとと立ち止まった。何事かと驚いたのですが、タイにはこうした「国歌の流れる時間」があり、それが始まるとみな作業を停止して静かに聴くことになっているんだそうです。また、タイの映画館でも映画が始まる前のコマーシャルが一通り終わると、王族の映像が映し出され、聴衆が一斉に起立します。どこの家庭にも、どこの店にも、どこの公共の建物内にも必ず「ブミポン国王」その他王族の肖像が飾られています。

インドネシアでは、小学校の授業を見せてもらったことがあるのですが、校長室にはスカルノ氏とスハルト氏(当時はまだスハルト氏の時代でした)の肖像が飾られ、その間にはパンチャシラ(インドネシア建国の五原則)が貼ってありました。
「さあ、どうぞ。授業が始まります」と案内されたのは一年生のクラス。国語の授業。
先生「さあ、みなさん。教科書を開いて、イブ・カルティニのお歌を歌いましょう」
生徒達「はーい!」そして起立。
 
 ibu kita Kartini, putri sejati
 putri Indonesia, harum namanya

 ibu kita Kartini, pendekar bangsa
 pendekar kaumnya untuk merdeka

 wahai ibu kita Kartini
 putri yang mulia
 sungguh besar cita-citanya
 bagi Indonesia

カルティ二女史というのは、インドネシアの民族運動および女性運動の先駆者です。教科書には写真も載っていました。インドネシア国民が誇る歴史上の人物なのですね。国歌・国旗以外の「国民のアイデンティティ」の一種なのかもしれません。

そして、ドイツでは・・・・
スイマセン。12年も暮らしてたのに、ドイツの国歌を知らないんです。聞いたことがあるかも知れないけど、全く記憶に残っていません。「一応存在する」って程度のものみたいなので。
国旗ですか?そりゃー勿論知ってますよ。黒・赤・金の三色のやつでしょう。アレ?赤・黒・金?それとも金・黒・赤だっけ?見ればすぐわかるんだけど、思い出そうとすると色の順番が・・・とにかく、黒は黒パンの黒、赤はフランクフルトソーセージの赤、金はビールの金ってことは覚えてるんですけど。じゃなくてッ、三色の色は、19世紀ドイツ統一運動の時に学生義勇軍が着ていた黒いマント、赤い肩章、金ボタンに由来しているんだそう。日本ではビアホールとかデパ地下の「本場風ソーセージ」のコーナーなどでドイツの国旗を見かけますが、ドイツにいると案外見ないものなんですよ・・・


まあ、その国によっていろいろだ、ってことが言いたかっただけなんです。
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  1. 2005/04/12(火) 09:08:30|
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