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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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魚と泳ぐ ~私が泳げるようになったわけ

休暇先の八重山諸島から帰ってきました。大人も子供も大満足の休暇でしたが、私が特に満喫したのがスノーケリング。ペンションの目の前の浅瀬で色とりどりの熱帯魚達と一緒に泳ぐのって、私にとっては信じられない、夢のような体験なのでした。ダイビングでもないのに、スノーケルごときでどうして大騒ぎするかって?それはですね・・・

実は私、24歳までカナヅチだったのです。

運動オンチ甚だしい私は、人並み程度にできるスポーツはスキー(道産子です)と床体操(体が柔らかい)くらいで、あとはまるっきりダメ。社会人になって一番嬉しかったことが、「もう二度と体育の授業を受けなくてもよい。もう一生、運動会に出なくてもいい」だったんだから。小学校高学年くらいまでは、夏になると体育の先生も「今年こそは泳げるようになろうな」なんて指導する気満々だったけど、そのうち匙を投げられました。顔を水につけたままなら数メートル泳げるけど、息継ぎができないので、足の届かないところには行かれなかったんです。

泳げもしないのに、年頃の時期には毎年水着を買い替えてプールや海通い。インストラクター役を買って出る人は何人もいました。だけどやっぱりダメ。どーしても泳げない。あああ、私きっと一生泳げないんだわ・・・とすっかり諦めモード。いーよいーよ別に。泳げなくたってさー。

そんな私がついに泳げるようになったきっかけは、夫がくれたある小さな物でした。
「人間はみな、泳げるようにできている。泳げないはずなんてないよ」
そんなこと言ったって、泳げないんだもん。
「ちょっと泳いでみて。見てるから」
顔を水につけて平泳ぎの真似事。
「ふーん、フォームはそう悪くもないね。じゃ、顔上げて泳いでみて」
顔上げるとやっぱりダメ。3回水をかいたら沈没。
「技能的な欠陥っていうよりね、心理的な問題だね」
そう言うと彼はスポーツ店へ行き、「いいもの」を買ってきた。何って?

それは、「シンクロナイズドスイミング用鼻クリップ」
夫いわく、「鼻に水が入るのを恐れてるんだよ。これつけて泳いでごらん。大丈夫だから」
言われたとおりに鼻クリップをつけてトライしてみると・・・・・・な~んと、泳げるではないか!!びっくり仰天。嬉しくて嬉しくて、周囲にジロジロ見られてるのも気にせず、クリップをつけて泳ぎ回りました。その二日後にはクリップなしでもOKに。とうとう私は「泳げる人」になったのでした。

その後は次々とあらゆる泳法をマスターして、いまや地元の競技会にも出場するほどに・・・
な~んてなっていたら、サクセスストーリーなんですがね。やはりそうは問屋が卸しませんでした。クリップを外したその日から、私は「永遠の平泳ぎ泳者」になってしまったのです。平泳ぎができたんだからクロールだって・・・と思ったのに、できない。何で?平泳ぎだとかなりの距離を泳いでいられるのに、クロールに切り替えた途端、沈没なのです。不思議~。

この謎は今回の休暇でようやく解けました。スノーケリングしているときって、平泳ぎは不便なので、自然とバタ足状態になりますね(私の場合、フィンはつけませんが)。普段はバタ足も苦手なのですが、魚を見ながらだと無意識にバタバタ、ス~イスイとやっていて、「あれっ?」と思いました。そこで試しに腕をつけてクロールのフォームにしてみると・・・ちゃんとできるんです。ん?なんで?ああっ、そうかっ!水中マスクをつけていれば大丈夫ってことだったんですね。つまり、息継ぎのときに鼻や口に水が入るのを恐れていたのです。しかしスノーケルがあれば息継ぎ不要。どうしてそんなに水の浸入を心配するかというと、子供の頃、銭湯で間違って深い浴槽に落ちたことがあって、鼻に水が入り苦しんだ記憶があるのです。それで無意識に怖がってしまうようです。それが判明した今、なすべきことは一つ。マスク装着状態でクロールの練習をし、マスターできたらマスクを外せばいいのです。

こんなわけですから、自分がいつの日にかお魚と泳ぐようになるなんて、まったく想像もできなかった。それが可能になって狂喜してしまうのです。考えてみれば、普通の人がわずかの時間でマスターできることに、人生の半分近くを費やしたことになります。それでも、自分にとって苦手なことを克服したというのはとても気持ちよく、未知の世界が開けたというか、人生の新たな一ページというか、あまりに大袈裟なようだけど、とにかく楽し~い。

バンザーイ!!
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  1. 2005/04/07(木) 09:02:56|
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