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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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集める人たち ~コレクションの謎~

先日訪れた竹富島では、あいにくあまりお天気に恵まれなかったのですが、水に入るにはちょっと寒すぎるコンドイ・ビーチで子供達が熱中したのは、「ヤドカリ集め」でした。最初にヤドカリの存在に気づいたのは私。生き物好きの息子が「わあっ」と歓声をあげて辺りを見回すと、いるいる。いろんな色や大きさのが。そこで私や夫まで一緒になり、みんなでワーワーキャーキャーとヤドカリ集めを始めました。でも集めるたって生きているので、一箇所に集めておいてもすぐに散らばってしまう。そこで息子は、わざわざ集落まで戻り、食堂のおじさんに「要らないダンボール箱もらえませんか」と言って入れ物を貰ってきて、集めたヤドカリ達をその中に入れました。「わ~い、こんなに捕まえた~」とニッコニコ。「じゃ、そろそろ帰るよ~」と声をかけると、しばし満足げに箱の中のヤドカリを眺めた後、「うん、帰ろう」。そう言って、息子は百匹ほどのヤドカリを砂浜に放してやったのです。

娘にもせっせと集めているものがあります。それは石。赤ん坊の頃から、丸くて小さいものが好きで、そういう物を集めては口に入れる、という危険な趣味を持つ娘。外に出ると、何でも拾ってきて口に入れたがるので困ります。本人は「きれいな石拾った」と言っているんだけど、たいていはその辺の河原の石。いや、石ならいいですけど、タイルや茶碗の欠片だったりもする。汚いし、危ないし、邪魔だし、「やめてくれぇ~」と思うけれど、彼女が大事そうにしてるから捨てられない。

ところがこの「石集め」、いつの間にか私にも伝染してしまったんですね。家中石ころだらけになって、まったく厄介だわと拾って歩いているうちに、たかが石ころといえども奥深いというか、眺めていると結構面白いなんて思うようになった。そこに「貝殻集め」も加わって、今回の八重山では母娘で貝殻採集に熱中。家に帰って居間のテーブルのガラス板を外し、拾った石やら貝殻を並べて大満足なのです。宝石を集めるっていうならともかく(ま、うちにはそんなお金はありませんが)、そんなもので幸せ~になれるなんて、私ってなんて安上がりなんでしょ。

しかし、「集める」って一体何なのでしょうね。「私はコレクションには興味がありません」という人でも、集める楽しみを全く感じないという人はいないんじゃないでしょうか。切手集め・アニメティグッズ集め・ブランド物集め。そういう「いざとなると金銭その他に換えられる」ものばかりじゃない。他人にとっては全くの無価値でしかないものを集めてみたり、集めても何の役にも立たないものを集めたりする人も多い。「お金を貯める」という行為だって、お金を貯めてそれでどうするっていうんじゃなくて、ただ単に預金通帳の数字が増えていくのを見てるのが楽しいってこともあるし。モノばかりじゃありません。パスポートにいろんな国のスタンプを集める、情報を集める、ブログのアクセス数を集める・・・

集めるってどうして楽しいんだろ?

それは、「集める」のが動物の本能だからでしょー、と言ってしまったら、このテーマはそれで終わってしまうのですが、「集める」という行為はなんだかもっと複雑で奥深い気がします。集めるっていうのはただやみくもに、その辺にあるものをかき集めればいいってものじゃなくて・・・

1 ある特定のカテゴリーに属するものでなくてはならない。
  (消しゴムなら消しゴム、とあらかじめ設定する。消しゴムのカテゴリーに入るか入らないかの微妙なものっていうのがあって、悩んだ末、「番外編」として集めたりします)
2 特定のカテゴリーの中で多様性が大きいほうがよい。
  (まったく同じ消しゴムばかり集めてもダメ。色・形・大きさなどいろいろでなければ)
3 特定カテゴリーにおけるヒエラルキーの設定が有意義である。
  (集めた消しゴムの中では、これが一番ね。次はこっち・・・とか。美しさ・珍しさ・香りなどで無意識に順位をつけたりする)

何故こんなことをするのか。考えてみれば不思議じゃありませんか?え、全然不思議じゃない?なんでもないことをイチイチ不思議がるビアンカの方が不思議だって?

確かに自分でもそれが不思議です・・・
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  1. 2005/04/08(金) 09:00:42|
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