わいるどわ~るど 

異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

汚れと穢れ

イタリアよもやま話のKNDCHKさんの記事、「靴を脱ぐのは汚いこと?」へのトラックバックです。

イタリア人同様、ドイツ人は家の中でも靴を履いています。と言うと、
「汚くないんでしょうか?」と日本人には聞かれますが・・・う~ん・・・
「汚いとも言えるし、それほどでもないとも言える」
答えになっていないですね。

家の中で靴を履くとはいっても、外で履いていた靴でドカドカ家にあがるわけじゃないんです。帰ってきたらドアの内側で靴を脱いでサンダルに履き替えます。だから、家でスリッパを履く日本人と基本的には一緒。でも、やはり微妙に違う。

そもそも、「玄関」というものがあるようでない。日本の場合は、ドアを開けても玄関までは土足、一段上がって「中」に入るとそこは土足禁止とはっきりしていますが、ドイツの家には「ここまでが玄関です」という境目がないので、靴を脱ぐ場所の範囲が広いんですね。そして彼らの履くサンダルは「主に室内用」だけれど、室外で履くこともある。たとえば、家の外の郵便受けに郵便物を取りに行くときやベランダに洗濯物を干すときなど、そのままペタペタと出て行ってしまいます。
要するに、中と外を厳密に分けていないようなんです。それじゃうんと不潔になっているかというと、そうでもない。ドイツ人は綺麗好きでよく掃除をするので、床が見た目に汚れていることはまずありません。

そういえば、アメリカやオーストラリアでは外で履いていたスニーカーで家の中を歩き回ったかと思うと、暑い日には街路やショッピングセンターの中を裸足で歩いていたりする!!こうなると中と外はまったく分けていない風に見えます。

こう考えて見ると、日本人は「空間をものすごく厳密に分ける人たち」という気がしてきます。家の中では「中専用スリッパ」を履くけれど、畳の部屋に上がるときにはスリッパは脱ぎますよね。ベランダには「ベランダ用サンダル」があり、トイレでは「トイレ用スリッパ」を履く。日本の家庭のトイレのような怖ろしく狭い空間に専用の履物があるって、よく考えればちょっと奇妙な気もしてきます。「トイレにスリッパを設置するのは、床が不潔かもしれないから」なのかもしれませんが、床が不潔にならないようにまめに掃除をすればいいのでは?

玄関で紐のついた靴を履いて「さあ、出かけよう」と思った瞬間、財布を居間に置き忘れたことに気がついた。そんなことってありませんか?私はしょっちゅうなんですが、せっかく履いた靴を脱ぐのって面倒なんですよね。ではどうするか。
作戦1 片足だけ靴を脱いで、ケンケンで財布を取りにいく。
作戦2 靴は脱がずに、靴を床に接触させないよう気をつけながら、膝で歩いて取りに行く。
でも、よーく考えたらバカみたいです。急いでいるなら靴のまま入って、帰ってきてから床を水拭きすればいいことなのに・・・

実は気にしているのは「汚れ」ではないんじゃないだろうか。汚れは掃除で取れるもの。でも掃除では取れないものがある。それは、ケ・ガ・レ。表面に付着する雑菌の量が問題なんじゃないんです。「なんとな~く不潔っぽい」のが嫌なんです。

靴とは関係ありませんが、洗濯に関する感覚も違います。ドイツの洗濯機は煮沸ができ、白いものなら95度で洗えるので汚れがよく落ちます。日本ではたいてい水で洗濯をすると話すと「エーッ!それじゃ不潔じゃない」とドイツ人はびっくりするんですよ。私も「洗濯機はドイツのほうがいい」と思っているんですが、でも、同じ白い綿製品だからといって、布巾とパンツを一緒に洗うというのは・・・悩みます。95度で洗えばたいていのばい菌は死ぬと言われても・・・

パンツと一緒に洗った布巾は「もう穢れてしまった」気がしてしまうんですよね・・・
スポンサーサイト
  1. 2005/03/27(日) 11:46:24|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<日本には音がいっぱい | ホーム | 半ズボンの謎>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ethno.blog13.fc2.com/tb.php/150-f6a1fd91
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。