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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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日本人とドイツ人、どっちが勤勉?

昨日の記事に対して、「え~、ドイツ人もバカンスに行くの?ドイツ人って勤勉なんじゃなかったの?」というコメントを頂きましたので、ドイツ人の勤勉さについて感じることを書きますね。

確かにドイツ人は「真面目で勤勉」というイメージがあって、その辺りが良くも悪しくも日本人とよく似ていると考えられているのじゃないでしょうか。でも、同じ「真面目で勤勉」でも、日本人とドイツ人ではまたちょっと違う気がします。

例えば、ドイツ旅行をすると、たぶん大抵の日本人はドイツ人店員の態度に疑問を抱くと思います。なぜかというと、「お客様は神様です」のサービス大国日本から行くと、ドイツの店員さんの多くはあまりにも「やる気なさそう」なんです。仏頂面でデーンと座って、「XXはありませんか」と訊くと、「さあ、棚になければないんじゃない」なんて他人事のように言ったり、細かいお金がなくて大きな額のお札で払おうとしたら「チッ」と舌打ちしたり、閉店時刻の15分以上前からシャッター半分下ろしてお掃除始めて、そこに客が来ると「もうレジ閉めちゃったんだけど」って嫌そ~にしたり・・・客をなんだと思ってるの?って信じられないくらい。個人経営の小さなお店などでは感じよく応対してくれることが多いけど、大きな店の雇われ店員は時給で働いているから、「お店の売り上げがどうなろうが、ワタシにはカンケイないわ~」って感じなのです。

同じ勤勉でも、日本人にとっては「結果はどうあれ、努力している態度そのものが大事」だけれど、ドイツ人の勤勉さは「目的」があってこそなのかな、と思います。目的意識をしっかり持って、目標達成のために努力するのがドイツ人なんじゃないかって。やっても何の利益にもならなそうだと思えば、やる気になれないのかもしれません。

もう一つは「真面目さ」について。日本社会にもドイツ社会にも「決まり」がたくさんあります。そしてその決まりを両国民ともすごく気にするので、「日本人とドイツ人は似てる」と言われるのでしょうね。でも、これも実はちょっと違う気がする。日本人が気にする決まりって、法律や契約書の内容などの明文化されたものよりも、むしろ「普通はこういうことをしないものだ」「みんながそうしているから、そうするべきだ」「前例ではこうだったから、こうするべきだ」という暗黙の了解事項が多いように思います。明文化された決まりのほうは「みんな破ってるみたいだから、いいよね?」って自分も破ったりして。

ドイツ人のルールはあくまでも「紙にはっきり書かれていること」。書かれている以上、それは絶対に守らなくちゃいけないけど、紙に書かれていないことならやっても構わない、という風です。他人がルールを守らないとうるさく批判するけど、それ以外のことではそれほど他人に干渉しません。きっと、ドイツ人のルールは「各自が好きなように行動できるようにするための最低限の決まり」なのでしょう。日本人のルールが「みんなが同じように行動するためのルール」なのと対照的です。

似ているようでちょっと違う、日本人とドイツ人。どっちがより「勤勉」か。う~ん、比べられないな~。
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  1. 2005/03/19(土) 11:39:45|
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