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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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旅のお供は胃腸薬

旅が三度の飯より好きで、旅先での三度の飯も大好きなのに、悲しいかな、私は胃腸が弱いのです。

旅の醍醐味は、なんといっても「珍しいものを食べること」。あらかじめその土地の主要な食べ物をガイドブックなどでチェックして、それは必ず一度は食べるようにする。現地のスーパーの食料品売り場はくまなく見て歩き、屋台があれば立ち止まって内容点検。知らない食べ物があれば一つ二つ買って、その場で食べる。うんと美味しいものがあれば、帰国してから家で作って見るために料理の本を購入する。

それなのに、お腹がついてこないのです。ちょっと変わったものを食べただけ、ちょっと水が変わっただけでも、すぐに胃腸薬のお世話になる破目に・・・私がこれまでに訪れた世界の薬局店舗数、うん百店舗!って自慢することじゃないでしょ。

滞在時期が長ければ、途中一度や二度お腹を壊してもどうということもありませんが、日数の少ない旅行のときなんかは「頼むから頑張ってね、お腹ちゃん」という気持ちになります。そういうときは、不潔そうなお店は極力避けるようにするのですが・・・

いつでしたか、タイのサムイ島でほんの数日、休暇を過ごそうということになったとき、お腹壊して寝込んでは勿体ないので、食事はなるべくリゾートのレストランで取ることにしたんです。しかし、サムイのレストランは雰囲気はよいのですが、どうも欧米の旅行者向けの無難な味付けで物足りない。不満に思っていたら、ある日現地の人の集まる町へ出たおりに、いかにも「よさそう」な食堂を発見しました。そこそこ小奇麗な店構えで、店の入り口近くには10種類以上のおかずの並ぶバイキングが用意されていました。それを見たらどうしても我慢できずに、夫と私はそこで昼食を取ることにしてしまった。
「おいし~い!!これだ、これだよ。求めていた味は!」
「うん、おいしいね~。ホテルのレストランと全然違う」
なんて言いながら、お腹一杯、食べてしまったのです。

満足、満足。ホテルに帰り、本を読んだり、卓球したりして過ごした後、海辺に夕涼みに出かけました。砂浜に座って夕日の沈むのを見ていたら、ふと胃の辺りに「よく知っている感覚」がじわじわと広がってきました。こ、これは・・・たぶん・・・
「ごめん。あと数時間したら吐くみたいだから、私、先に部屋帰ってるね」早口で言い残し、夫をその場に置いてコテージへ急ぐ。部屋についたら吐き気は疑う余地のないものとなったけど、「その時」までにはまだ間がありそう。吐きそうで吐けない状態って一番怖ろしいので、なるべく早く嫌な瞬間を迎えるために、一人ベッドの上で飛び跳ねて胃の中を攪拌します。ぴょん、ぴょん、ぴょん、ぴょーん。その時、夫が戻ってきて、
「何やってるの。具合悪いんじゃなかったの?」
「悪いから飛んでるの。もっと悪くなるように」
「へ~ンなやつ!」
跳躍の甲斐あって、まもなく胃は空に。

ところが、気分の回復した私が何事もなかったかのように夫の横でCNNを見ていると、今度は夫が、
「ウッ・・・」と言って私の顔を見るのです。
「もしかして・・・やられたんだね、あんたも」
「そうみたい。わーヤダー!」
「私みたいに飛んだほうがいいよ。早く済むよ。吐けばスッキリするから」
「そんなの絶対ヤダッ」
せっかくのアドバイスに耳を貸さず、結局夫は一晩苦しんでおりました。

私同様、夫もお腹が弱いのです。ほとんど毎回旅行のたびに、私たちは同じようなことを繰り返しています。「どこで何を食べても全然平気」という人が、心から羨ましい私たちです。
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  1. 2005/03/21(月) 11:38:09|
  2. 旅行
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