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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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ドイツの病院食

ドイツの病院でアルバイトをしていたことがあります。病棟に5週間、その後泌尿器科のオペ室に5週間いました。病棟での私の仕事は看護婦補助で、主に患者さんの食事を運んだり、着替えやトイレのお手伝いをすること。私がいた病棟はいわゆる「特別病棟」で、経済的に余裕のある患者さんが入院していました。食事は厨房から病棟棟まで運ばれてくるのですが、患者さん一人一人の食事内容が違うので、それをチェックし、給湯室で用意するものは用意して各部屋に持って行きます。その仕事をしながら、ドイツの病院食って日本とは随分違うなあ~と感じました。

患者さんは献立予定表のメニューの中から食べたいものを選んで前日までに注文しておくのですが、その種類が多い。いわゆるAランチ、Bランチ、Cランチというのがあって、その他に肝臓食、糖尿食、手術をしたばかりの患者さんのための胃腸に負担のかからないメニューがありました。そこまではまあ普通かなと思ったけれど、さらに「ベジタリアンメニュー」「イスラム教徒用メニュー」まで用意してあるのです。

さらに、午後には「コーヒーとケーキ」の時間まであった!病人がコーヒーやケーキ!?とちょっとびっくり。しかもケーキは2種類のうち好きな方を選べるのです。その他に糖尿病患者のための「砂糖控えめケーキ」まで・・・コーヒーが嫌いな人のためには、紅茶やいろいろなハーブティーが常備されていて、看護婦詰め所にあるベルが鳴ると私が病室まで注文を聞きに行き、希望のお茶を煎れました。時々、糖尿病患者さんに「どうして糖尿病用のケーキはこんなのしかないの!もっと美味しいの用意しなさいよ」など怒られたり。

もっと仰天したのは、患者さんの中にはビールやワインを差し入れてもらって、給湯室の冷蔵庫に保管しておいてくれという人がいたこと。病院でワイン?と思わず聞き返してしまいましたが、その患者さんは骨折で入院しているのでアルコールを飲んでも構わないんだそう。

腕を骨折した患者さんが、自分でパンにバターを塗れないというので代わりに塗ったら、「なんでそんなにバターをケチるの!もっとたっぷり塗りなさい」なんて言われて・・・彼女の健康のためを思って薄く塗ったんですけどね・・・

特別病棟だったから至れり尽くせりだったのかも知れないけど、一般病棟でもメニューは選べて、ケーキも出るようでした。「病人なんだから病人らしく」とか「贅沢を言うな」なんていう感覚はあまりないらしいです。
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  1. 2005/03/12(土) 11:32:45|
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