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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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ドイツのエコ村

夫の父は趣味で養蜂をやっています。ヴェスターヴァルトという森の、のどかな村はずれで、抗生物質を一切使わない自然な方法で美味しい蜂蜜を作っているのです。その村は観光名所はありませんが、風景が美しく、有機農法に取り組む農家やゲストハウスつきの牧場などがあるので、夏場は都会から家族連れが休暇を過ごしにやってきます。

そんなヘンベルク村が「エコロジカルな村」としてドイツのテレビで紹介されました。夫の父もインタビューを受け、蜂蜜作りについて語りました。番組をビデオに録画したというので帰省した折に見せてもらったのですが、それを見て「やっぱりドイツだな~」とつくづく思いました。もしそれが日本であれば、全然違う報道になったと思うのです。

若くて美人のタレントがレポーターとして起用され、噂のエコ村へGo!
「ご覧ください。これがそのエコ村でーす。うわぁ~すっごい綺麗な景色ィ~!」
「このハチミツ、濃厚ななんともいえない香り。あーん、美味しい~っ!」
「ヤギさんがたくさーん。カワイイ~ッ」
とかワーワーキャーキャー言って、それを見る視聴者は「綺麗だな~」「美味しそうだな~」そして「自分も今度是非行って見たい!」となる気がするのです。

そしてその村は一気に知名度アップ、観光客が押し寄せて大きな経済効果が生み出される・・・
ではありませんか?

ドイツでの報道は違いました。むさくるしい男性レポーターのインタビューに養蜂家、牧場経営者、農家、有機野菜販売人がクソ真面目な顔で淡々と語っています。ある母娘が村の自然食レストランで食事をしているところも映されましたが、二人ともただ黙々と食べているだけ。
「こんな素敵な村があるのです。行ってみませんか」という宣伝ではなく「ヘンベルクというエコロジカルな村が存在する」という客観的事実を報告したものに過ぎなかった。

なんだかちょっと残念。でも、今後もヘンベルクは静かな静かな村であり続けることができるのでしょう。

やっぱりそのほうがいいな。
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  1. 2005/02/14(月) 13:58:22|
  2. ドイツ
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