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異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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カイロ その3

カイロタワー。
そんな名前のものがあると聞けば、上ってみようと思うじゃありませんか。

町全体が今にもボロボロと音を立てて崩れ落ちそうなカイロ。上から眺めても目に入る光景に酔いしれたりはしないだろう。ナギーブ・マフフーズが通いつめ、そこで数々の物語が生まれたという「ナギーブ・マフフーズ・カフェ」に座ってみても、マフフーズの世界を彷彿とさせる何かを見つけることはできませんでした。だけど、その不思議な表情にどことなく惹かれ、この町を一望できる場所に立ってみたいと思ったのです。

ガイドブックを見れば最上階には回転式喫茶店があるという。円盤型のフロアのガラス張りの壁に沿ってぐるりとテーブルが並べられ、その客席が静かに回転してカイロ市街が見渡せる。コーヒーを口に運び、ケーキを頂きながら。優雅なひととき。

しかし実際には優雅とはほど遠いところが、やっぱりカイロです。回転盤は怖ろしく古そうで、静かに移動どころか、数メートルごとにガッタン、ガッタンと上下に揺れ、今こそカイロタワー崩壊かとビクビクする。コーヒーをすする余裕もなく、何回目かのガッタンで「きゃぁ~」と叫んで回転盤を飛び降り、ウェイターのいる中央部(ここは回転しない)の柱にしがみついてしまいました。

結局ケーキには手をつけず、高いお茶代だったよと、せめて展望台にでも出ようと外に出ました。
するとそこはカップルばかり。思わず横浜を思い出し、「どこも同じなんだな」と思いました。ただ違うのは、手をつないだり、肩を組んだりしているカップルがいないこと。彼らは少し距離を置いて並び、女性はみなロングコートにスカーフ姿。でも彼を見上げる彼女、彼女を見つめる彼の瞳はやはり「恋する者のまなざし」なのでした。

熱く重い空気に場違いなものを感じて、夫と私はそそくさとその場を去りました。それにしても不思議なものですね。女性は容姿がほとんどわからない服装をしているし、きっとお国柄、異性と親しく言葉を交わすことなどないのでしょう。それでも恋愛はやはり成立するのです。

恋愛ってどういう仕組みで発生するんだろう?やっぱりフェロモンなのかしら・・・
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  1. 2005/02/06(日) 19:17:28|
  2. 旅行
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