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本ブログ「わいるどわ〜るど」開設から1年8ヶ月が経過しました。
駄文をさんざん書いて来ましたが、もうそろそろいい加減にしようかなと思います。延々と書き続けることもできますが、開設時に旅の経験や異文化について書き綴るつもりでつけたタイトルも、その後少しづつ方向が変わってきて、あまりしっくり来なくなったので、引きずるのもこの辺で....と考えまして。 コメントをくださる方々の顔ぶれも時間とともに変わって来ましたが、開設当初からずっと続けて読んでくださっている方も中にはいらっしゃるかもしれません。常連となってくださった方にも、偶然迷い込んで読んでくださった方にも、厚くお礼を申し上げます。とても楽しく、有意義な時間をみなさんと過ごさせて頂きました。実際にお目にかかることがなくても、リアルな世界と同じように、あるいはそれ以上に深い交流ができるのだなあと感激しております。 と言っても、これでブログ界を去るわけではないので、引き続きみなさんのブログにはお邪魔してコメントでおつきあいさせて頂こうと図々しく思っています。それに、また別の形でブログを再開するかもしれないしね...... みなさん、たいへんお世話になりました。(うっ。なんだか急に悲しくなって来た.....)
ドイツに戻って来てから未解決のままになっていた問題がようやく解決しました。
なんちゃって、問題っていうのは大袈裟ですが...... 「美味しい魚介類が、安く入手できるようになった。それも宅配で!」 我が家の近くには鮮魚の買えるところがなくて、わざわざベルリンにまで買い出しに行っていたのですが、高いし、面倒だし、新鮮じゃないときもあって、それが残念でした。 ところが、こういうサービスがあったんですね〜。 お魚料理専門のコックさんの独自ルートで、港からポツダムへ鮮魚が直送されます。(冷凍ではありません、生です)ベルリン、ポツダムでの宅配(個配です)は水、木、金、土の4回。毎週火曜日にファックスまたはメールで送られて来る「お魚リスト」を見て注文するシステムです。それもレシピつき! このコックさん、Svenは私の友達の友達なので、私も注文してみたのですが、質も値段も大満足でした。お魚の種類はそのときによって変わるようですが、白身のお魚各種の他に、鮭、イカ、エビ、カニ、貝類もありますよ。 HPはこちらです。 お知らせでした。
本で教育コンセプトを知り、「うちの子どもに合いそうだな」と思って選んだモンテッソーリ学校ですが、実際にその教育法がどのようなかたちで実践されているのか、具体的なことは知らないまま、子ども達を通わせることになりました。
息子が転入して5ヶ月。その間に保護者会や行事などが何度かあり、子どもや保護者の話などから少しづつ様子がわかって来た。それをご紹介しようかなと思います。 普通とはかなり違った教育法が何をもたらすのか、私にはもちろんまだわかりません。これから疑問に思うことや、うまくいかないことが出て来るかもしれませんが、「こういう学校もある」という一つの例として書いていきますね。 モンテッソーリ教育の中心にある考えは、「子どもが、自主的に、自分のペースで学ぶ」ということ。 自主的にというのは、「やりなさい」と言われてやるのではなく、自分で「やろう」と思って勉強するってことですね。教師の役目は指示を出したり、勉強を教えることではなく、生徒が自分で学ぶように環境を整え、観察し、必要な場所でサポートすること。 ですから、いわゆる「全員が黒板に向かって先生の説明を聞く」という授業形態ではなく、各自が自分で選んだ内容のことをします。教える人がいないのに、どうやって計算のしかたやアルファベットを覚えるのか?と不思議でしたが、教室には特別に開発された各種のモンテッソーリ教具があり、生徒達はそれらの教具で自習します。モンテッソーリ教具というのは、指導する大人がいなくても子どもが自然に学べるようにできていて、間違うと子どもが自分で間違いに気づくように作られているそうです。 自分のペースで、というのは、今月にはこれとこれをやって、その次の月はここまで進んで....という予定が組まれていないということ。 ええっ?自分の好きなことを自分のペースでだなんて、それじゃあメチャクチャじゃないの?子ども達は学ぶべきことをちゃんと学べるの? という疑問が沸いて来る。でも、実はこうなっています。それぞれの学年には達成すべき目標が設定されている。学年の初めに、生徒はそれぞれ記録帳を手渡され、そこには一年間でどのような能力を習得すべきがが書かれているが、どういう順番で、それぞれの過程にどの程度の時間をかけるかは自由。どういう内容の学習をし、何が達成されたかを、生徒はそこに記録していきます。教師はこまめにそれをチェックし、進捗状況を確認し、必要に応じてアドバイスする。 「学年の終わりに目標が達成されていなかったらどうするんですか?」と私は先生に質問してしまいました。 日本の学校ならば、不完全燃焼のまま次の学年に進み、新たな課題、目標を与えられる。つまり落ちこぼれる。ドイツの一般校ならば、落第して、学年を最初からやり直す。つまり、わかっていることまでやり直さなくてはならない。それってちょっとやる気が失せるかもしれない。モンテッソーリシューレでは? 「その生徒が終わったところからその続きをやります」との回答でした。 すべての子どもが同じスピードで発達するわけではない。子どもの能力はすべての分野において等しい早さで発達するわけではない。なんにでも個人差がある。 ある保護者から聞きました。 「うちの子は、一年生のときには文字が全然書けなかったんですよ。読むことや計算、運動など、その他のことには何の問題もなく、意欲的に学習してたんですが、何故か筆記用具を上手に持つことができなくて、字が書けませんでした。同じ理由で、絵もほとんど描きませんでした。それが2年生になってから問題なく鉛筆が握れるようになって、そうしたらすごい意欲で字を練習し始めて、あっという間にみんなに追いついてしまいました。随分心配もしたんですが、焦らなくてよかった。普通の学校だったら「アルファベットも書けない」ということで落第になってたかもしれません」 そういうこともあるんですね。 学校生活は主に、個人または少人数での自主学習が時間の大半を占めていますが、その他にホームルームのような時間(教師と生徒達が円座になって話し合い)や、クラス全体でのプロジェクトワーク、個人研究発表(一人一人が一年間に3〜4回発表をする)、修学旅行準備、ワークショップなどがあります。 学習の様子を写した写真が学校のHPで見られます。ご興味があったら是非ご覧になってください。 教室はとてもリラックスした雰囲気です。写真でわかる通り、子ども達は床に座って勉強していることが多いです。「勉強するときにはきちんと学習机に座り、正しい姿勢で」と日本では教わりますから、ちょっとびっくりする光景かも。しかも、教室には常に水と温かいお茶が用意されていて、子ども達はお茶を飲み飲み勉強する....なんて言うと、ますますびっくりでしょうか?
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