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RyoさんのありのままをへTBです。
日本を発つ数日前に、娘の保育園の卒園式がありました。この園の卒園式はとてもユニークな卒園式で、その年によって趣向が少しづつ違うのですが、今年も開式宣言とともに卒園児が側転をしながら入場するなど面白く、私達夫婦、そして娘にとって思い出深い日となりました。 式が終わった後のパーティの席で、園長からこんな話がありました。 「これから、あなたたち親は様々な価値観の中で子育てをしていかなければならないが、一つ決して忘れてはいけないことがある。それは、子どもをあるがまま受け入れること。幼児期にも反抗期があったり、それなりに苦労して来たと思うけれど、子どもが13歳ぐらいになったとき、親はそれまでよりももっともっと大きな試練を必ず経験します。そのときに、自分の子どもはこうでなければならない、こうならなくてはならない、と思ってはいけません。自分の子どもであっても、自分とは全く別の人格であることを尊重してやらなければ子どもは苦しみます」 園長は数年前に開いたある公開子育て講座で、子どもの非行に悩むある母親から相談を受けたそうです。そのときにも上記のような話をしたのですが、残念ながらうまく伝わらず、そのお母さんは、「いいえ、これは息子が勝つか、私が勝つかという戦いなのです。私はなんとしてでも、この戦いに勝たなくてはならないのです」と言った。そしてその一年後、彼女の息子さんは(詳しく書くことは避けますが)とても悲しい事件を起こすことになってしまったのだそうでした。 子どもは親の思い通りになどできないのだ、ということ。頭では理解できても、気持ちの上で納得できないときがあります。子どもにまったく期待しないことは難しい。人目も気になります。子どもをちゃんと躾けていないダメな親だと思われてしまうんじゃないか。世間がどう思うかの前に、自分の子どもが何を思い、何を求めているのかに向き合わなくてはいけないのに、それができないことがよくある。 子どもをありのままに受け入れるって、本当に難しいことだなあ、と思います。 近頃、悲惨な青少年事件が次々と起こるのを見ていると、最近の子どもって、他人にちょっと批判されたり、拒絶されただけで、「もう人生終わりだ」のように感じてしまうのかなという気がします。批判や中傷を受けるのは誰にでもあることで、もちろんいい気持ちはしませんが、大抵なら家族や親しい友人に悩みや愚痴を聞いてもらって「そんなことないよ。大丈夫だよ」と慰めてもらえば、なんとか立ち直れるのではないかと思うのですが、それがうまくいかないケースが増えているんでしょうか。 欠点は誰にでもある。欠点も裏をかえせば長所になり得る。だから、そのままでもいいじゃないか。そんなふうにおおらかに考えられたら、楽なのにな。一人の人に「あなたはダメ」と言われたからって、みんなにそう思われているわけじゃない。人間の価値に絶対的基準なんてないんだから、そんなに落ち込まなくてもいいんですよね。 子どもを欠点のない人間に育てるということはできません。そりゃもちろん、人様にあまり迷惑をかける人間にならないほうがいいですけど、多少の欠点があっても、自分に自信を持ち、相手にも寛容であれる人間であれたら幸せなのではないか。 ということを、たま〜に思い出します。(またすぐに忘れちゃいますが。。。)
4月の始めにこちらに着いたときには、花はどこにも見当たらず、「春はまだまだなんだなあ」と思ったのですが、この4週間弱の間にみるみると辺りは春色です。
昨日テレビの自然科学番組で「植物はいかにして開花時期を知るか」というのをやっていたのですが、こんなナレーションが入りました。 「春が来ると、花が一斉に咲き、様々な色のシンフォニーが我々の目を楽しませてくれます」 おお、やはりドイツ。 私の故郷、北海道でも春は長い長い冬の後に突然やって来ますが、ドイツでも同じ。でも、先月まで暮らしていた埼玉では違うのですよね。花は次々と順番に開花していきます。一つの花が終わると、「さあ、あなたたちの番よ」とバトンタッチでもするかのように、花は暦通りに順々と咲き、一年中絶えることはありません。私は、そんな本州の自然がとても好きでした。 でも、いろんな花が一斉に咲く春というのも心躍ります。毎朝、朝食の後必ず庭に出て、「今日咲きそうなのはどれかな〜」とチェックするのが楽しみ。花には全然詳しくありませんが、自分で植えたものは可愛いですね。 うちの庭には、いまだによく把握していないのですが、どうやら4〜5種類の竹(笹)があります。枯れた去年の葉が地面に積もっていたのを、昨日やっと掃除しました。すると下には青々とした新しい葉が生えていました。そして、もっとよーく見ると。。。。 ![]() タッ、タケノコだ〜! これって食べられるんでしょうかね?それとも、やっぱり食べられないのかな。葉っぱを見ても、竹の種類なんてわかりゃしません、私には。 ドイツのebayには「日本庭園」というカテゴリーがあるんですね。そこをなんとな〜く見ていたら、「筍が食べられる種類の笹」というのがありました! Sasa palmata Nebulosa 調べてみると、和名は「積丹笹」。北海道原産のチマキザサの亜種。イネ科ササ属の常緑竹類、とあります。 思わず、買ってしまいました。これを植えれば、自分の庭で筍掘りができるかしら〜。うふふ。
nyf1403さんのIKEA(イケア)の記事および読者の方々のコメント"を、「ふむふむ、ほ〜お」と興味深く読みました。
ドイツに住んでIKEAを知らない人はあまりいないだろうと思いますが、日本ではそれほど認知度が高くないと思うので簡単にご紹介しますと、IKEAとはスェーデンの家具屋です。高級家具ではなく、大部分は買った人が自分で組み立てる簡単なものですが、値段が手頃で、そこそこトレンディなので、ドイツではとても人気。 日本では学生や一人暮らしの若い人などは立派な家具を持たずに、カラーボックスとかプラスチックの押し入れ用ボックスなんかで間に合わせたりするんじゃないかと思いますが(少なくとも私はそうでした)、ドイツではIKEAで安いソファーとか洋服ダンスとか、家具一式が揃うので、かなり心強い存在です。うちもかなりお世話になってきました。 nyf1403さんのところで知ったのですが、そのIKEAが日本にも進出とのことです。一度試みたけれど失敗し、再度挑戦のさいには日本人の好みあるいはライフスタイルに合うように商品をアレンジしたんですね〜。 それを読んで、「やっぱりなあ」という気がしないでもありません。 うちには家具だけでなく、IKEA製のキッチン小物なんかもたくさんあるのですが、埼玉で生活しているときにはほとんど出番のないものが多かったです。というのは、IKEAの雑貨って、デザインはシンプルでなかなかいいのですが、わりとゴツいというか、厚みがあって大きいので、日本の狭い家の中では威圧感があるというか、邪魔というか。。。。お盆なんか巨大で、ホームパーティが一般的でない日本の家では無用の長物だったり。 IKEA製に限らず、ドイツの雑貨で日本では使えなかったもの、数多くあります。例えば、マフィンの型。大きすぎて日本のオーブンに入らない!花瓶もです。ドイツではお花が安く、その辺のスーパーの花束でもチューリップ10本くらいは当たり前なので大きい花瓶を愛用していましたが、日本では3本くらいがちょうど入るくらいの小さなものしか使いませんでした。キャンドル立てもクリスマスしか日の目を見なかったですね。 日本とドイツでは電気製品のフォーマットが違うので、すべて買い換えなければいけないというのが国際転勤族には辛いところなのですが、電気製品だけじゃなくて、生活用品も日本とドイツで別々に用意しなければならないものがあるのも厄介なのです。 日本のバター、ドイツのより長細い形をしているので、ドイツのバター入れに入りません。ドイツで子どもが使っていたお弁当箱、ハムをはさんだ黒パンがちょうど入る形のタッパーウェアなんですが、こちらに帰って来て日用品としてカムバックを果たしました。日本から包丁を買って来たのですが、日本の包丁はドイツの一般的なナイフよりも幅広なので、手持ちのドイツ製のナイフスタンドに刺せません〜!ドイツのA4用紙は日本のより微妙に大きく、コクヨのバインダーからはみ出す。ドイツのシーツや布団カバーは日本の布団には使えず、逆もまたしかり。 と挙げていたらキリがないくらい、ことごとく規格が違うし、ライフスタイルが違うから使うものも違うんですよね。まったく、不経済なことですわ。うちに物が多いのはそのせいよ〜。 ですから、IKEA JAPANの品揃えはこちらと違うと聞いて、妙に納得した次第です。
私たちが越して来た家には、嬉しいことに広い庭があります。
前の持ち主は凝り性な方で、この庭も一般的なドイツ家庭の庭とはひと味違う、「日本庭園もどき」。桜や竹が植えられ、池には金魚が泳いでいます。愛情をこめて手入れをして来たことがうかがえるし、偶然にも日本情緒のある庭だというのは私にとってはそれなりに嬉しいことなのですが。。。。 でも、私が思い描くお庭とはちょっと違うかな〜っていう気もする。 庭中に所狭しと針葉樹が植えてあるのですが、私、どちらかと言うと盆栽チックな植物は好きじゃないんです。 そして家の周りじゅうにモミの木が。大木だけで4本。小さいものも入れると10本以上あります。モミは嫌いではないけれど、あっという間に大きくなって日陰を作るし、何もモミばっかりそんなにたくさんなくても。せっかくのスペースが勿体ないよ〜なんて、セコいことを考えてしまいます。そこで、あまりに大きいものだけ3本ほど切っちゃおうと思ったのですが。。。 ドイツって、たとえ自分の庭であっても、勝手に木を切り倒したりできないんですよね。環境大国だからさ。仕方ないので市役所に電話しましたよ。 「庭のモミを切りたいんですけど」 すると、 「どうして切らなくちゃならないんですか?」 「えー、あのー、庭中がモミだらけで、大木になって日陰を作るし、子ども達が遊ぶスペースも狭いものですから」 「そんなの理由になりませんよ」 じゃ、どういうのが理由になるんだろう? 市の職員が言うには、 「どうしても切るというなら罰金払ってもらいますよ。それに、切るのは秋になってから。これから夏が来るんだから、今はだめですよ」 「どうしてですか」 「そんなことしたら、鳥達が困るでしょう!」 鳥は困らないと思いますよ。近所もモミだらけだし、100M先は森なんですから。困るのは私たち。木を切るために払う罰金というのが、一本につき日本円にして2〜3万円。木こりさんを呼んで切ってもらえば、もちろんその代金もかかります。 う〜〜〜〜〜〜ん。環境に配慮している素晴らしい国と感激するべきか、「自分の庭なんだから、何をしようと私たちの勝手でしょ!」と憤慨するべきか。 とりあえずは保留になりました、モミの木倒し。でもやっぱりちょっとは庭を改造したいので、どうしても気に入らない植木のいくつかを抜いて好きな草花を植えることにしました。ちょうど今週はブッパタールに住む親友が泊まり込みで手伝いに来てくれているので、ガーデニングが趣味の彼女のアドバイスに従って、子ども達と一緒にお花やハーブを植える作業をしています。庭って、ちょっと手を入れるだけで随分雰囲気が変わるんですね。私は青い花が好きです。植え付けたお花、早く大きくならないかな〜。 桜の花もとうとう昨日咲きました。家の中には子ども達がシソやミツバの種を蒔いたプランターが並んでいます。 白鳥が泳ぐ湖の畔をのんびり散歩する人も増えて来ました。少しづつ春らしくなって来ているドイツです。
こちらへ来てすぐは、スーパーへ行っても置いてある食材が日本と違うので、一瞬どうしていいかわかりませんでした。棚に並んでいるものを見ても献立が浮かんで来ず、「はて、日本ではどんなもの作ってたんだっけな?」「前にドイツに住んでたときはどうしてたっけ?」と困ってしまった。
とりあえずは日本から持って来たルウでカレーを作ったり、豚肉と野菜を炒めてみたりしたけれど、子ども達から「ご飯の味が違う!」「豚肉が分厚い!」「ナスがかたい!」とブーイングが出ました。なにしろまだ最低限の調理道具しかないし、ジャポニカ米や薄切り肉やお魚の入手場所も見つけていないので、どうしても「間に合わせ」的な献立になってしまいます。 あ〜、もっとちゃんとしたもの食べたい〜。 と思っていたのですが、何回かスーパーに足を運んで棚をじーっと見ているうちに、だんだん思い出して来ました。ドイツにも美味しいものがいろいろあったんだってことを。埼玉にいた頃は存在を忘れていた食品がどっさり!ちょっといなかった間にクリームチーズとか乾燥パスタの新製品が随分出たんですね〜。「行者ニンニクパスタ」なんてものも見つけました。イタリアやギリシア風アンティパスティのコーナーもあるし、天然ジュースの種類も多いし。 子ども達は「ドイツのゆで卵って美味し〜い!」と感動したようです。 「日本のゆで卵って黄身が緑色してて、温泉みたいな匂いがするよね」 そういえば確かに、そういうの多いですね。一体何が違うんだろう?餌かな? ここのような小さな村にまで自然食の店があったり、ほとんどのスーパーが有機食材を扱っているのも嬉しいです。まー、「有機の定義は何なのか」とか「本当に有機なのか」っていう疑問はありますけど(私、疑り深いので)。こちらには「エコテスト」っていう商品評価雑誌があるんですが、最新号にちょうど有機卵の評価記事があったので早速買ってチェックしました。それによると、評価の対象となった24種類の有機卵のうち「評価基準を満たしていない」とされたものは5つ。あとはおおむね「大変よい」か「よい」でした。これを信用していいとすれば、「有機」と書いてある卵は大体安心ということでしょうか。 今日は食材探しにベルリンへ行きました。日本食材店へ行くつもりだったのですが、偶然大きな有機スーパーの前を通ったのでちょっと入ってみると、日本食材コーナーがありました。といっても日本からの輸入物ではなく、ドイツで製造された食品なんですが、有機醤油に八丁みそに葛粉に梅酢にエトセトラ。いろいろある〜。そして生鮮コーナーにはなんと「絹ごし豆腐」までが!かつてはドイツの有機ショップのお豆腐は固くて酸っぱくてとても食べられないと思ってたけど、最近はかなりいい感じのも作られてるんですね。 ニッコニコでお買い物して、さらに歩くと大きなアジアショップがあった。そうそう、ドイツでは私の大好きなエスニック料理の材料が簡単に手に入るんでした!店内に入ると懐かしい匂いが。タイ人経営のお店です。タイだけでなくインド、インドネシア、フィリピン、中国、韓国の食材も置いてます。店の奥はちょっとした食堂になってるんですが、メニューを見ると、わーお!タイのいろんな屋台料理が〜。ドイツのタイレストランってドイツ人好みの味付けになっているところが多いけど、ここは普通のタイ料理を出すみたい。やったー!と驚喜して、クイティアオセンヤイナームとソムタムを食べました。感激っ。 さらに往来を歩いていると、アラビア料理店の前で揚げたてのファラフェル(野菜コロッケのようなもの)を配っていました。これも美味しくて満足。 ドイツで貧しい食生活に耐えている、なんてことはありませんので、どうぞご心配なく〜。
日本にいたとき、「ドイツに住んでいました」と言うと、「ドイツはリサイクルが進んでいるのよね。ゴミの分別も厳しいんでしょうね」とよく訊かれました。またいろいろな本やネット上にも、「ドイツはゴミ出しが大変だ」というようなことが書いてあります。
しかし、私個人は「ドイツの方がゴミ出しが簡単だったな〜」と感じていました。私たちが生活した某市は日本ではかなり分別が細かい方だったのではと思います。ドイツに戻って来てみると、やはりこっちの方が楽。 もちろんドイツでも場所によって違うはずなので一概に比較できませんが、超個人的に比べてどう違うかと言いますと。。。 ドイツ(のある町)の場合 ゴミは「燃える/燃えない」ではなく、大きく「家庭ゴミ」と「リサイクルゴミ」に分けます。リサイクルゴミというのは商品の包装材のうちリサイクルマークのついているもので、そのマークがついていれば専用の袋に入れて出します。ヨーグルトのカップも、ポテトチップスの袋も、シャンプーの容器も、コーンフレークの箱も牛乳パックもなんでも一緒。 そしてここがポイントなのですが、よほど汚れていなければそのまま出します。 日本(のある町)では、リサイクルゴミに出すものはすべて「きれいに洗って」いなければなりませんでした。牛乳パックはハサミで開いてよく洗い、乾かしてから紙紐で束ねる。ペットボトルはラベルとふたをはずし、洗って乾かす。 これには最初、とても驚きました。だって、何でもいちいち洗っていたら水(とお金)が勿体ないんだもの。それに水質汚染にもつながるでしょう。高温多湿の日本では汚れた物をそのまま出すと不衛生だからという理由で、洗って出すことを義務づけているのでしょうか。だったら仕方ないですけどね。しかし困ってしまうのは、どこまで洗って出すべきかでした。たとえばお弁当についているお醤油やドレッシングなどが入った小さいプラスチックの袋まで洗うのはちょっと。。。。 ゴミを洗うだけでなく、ゴミのサイズに関する規定も細かくて、カーテンなどの布類は30cm四方未満に切る、枝なども長さ30cm未満を束ねたものの周囲が○cm(忘れました)を超えてはいけないとかいろいろあります。 そして何が困るかって、10種類くらいに別れたゴミのそれぞれの回収日まで、家の中にゴミを保管しておかなければならないこと。種類別ゴミ容器を居間にずら〜っと並べるわけにはいかないし、台所には「乾燥中」の牛乳パックがゴロゴロし、納戸には大量にやってくるダイレクトメールや学校からのお便りが山と積まれ。。。。。 みなさん、一体どう工夫なさっているのでしょう。 ドイツでは、ゴミは家の外に設置した専用の容器に曜日に関係なくどんどん入れていって、回収日に持って行ってもらうシステムなので、家の中に生ゴミや容器類が溜まりまくることはありません。日本の場合、ポリ袋に入れて出すから、回収日以外の日に出すとカラスやネコに荒らされてしまいますね。 それからもう一つの大きな違い。ドイツの方がゴミが出ません。 我が家は引っ越して来たばかりなので、いろいろ新しく買う物も多く、さぞかし大量のゴミが出るかと思いきや、案外少ないのです。シーツやタオルの包装材のビニール袋やボール紙の芯などは、レジでお金を払ったらその場でバリバリ開けて、店内に設置されたリサイクルボックスに入れてしまえることが多く、あまり家に持ち帰りません。野菜や果物はバラ売りコーナーで好きな分だけマイバックに放り込みますから、包装は一切なし。パンも日本のように種類ごとにビニールに入れてテープ貼って、さらに大きな袋に入れて。。。というやり方ではなく、チョコとかクリームがついていなければ全部一緒の紙袋。スーパーのレジ袋は有料で、雑貨や本を別のビニール袋に分けて入れることもしません。ペットボトルというものがあまり普及していないので、その手のゴミもほとんどなし。 無駄な包装材を大量に持ち帰ってせっせと分別するより手間も少ないし、資源も無駄にならなくていいです。 日本も最近はマイバッグを持つ人が増えたりと、だんだん変わっては来ているみたいですけど、もうちょっとなんとかならないものでしょうかね。環境に配慮してゴミの出し方を厳しくすること自体はいいんですが、どうもルールが非現実的な気がずっとしてました。コンビニ弁当だとかペットボトルの飲み物が売れるということは、「忙しいから少しでも便利なものを」という人が多いってことで、忙しいからコンビニ弁当を買う人がわざわざカラ容器をきれいに洗ったり、ペットボトルのラベルを剥がすわけがない。。。。 生活が便利になればなるほど、ゴミの仕分けは大変になるんですよねー。 ゴミの分別を真面目にしましょう!と国民に呼びかけることも大事だけど、その前に余計な包装はやめましょうと企業に指導することって出来ないものなんでしょうか。そういえばレジ袋の有料化を国会でこないだから云々してたみたいですけど、国会で決まらなくても率先して実践するスーパーってないのかしら。。。
こっちに来る少し前、日本で義妹とこんな話をしてました。
義妹「物を考える時って、どうやって考える?頭の中で文章を作りながら考えるか、それとも絵を思い浮かべながら考えるか」 そんなの決まってるでしょう。文章を作りながら思考する以外、ないじゃないの!と、私は思いました。ところが彼女が言うには、自分もやはり「文章思考派」だけれど、彼女の周囲の人々の多くは「映像思考派」だそうなんです。 思考をするときには頭の中にイメージというか、絵のような物が浮かぶ。話したり、書いたりするときには、それを言葉に置き換える。 えええーっ!と驚いてしまいました。私、そんなことしたことありませんし、できそうにもありません。考え事の極めて多い人間ですが、思考は常に言語を使ってします。誰かに語りかけているような感じで、ブツブツと独り言を言うように考え事をします。あまりに真剣に考えているときには、眉間に皺が寄って、唇が動いているかも。。。 言語ではなく絵を使って思考をする人がいるなんてね。信じられないな。不思議な気持ちで子ども達に聞いてみました。 「ねえねえ、何か考えるときってさ、頭の中で文章を作る?それとも絵を思い浮かべる?」 息子も娘も即座に、 「絵に決まってるじゃん!文章なんて作りながら考えたこと一度もないよ!」 えええ〜。そうなのぉ〜? 夫にも聞いてみました。 「絵を思い浮かべながら考える!」 私って少数派? 今まで思考とはすなわち言語を操ることだと決めつけていたので、小さな子どもが深い思考ができないのは言語能力が未熟なせいだと思っていましたが、違ったんですね。いや、不思議。 私と同じで文章を作りながら思考をする義妹はこう言っています。 「私が人の顔を覚えるのが苦手なのは、画像処理が下手だからかも」 ウッ。私もそうなんです。人の顔、なっかなか覚えられない。子どもの頃、家で留守番をしているときにお客さんが来て、後で親に「山田さんという人が来た」などと報告すると、「山田さんって、どの山田さん?若い人?年配の人?眼鏡はかけていた?背は?髪型は?」と聞かれても、なあーんにも記憶に残っていなくて呆れられました。名前はちゃんと覚えられるんですけどね。 ビジュアル情報処理といえば、私は映画も苦手です。読書は得意なんだけど、映像だとわかんないんですよね、状況が。NHKの朝のドラマみたいにナレーションつけてくれないとよく理解できません。同じく抽象画もサッパリ。 逆に夫は、人の顔は覚えられるけど、名前は病的に覚えられません。親友の名前すら、しょっちゅう間違っている。ペーターのことをアンドレアスと言ったり、カタリーナをビルギットと言ったりする。全く似ていない名前とどうして間違うのか、理解に苦しみますが、彼曰く。 「オレにとって、名前というのは何も意味がない。人のことは、外見や特徴で覚えるんだ」 夫は読書嫌いの映画好き。語学はダイッ嫌い。映像思考人間だからでしょうか。 うーーーむ。私たちってかなりタイプが違うとは思ってたけど、思考の方法まで違ってたとは。。。
せっかく楽しく通い始めた学校も春休み(イースターホリディ)に入り、子ども達は暇です。お天気もあまりよくないので、娘が使う部屋を改装することにしました。
もともとは真っ白な壁紙が貼ってあったのですが、子ども部屋が白というのもつまらないので片側の壁に水色のペンキを塗りました。そしてそこに何か模様でもつけようかな〜と思ったのですが。。。 そうだ!お絵描きの好きな子ども達に思いっきり落書きさせるっていうのはどうだろう、と思いつき、 「壁中に好きなだけ絵を描いていいよー」 と言ったところ、大喜びで描き始めました。 ![]() 色もつけちゃいましょう。 ![]() ![]() こんな大きな面に絵を描ける機会ってそうないですから、楽しいみたい。毎日少しづつ描いています。私もちょこっとだけ参加してますよ〜。 完成はいつになるかな?
ドイツに着いて三日目の朝、息子が
「今日から学校行く」 と言い出しました。とは言ってもまだみんな時差ぼけがひどいし、学校に行かせるにも何の準備もしていません。とりあえずランドセルだけは手荷物で持って来たので、筆入れとサンドイッチは入れたけど、他には何もありません。ドイツでは普通、学校では土足ですが、息子の通うモンテッソーリシューレでは床に座って勉強することが多いので、生徒達は上履きを持って来ていたようでした。しかし、まだ上履きを用意していません。仕方ないのでJAL機内で貰ったスリッパを持たせました。笑われるかな〜とちょっと心配でしたけど。 家族全員で学校まで行き、校長先生に挨拶した後、教頭先生に案内されて教室へ行きました。担任の先生はとても感じのよさそうな女性二人です。 「今日からよろしくお願いします。持ち物などよくわからなかったので、何も持って来ていないんですが。。。」 「別に何も要りませんよ。勉強に必要なものは全部学校にありますから」 「はぁ」 今日はとりあえずいいですよってことだよね?息子に日本語で「後で先生に必要な物を紙に書いてもらってね」と言い、その場を離れました。 次に教頭先生が給食室を見せてくれました。給食室というよりカフェというか、そんな感じです。給食のおばさんの説明によると、メニューは毎日二種類あって好きなほうを選べるんだそう。前の日に献立表を見て、どちらも気に入らない場合には電話で「明日給食要りません」と連絡し、お弁当を持って来てもOK。お昼前にお腹が空いてしまう子もいるので、毎朝10時頃には焼きたてのバゲット、ブレーツェル、クロワッサンが買えるように準備するそうです。その時間もオーブンからいい香りが立ち上っていました。 私たちは一度家に帰り、授業の終わる14時30分に再び学校へ迎えに行きました。普通ドイツでは学校は午前中で終わりで、お昼ご飯は家に帰って食べますから、このモンテッソーリシューレはちょっと例外です。 新しい学校での第一日目。息子はどう過ごしただろうかとドキドキしながら校舎に入って行ったのですが、息子は私を見るなり、 「お母さん。ぼく、これからこの友達の家に遊びに行きたいんだけどいい?」 え?もうお友達が?息子の横には肩まで届く長い髪と片耳にピアスをした子が立っています。女の子? 「お名前は?」と聞くと「フィリップです」。男の子なのね。 しかし息子は彼を女の子だと思っている様子。 「男の子のわけないよ」と日本語で私に耳打ち。長髪でピアスの男の子というのは、息子にはありえなかったようです。名前からして男の子だ、と私が言うと、 「男でも女でもどっちでもいいや。行ってくるね。これ、電話番号。後でここに電話して!」 サッサと行ってしまいました。 廊下に残った私たちに担任の先生達が近づいて来たので、 「今日はどんな様子だったでしょうか」と聞いてみると、 先生1「すごーく元気で、まるで前からずっとクラスにいたみたいでしたよ」 先生2「何にでも興味を示す子ですね〜。スポンジのようにどんどん吸収しますね」 先生1「そうそう。今日は算数の教材を使って勉強していましたよ。六年生よりも難しいことにチャレンジしてました」 先生2「学年は関係ありませんからね。やりたければどんどんやっていいんです」 二人ともニコニコしています。息子が元気に過ごせたのならよかったと一安心。 私「ところで、時間割ってどうなっているんでしょうか」 先生1「ああ、時間割ですね。ハイ、これ」 手渡された紙を見て、目が点になりました。 月 1〜4時間目 FA 5〜6時間目 体育 火 1〜6時間目 FA 5〜6時間目 英語 水 1〜4時間目 FA 5時間目 体育 6時間目 FA 木 1〜4時間目 FA 5〜6時間目 英語 金 1〜6時間目 FA 私「何ですか、このFAって?」 先生2「Freie Arbeit(自由学習)です」 私「全部自由なんですか」 先生1「ほとんど自由ですよ」 子どもが自主的に勉強することを重要視する学校だとは知っていたけど、さすがに面食らいます。 夜、フィリップ君の家から帰って来た息子に学校はどうだったと聞くと、 「すごーく楽しかった!!みんながね、○○は日本語でなんて言うのとか、日本の文字書いて〜とか、俺ラーメン食ったことあるよ、あれうまいよな〜とか、ベルリンに超うまい寿司屋あるぜとか、いろいろ言ってくるんだよ。みんな優しかったよ!」 それはよかった。 私「ところでスリッパで大丈夫だったかい?なるべく早く上履き買ってあげるからね」 息子「ああ、別にいいよ。誰もスリッパのことなんて気にしてなかったよ」 私「持ち物のこと、先生に聞いた?」 息子「聞いたけど、はっきり言わなかったよ」 私「教科書は?」 息子「さあ?何も貰わなかったけど。。。」 私「宿題は?」 息子「ないみたいだよ」 日本の学校と違い、一枚のお便りももらってきませんから、何がどうなっているんだかさっぱりわかりません。普通の学校と違うということだけは確か。これから少しづつわかってくることと思いますが、まあとりあえずは息子が楽しく通えそうな学校のようなのでそれが何よりです。 どんなふうに変わった学校なのか、おいおい報告したいと思います。
しばらくブログ界から遠ざかっていましたが、ただいまやっとネットに繋ったところです。
先月28日より引っ越し作業のため一週間ほどホテル暮らしをした後、4月4日から新しい家に住んでいます。そう、ここはもうドイツです。 こちらの春はこれからのようですね。まだお花は咲いていませんが、昼間はそこそこ暖かく気持ちがいいです。ドイツ語でAprilwetter(四月の空)と呼ばれる通りの変わりやすい空模様。近所のあちこちに桜の木があって、芽が膨らみかけています。 さて、我が家の引っ越しですが、埼玉の家の受け渡しの方は友人達の有り難い援助のお陰で滞りなく済みました。が、こっちへ来てからが大変です。中古で購入したこの家は、前の持ち主が住んでいたときには完璧に見えたのですが、彼らが出る際に、家具は当然のことあらゆる備品を根こそぎ持って行ってしまったので大変な状態です。 照明器具はないわ、洗面台はないわ、床は床材を剥がしたままになっているわで、そのまますぐに使える部屋は居間だけです。前もって業者に頼んでおいたキッチンのリフォームも引っ越し当日にはまだ完成していませんでした。おまけに、私たちが埼玉から送った引っ越し荷物が届くまで、まだあと5週間もあります。つまり未完成の家に家具なしで住んでいるわけで、せっかく出来たキッチンにも食器は入っていません。キャンプのような生活です。 注文しておいた車もまだ来ないので、今は夫の会社から借りた車を使っているのですが、アウディのA6とかいうやつで、もんのすごくでっかい〜。とても私の手には負えません。しかも左ハンドルですし。。。近所のスーパーまで一度運転して行きましたが、恐怖のあまり涙が出てきました。車の幅がよくわからないのでおっかなびっくり運転していると後続車からクラクションを鳴らされ、オロオロしているところに緑の日産マーチ(埼玉で私が乗っていた車です)とすれ違って、思わず「車交換して〜」と言いたくなりました。夫は予定通り平日はフランクフルトにいますから、私が早く車の運転に慣れなければホームセンターにも行けません。これが今一番の課題です。 今のところこのような状態で、まともに生活しているとは言えませんが、それでも毎日何かしら面白いことがありますよ。あれもこれも書きたいと思いつつ、ネットが使えなかったので欲求不満になりつつありました。 これからまた少しづつ書いていくことにします。どうぞよろしくお願いいたします。
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