わいるどわ〜るど 

異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ
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すまいるさんのIT'S A SMALL WORLDにTBします。(ちょうど同じようなこと考えてたとこでした)

たった今知り合ったばかりの人と自分との間に、共通の知人がいたときの驚き。世界の果てで、偶然にも同じ小学校出身者に出会ったとき。
「へえ〜っ!世の中狭いねぇ〜」って本当にびっくり。すまいるさんや私だけじゃなく、誰しも経験することではないでしょうか。

でも、実際に世界は狭いらしいですね。ネットワーク科学の「スモールワールド理論」(ダンカン・ワッツ&スティーヴン・ストロガッツ)によると、世界中の人間は皆、お互いに「知人6人分」しか隔たりがないのだそうですから。相手が有名女優であろうと、どっかの国の大統領であろうと、遊牧民の息子であろうと、まったく同じように六人の知人を辿るだけで到達できるんだとか。(もちろん、繋がりを正しく辿ればの話でしょうが)これはリアルな世界だけでなく、ブロガーも同じらしいです。

ブログ巡りをしていると、「あら、Aさんがこんなところにもいらしてるのね」ってことありますよね。「BさんとCさんって、繋がってたんだ〜」とか。

ブロガーのネットワークって、どんな構造をしているのかな?なんだかチラッと見てみたい。どこで誰と誰がどんなふうに繋がっているのかを知ることができれば、世の中全体の構造も見えてはこないでしょうか。そこから、今後浮上してきそうな社会問題を読み取ったり、政策を立てるのやマーケティングに役立てるなんてこともできるんじゃないのかな。あ〜、なんだかオモシロソウ。

社会学から生まれ、いまやあらゆる学問分野に取り入れられているネットワーク分析ですが、安田 雪 「ネットワーク分析 何が行為を決定するか」にはこんなふうに説明されています。

自分にとって興味のある現象に接した場合に、その場に存在していた個々の人々や、その人たちの資質や能力を問題とするよりも、むしろ、その状況とそれを取り囲む目に見えないネットワークの存在を考えてみようとするのです。



つまり、ある人が他者とどういう社会的つながりを持っているかが、その人の行為に大きな影響を及ぼすのだという考え。人類学者のボット(Bott, Elizabeth)も、いち早くこのネットワークの考えに注目し、
「夫婦が家事を分担してやるかどうかは、夫および妻の社会的ネットワークがどういうものであるかに係わっている」
と言ってましたっけ。

確かに、夫婦揃って同じ地域に生まれ育ち、そこで結婚して、おばあちゃんもおばちゃんも友達もみーんな近所という夫婦と、都会の核家族で友達・知り合いは日本中(あるいは世界中)に散らばってる夫婦とでは、周囲のサポートを期待できない後者のほうが必然的に互いに対して協力的になるでしょうなあ。

世界が本当に6人の隔たりだけで一つに繋がっているのだとしても、二次的三次的な間接の繋がりをも含めた自分のネットワークを把握している人は少ない。

テレビや雑誌の写真でふと目にする、遠い遠い国の未知の誰か。

私とその人はどんなふうに繋がっているのかしら。想像するとちょっと楽しい。
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