わいるどわ~るど 

異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

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旅のげっそり話 その2 ロンドン

年末に変わったことをするとロクなことにならない、というジンクスが我が家にはあるのですが、1994年の幕開けも今となっては思い出深い、とんだハプニングに見舞われました。

場所はロンドン。大晦日から一月三日までの数日をドイツ以外のどこかで過ごそうと、夫と私はロンドンのとあるB&B(ベッド&ブレックファスト)に宿を取りました。なかなか凄い宿でした。ベッドの脚が壊れ、それを支えるためにベッド下には雑誌が山積みされている、そんなB&Bでした(だってそこしか空き室がなかったんだもん)。

その日私達はほとんど現金を持っていませんでした。ヨーロッパではATMからその国の通貨でお金を引き出せるので、わざわざ大金を持参したり空港で両替する必要がありません。すぐにでも英ポンドを引き出そうと思ったのですが、お腹がものすごく空いていたので「まずは腹ごしらえだ」とレストランで夕食を取りました。
中華料理を堪能し、外に出て街路を1ブロックほど歩いたところで、
夫「あんた、帽子はどうしたの?」
私「あっ。レストランに置いてきちゃった」
まったくも~と言われながら帽子を取りに再びレストランへ。そんなことをしていたら、お金のことはケロッと忘れてしまった。

カウントダウンはビックベンの前で迎え、寒いけど、とにかく明けましておめでとう!!とすっかりいい気分で地下鉄に乗り、途中乗り換えたときにバッグがないことに気がついた。
私「あれ?私のバッグは?」
夫「え?バッグがない?帽子はあるんだよね。」
私「うん、手に持ってる」
夫「カメラは下げてるよね」
私「うん」
夫「じゃ、乗り換えのときバッグ置き忘れたんだよ。あのさー、あんた一度に3つ以上の物持たない方がいいよ」
慌てて駅の紛失物事務所へ行って見たけど、バッグはどこへ行ったやら。

夫「もー、どうすんの。お財布入ってたんでしょ」と言ったところで、お金を引き出してなかったことを思い出した。「とりあえずお金おろすよ。バッグのことはそれから考えよう」
近くのATMに銀行カードを入れ、数秒が経過。
夫「や、やばいっ!」
カードは1993年12月31日(つまり数時間前)に期限が切れていた。
私「新しいカードは?」
夫「ドイツに置いてきちゃった。あんたのカードはまだ期限だいじょうぶだよね?」
私「だってバッグの中だよ」
夫「えーっ!」
私「お財布だけじゃないよ。パスポートも航空チケットも入ってた」
文無し、身分証明書なし、チケットなし。

夫「早く日本国大使館に電話しろっ!」
ところが元旦で大使館は閉っていました。電話に出たのはイギリス人の守衛さん。「今日は誰もいませんよ~」
私「緊急なんです。連絡を取る方法はありませんか。お願いします!!」
守「じゃ、伝えときます。折り返し宿の方に電話させますから」

というわけで、B&Bに戻って受付のお兄さんに事情を話すと同情してくれました。大使館から電話があったら教えてね、とお願いして部屋で待機。しかしなかなか電話は来ない。そのうちお腹が空いてきたけど、宿から出られないしお金もないしで、たまたまあった不味いマフィンをぼそぼそと食べる。部屋のエアコンが壊れていて寒いので二人でベッドにもぐり込んでテレビをつけると、やっていたのは赤ちゃんをディンゴに殺されるという映画で、思い切り気が滅入ってしまった。そして電話はなく、とうとう夜が明けた。

私「おはようございます。大使館から電話ありませんでしたよね」
お兄さん「大使館って何のこと?」
彼は何も覚えていないのです。昨日あれだけ同情してくれたというのにどういうことなのか。
私「ですから、バッグを置き忘れて・・・」
お兄さん「え?そうなの。ボクは聞いてなかった」
一体何にすがればよいのだろう。絶望。

少なくとも朝食付きで予約していたことにホッとして、朝食室でトーストを齧りながら、B&Bのお兄さんがトレーを持ってテーブルの間を行ったり来たりするのをぼんやりと眺めていました。青いセーターを着た彼が客の食べ終わったお皿を片付けに台所に入ったと思うと、その3秒後にまた台所から出てきた。ところがお兄さんの青いセーターが白いトレーナーに変わっているではないか。
私「わっ!なにいまの早業!?」
夫「・・・そうだったのか!一卵性双生児だよっ」

笑っている場合ではない。大使館に電話しなければ。

大「はい、日本国大使館です」
私「実はかくかくしかじかで・・・昨日お電話したのですが」
大「聞いてませんねえ。で、失くしたんですね、パスポート。大丈夫ですよ。パスポートなしでも日本へ帰られるようにしてあげますから」
私「エッ、日本へ?いえ、あの、実はドイツへ帰らなければならないんです」
大「できませんよ、そんなこと。身分証明書がないのに外国に入国できますか」

ドイツへ帰るためには、方法は二つしかない。

一  一度日本へ帰って、パスポートを取り直してからドイツへ行く。
二  ロンドンでパスポート発行手続きを取る。

私「二、二にしますっ」
大「そうですか。でも時間かかりますからね。日本の役所に連絡取って個人情報送ってもらうんですが、向こうはお正月だから、三が日の間は無理ですよ」
私「明日の飛行機で帰ることになっていたんです」
大「それは無理ね。予定変更して」
私「はい、でもお金もないんです」
大「少しは貸してあげられますよ」
私「ありがとうございます。いつ貸していただけるでしょうか」
大「今はお正月休みだから大使館が開くのは1月5日の月曜日です。そのときに来てくださればお貸ししますよ」
私「(脂汗)・・・・・・・・」

夫「げーっ!!!5日までどうすれってさ」
私「ドイツ大使館に頼んでみようよ」
夫「あんた日本人でしょ。日本国大使館ができないこと、なんでドイツ大使館ができるの」
私「お願いだよぉ~。ダメでもともとでやってみようよぉ~(半泣き)」

ドイツ大使館は開いていました(正月休みなし)。事情を説明すると「すぐにいらっしゃい」。
幸い歩いて行けるところに大使館はありました。

夫「Es ist so und so」
ド「Aha. で、この女性はあなたの奥さんなんですね」
夫「そうです。信じてもらえないかもしれないけど、そうなんです!」
ド「あなたの実家の電話番号は?」
夫「XXX-0000です」
ドイツ大使館の方はおもむろに電話の受話器を取ると、
ド「こちらロンドンドイツ大使館ですが、XXさんはお宅の息子さんですか」
夫の母「はい、そうですが息子が何か?」
ド「息子さん、00という日本女性と結婚されてますか」
母「はい、してます」
ド「それでしたら結構です」

かくして私が夫の妻であることは証明(?)されました。
ド「奥さんにパスポートを発行してあげます。ただし、有効期限は三日間。その間にすみやかにお帰りなさい」
別室でスピード写真を取り、台紙にペタっと貼って、スタンプをバン、バン。
いとも簡単に、私はパスポートを手に入れたのです(お金もかしてもらった)。

さて、日本国大使館に連絡しないと。
私「大変ご心配をおかけしてすみませんでした。ドイツに帰れることになりました」
大「何ですって?」
私「ドイツ大使館にパスポートを発行していただいたんです」
大「そんなことはあり得ない!」

あり得ないって言ったって、あり得たんだもん。
本当にごめんなさい。
でも、私いま、飛行機に乗ります。
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  1. 2005/01/31(月) 10:13:16|
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長年の間違い

医学翻訳の勉強をしていて、ある文字に目がとまり、しばし呆然となりました。

「肩甲骨」と書いてあった。
今の今まで、私は「肩甲骨」を「健康骨」だと思っていたんです・・・

こんなことでまともな仕事ができるんかい。ちょっとショックです。
  1. 2005/01/31(月) 10:07:10|
  2. 日常
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昔の日記

今日物置の奥を整理していた夫に、
「こんなもの出てきたよ」と手渡された一冊のノート。見覚えはあるけどなんだっけ?と中を見ると、それは1988年の自分の旅行日記でした。

日記はタイへ向かう飛行機の中から始まっています。ドンムァン航空に降り立つ直前に窓から下を見下ろして、滑走路脇の芝生でゴルフをしている人を見つけてびっくりしたと書いてある。懐かしいです。

ノートの後ろの方をめくると、タイの文字でたくさんのメモがしてあります。今度はすごく複雑な気持ちになりました。当時、私はバンコクの安宿のベットの上に寝そべり、タイ語の教本とにらめっこしながら翌日使えそうなフレーズを選んでは、それを何度も暗誦して頭に叩き込むことに熱中していました。暗記した表現を街で使いながら少しづつタイ語を覚えて、まあなんとかカタコトぐらいは喋れるようになり、タイの文字もいくらか読み書きできるようになりました。メモはそのときに記したものです。

でも、今見ると何を書いてあるのかまるっきりわからない。文字をどう発音するのかも覚えていないし、ましてや意味など見当もつきません。タイ語からずっと遠ざかっていたので当然といえば当然ですが、過去の自分自身が書いたメモを理解できないって、とても不思議です。

もし再び、タイ語を勉強し始めるとしたら、一度覚えた文字の記憶を脳の奥深くから掘り起こす作業がなされるのでしょうか。それとも、もうタイ文字は私の脳からはすっかり消え去っていて、まったく新しく情報をインプットすることになるのかな?

けっこう不思議です。
  1. 2005/01/29(土) 10:14:24|
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韓国語

韓国語のことはよく知らないのですが、韓国語では点々のつく音(つまり濁音)とつかない音を厳密に区別しないそうです。(詳しい方がいたら是非教えてください)。

あるとき、日本人ではなさそうなアジアの方に、
「どちらから来ましたか」と訊ねたら、
「カンゴクから来ました」と答えが返ってきてびっくりしました。
  1. 2005/01/28(金) 10:18:16|
  2. 言語
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クイズ・ミリオネア

「クイズ・ミリオネア」って元祖はどこの国だったか忘れましたが、世界中のいろんな国でやっているみたいです。アメリカ、ヨーロッパ各国のみならず、インド版もあるそう。スタジオのセットや効果音はどこの国でも共通のようです。

ドイツにいた頃、私も大好きでいつも見ていました。この番組、ドイツでは一大教養番組として大ヒットしてます。司会者のギュンター・ヤオホ氏はルックスはまあ普通なのですが、とてつもなく博識で、参加者をジョーカーに誘導したり、自信を持って回答しようとしたところを言葉巧みなコメントで惑わせたりのテクニックもすばらしい。申し訳ないけれど、みのもんたなんて及びでないほど才能ある司会者なのです。さらに全問正解すれば100万ユーロ(つまり1億以上!)もらえるからスリルも尋常でない。一時間この番組を見ただけで、ぐーんと賢くなった気分にもなれる。

私はギリシャ神話や聖書の知識に弱いので、番組の放映日にはあらかじめ虎の巻を読んで大まかな内容を頭に入れてから挑むという熱の入れようでした。ここまで張り切っていたのは、私だけではないようで、視聴者の「もっと見たい!もっと見たい!」という要望に応え、なんとこの番組、ドイツでは週四日も放映していたんです(現在はどうかわかりません)。年に数回、ヤオホ氏がバカンスに出かけ、数週間番組がお休みになると、国民はイライラして彼の帰りを待っていました。また、他局が次々にパクリ番組を制作し、一時はテレビをつけるとあっちもこっちもクイズ番組というすごいフィーバーぶりでした。

今冷静になって振り返ると、ちょっと異様に思えます。他の国での状況はどうなっているんでしょうか。


  1. 2005/01/28(金) 10:17:30|
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モンゴルの餃子

中国ではお正月など、人が集まる行事のときには水餃子を作って食べる習慣があるようですが、いままでいろんな中国人の家庭にお邪魔して、その家庭の餃子をご馳走になりました。干しエビが入っていたり炒り卵が入っていたり、その家によって様々で、味見させていただくのが楽しみです。

今までで一番印象的だった餃子は中国の内蒙古出身の方が作った餃子です。その方の話ではモンゴルでは豚肉は健康によくないという理由で食べないそうで、餃子の餡はラムのひき肉でした。
「お肉から美味しいダシが出るからタレは要らないよ」と言って出された餃子は、齧るとジュワッと肉汁が出てきて濃厚な味。確かにタレは要りません。とても美味しかったのですが、でもなんというかあまりに濃厚すぎて、2つ3つ頂いたらもうそれ以上は食べられませんでした。

私のお気に入り(マイ餃子レシピ)は、豚肉と叩いて潰した生のエビに白菜、ネギを混ぜた具を包んだもの。茹でたてをお醤油とお酢とXO醤につけて、つるんつるんといくらでも食べられます。
書いていたら食べたくなってきた。週末は子供達と餃子作りにいそしもう~っと。

  1. 2005/01/28(金) 10:16:32|
  2. 各国情報
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妊娠・授乳中の食事

今日、こんなメールを頂きました。

「妊娠中、国際会議に参加する機会があり、昼食のデザートにアイスクリームが出たら、中国系の人に妊婦は冷たいものはダメと止められた。すると、アメリカ人が妊婦はアイスクリームとピーナツバターを積極的に食べるべきと言い出して、言い合いになり、気まずい雰囲気になった」

どちらが正しいのか知りませんが、国によって妊婦の食事も違うのですね。

ドイツでは妊娠中、アルコール、コーヒー、タバコは控えるように指示されますが、私はそのほか医師にこんなことを言われました。
「あなた、日本人ですよね。生のお魚ダメですよ。トキソプラズマ感染症の原因だから」
お刺身はもともとそんなに好きでもないし、ドイツで高価で活きのよくない生魚を食べる気にもなれず、食べませんでしたが、日本だと悪阻で脂っこいものが食べられない妊婦さんは結構お刺身を食べるのではないでしょうか。また、ドイツ人の妊婦さんを食事に呼んだとき、デザートに自家製のティラミスを出したら「生卵が入ってるからダメ」と断られました。生ものは基本的にあまりよくないとされるのかもしれません。

ドイツでは妊娠中よりも授乳中の食事制限の方が厳しいように思います。以前書きましたが、ドイツ人は赤ちゃんが泣くと、それを腹痛のためだと考えて、赤ちゃんがお腹を痛がらないように(つまり泣かないように)、お母さんは自分の食事にとても気をつけているようです。香辛料や玉ねぎ、ニンニク、キャベツや豆類などは腸内にガスが溜まりやすいので、そういう成分が母乳に出ないよう控えなくてはならない。

私は気にしないで何でも食べていましたが、ある友達はすごく気を遣って「野菜はほとんど食べていない」と言っていました。彼女はハーブ系のお腹の薬をベビーベットの中、車の中、ベビーカーの中、お風呂場などあらゆる場所に置いておき、赤ちゃんが「おぎゃあ」と言うとすぐにサッと薬をやれるようにしているのだそうでした。
もしかしたら赤ちゃんが泣いているのは腹痛のせいではないかもしれないのに・・・と信じられませんでしたけど、私の両親も私の息子がちょっと泣くと「疳の虫だから、宇津救命丸をのませなさい」と言っていたので、同じようなもんかな。

別の友達は、おっぱいを飲ませた30分後ぐらいに赤ちゃんが泣き出すと、
「お腹が痛いのね。私おっぱいを上げる前に何食べたかしら?えーと、アイスクリームだけね。じゃアイスクリームはこの子に合わないってことだから、もう食べるのをやめなくちゃ」
と慌てていました。

ところで、ドイツでは赤ちゃんがお腹が痛いとき、フェンネル・キャラウェイ・アニスをブレンドしたお茶を飲ませるのですが、これはなかなか美味しいですよ。
  1. 2005/01/28(金) 10:15:34|
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帝王切開って

あるときペルー人の女性がペルーに里帰り出産して戻ってきたので、
「出産はどうだった?」と訊ねると、
「全く平気。だって帝王切開だもん」
帝王切開って大変なんじゃないの?と驚いていると、
「私、痛いの苦手だから帝王切開にしてもらったの。ペルーじゃ経済的に余裕のある人はたいてい帝王切開にするわよ」
「エーッ!」

帝王切開って自然分娩が困難なときの非常手段じゃなかったの?
  1. 2005/01/25(火) 10:20:27|
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アラビアの妻

近所にイラン人家族が住んでいたことがあります。夫婦に小学生の息子一人。この息子さんがうちの息子と同級生だったので、子供同士行き来がありました。

奥さんは20代前半でしたが、普段はスカーフを被っていたりはしないものの、お化粧っ気なく、長袖シャツにジーパン、ポニーテールに野球帽というシンプルでスポーティな格好で買い物をしている姿をよく見かけました。

ところがある夕方、遊びにお邪魔していた息子を迎えに行くと、奥さんがいつもとは別人のごとき妖艶な姿で玄関に出てきた。髪はふわりと肩に垂らし、ロングドレスを着て、フルメーク。
「あら、今晩何かあるの?」と思わず口にしてしまいました。そうしたら、
「いえ別に。もうすぐ主人が戻る時間なので」

アラビアでは女性は昼間はなるべく目立たない格好をし、夫が帰宅する少し前の夕方にお風呂に入り、お洒落をして夫を出迎えると本で読んだことがあったけど、本当だったのか!

自分と比較してのコメントはやめときます。
  1. 2005/01/25(火) 10:19:42|
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日本語は難しい

私の仲良しのタイ人女性は、今では日本語ペラペラで通訳として全国を忙しく駆け回っています。そんな彼女にも「カタコト時代」はもちろんありました。

Tさん「それでね、私って少女だから・・・」
私「え?何?」
Tさん「じゃなかった、私って蝶々だから」
私「ん?」
Tさん「あーもう!違う違う。私って処女なのっ」
私「は?(それがどーしたい)」

結局彼女は「私は長女なので親の面倒がどうのこうの・・・」と言いたかったそうです。

日本語は難しい。
  1. 2005/01/25(火) 10:18:58|
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出産習慣の違い ドイツVS日本

友達のかおりちゃんの赤ちゃんを見に行ってきました。新生児って大好きなのですが、赤ちゃんはオネンネ中で顔が見られなくて残念。

私は日本での妊娠・出産の経験がなく、0~3歳までの育児も日本でしていないので、かおりちゃんの話を聞いていて「やっぱりずいぶん違うんだな~」と思いました。

まず産後の母親の生活について。
日本 「骨盤が開いた状態になっているのでなるべく動かずに安静にして回復するのを待ちましょう」
ドイツ「体を動かすことで回復が早まるので正常分娩だった人は数時間したら立ってシャワーを浴びるなど普通の生活をしましょう。骨盤が開いているので、分娩の翌日からしっかりと産褥体操をしなければいけません」

日本には産後の体を引き締めるための補正下着が売られていますが、ドイツでは見た覚えがない。腹帯というのもありません。ドイツは産後に限らず、何か体に不具合があるとそれを治すための体操(健康保険がきくことが多い)をすることが多いです。なんとなく、日本式は「じっとして治す」という受身方式で、ドイツは「何かして治す」という能動方式なような気がします。

次に赤ちゃんの生活について。
日本「生後しばらくは外に出さず、家の中で過ごしましょう。外はばい菌が多い」
ドイツ「生まれたらすぐ、毎日散歩に連れて行って外気に当てましょう。家の中は空気が悪い」

赤ちゃんの服装について。
日本「赤ちゃんは足で体温調整をするので、室内では靴下を履かせないようにしましょう」
ドイツ「赤ちゃんはまだ体温調整がうまくできなくて冷えやすいので、大人より一枚多く着せましょう。足は絶対に出してはいけません」

赤ちゃんの沐浴について。
日本「赤ちゃんは新陳代謝がよいので汚れやすい。だから毎日沐浴させましょう」
ドイツ「赤ちゃんの肌はデリケート。洗いすぎると乾燥して荒れてしまうので沐浴は週に1~2回にしましょう」

ちゃんとおっぱいを飲んだのに、赤ちゃんが泣いている。
日本「それは、疳の虫です」
ドイツ「赤ちゃんはお腹が痛いのです」


まだまだあるけど、このくらいに。
  1. 2005/01/24(月) 15:22:00|
  2. 各国情報
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天然の虫除け剤

毎度のことですが、週末遊び歩いていたので洗濯物&読むべき記事が溜まって、今日の昼間はそれを消化することで終わってしまいました。

面白い記事があったのでご紹介。

世の中には蚊にさされやすい人と、そうでない人がいますよね。これまでは「刺されやすい人は蚊にとって美味しそうな匂いがするのだ」と言われてきましたが、ある英国グループの研究で実は逆だということがわかった。「さされにくい人は蚊が嫌がる匂いを発している」んだそう。そしてその嫌な匂いが強いと、蚊が寄ってこないので周囲にいる人もさされにくくなるらしいんですね。

そんなわけで、これからその「嫌なにおい」を採集し、それをベースにした虫除け剤が研究開発されることになった。でも当然その匂いは化学合成されるんでしょうから、エコロジー派の人にはきっと受けないですよね。でも「天然虫除け」なんて商品があって、「原料:動物性臭素(人間由来)」なんて書かれていたら買う気になれないし・・・
  1. 2005/01/24(月) 15:21:10|
  2. へえ~のお話
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旅の危険

旅行というと個人旅行、独身時代は一人旅も多かったので、「外国へ一人で行って、危険じゃないんですか?」としばしば聞かれます。危険といえば危険だが、国内とたいして変わらないといえば変わらない。まあ旅行者の懐次第、といえないこともありません。

「外国に行くと怖い人たちがウロウロしていていきなりピストルで撃たれる」などというのは本当ではありません。確かに都市には治安の非常に悪い地区も存在するみたいですが、危なそうなところには近づかないので、「殺されるかも」「騙されるかも」といった身の危険を感じたことは一度もありません。

でだけどやっぱり危険はあちこちにゴロゴロしているんです。今から思うと冷や汗ものの思い出がたくさん。たいていは、お金をケチったのが原因なんですが。豪華リゾートでのリッチなバカンスとは無縁の私。旅費を少しでも安くあげようとするあまり、大変危険な状況に身をさらしてしまったことが多々あります。

たとえばその昔、バンコクからプーケットに移動しようとしたとき。観光客用のエアコン付き観光バスは高い!と思ってしまいました。そこで一番安く行けるロッメー・タマダー(直訳:普通バス)という夜行の路線バスで行くことに決定。
タイ人の友人に「プーケットに行くんだって?飛行機で行くの?」と聞かれて、「ううん、ロッメー・タマダーで」と返事をしたら、「ええええ!?ロッメー・タマダー?よしなさい!」とすごい勢いで止められたけれど、「だってお金ないんだもん」で強行してしまいました。

そして激しく後悔する羽目になっちゃった。この夜行の路線バス、バンコクに出稼ぎに来ている地方への帰省者が主な乗客で、女性客はほとんど皆無。まあ、それはどうでもよい。ではこのバスの何がそんなに怖かったかというと、まず車体が恐ろしくオンボロだったのです。いつ壊れても不思議はない様子なのに、運転手の運転は乱暴で、ひどい揺れ。窓の閉りも悪く、ガタガタゴトゴトともの凄い音を立てるのであまりに落ち着かない。そのうえ道路がまたすごい。穴ぼこだらけの道を猛スピードで突っ走り、しかも外はほとんど真っ暗闇でした。信号があるどころか、途中通過する村々には電気が通っていないところも多かったのです。乗客の誰かが飲んだジュースの空き瓶がバスの床をゴロゴロと行ったり来たりする音を聞きながら、私は恐怖に凍りつき、無事目的地に到着するまで一睡もできませんでした。

夜行バスには懲り懲り、もう2度と乗らないと誓い、チェンマイ行きは列車を選んだのはいいけど、性懲りもなく私はまた一番安いチケットを買ってしまいます。そして案の定、えらい目に。二等の座席はクッションのない木製のベンチでしたが、長時間座っているとお尻が痛くなるし、横になることもできない。おまけに同じ車両に警官が二人乗り合わせていたのですが、許しがたいことに彼らは酒に酔っていて私にからんできた!

まあここまでは自業自得ですけど、そこまでお金をケチらずに平均的な手段を使って旅行していても、道路状態が極めて悪いために危うくレンタカーもろとも崖から落ちそうになった、お腹を壊して病院へ行ったらその病院があまりに不衛生でゾッとした、泊まっている宿の天井に張り付いた大トカゲ達にフンを落とされた、枕元をネズミが飛び回った、etc....ギョッとした経験にはこと欠きません。なんせ、インフラストレクチャーってその土地によって雲泥の差ですから、日本の感覚でいると予期せぬ事態が次々と起こりうる・・・

そんなわけで、旅行ってやっぱり危険と隣り合わせです。得るものも大きいから、相変わらずやめられませんけどね。まあ年齢とともに懐具合も改善されつつあるし、今では子連れなので安全には極力気を遣うようになりました。でもうちの子供達、とくに娘は性格が私に似ているので思春期になったらどこへフラフラと出かけていくことやら。金欠&若気の至りでどんな危険に遭遇することやら。親として、やっぱり心配です。(私も親に心配かけたのだなあ、とちょっと反省・・・)
「可愛い子には旅をさせろ」とはいうけれど、
「お母さんもついて行く!」と言ってしまいそう。(行くな、とは言えないしねー)
困ったよ。
  1. 2005/01/23(日) 15:23:58|
  2. 旅行
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雪中ハヤシライス

この週末は三家族で水上高原にスキーに行きました。宿泊はホテルだったのですが、食事は部屋にこっそり調理器具を持ち込んで自炊しました。そのとき友人家族らが持って来た、「真空保温調理鍋 シャトルシェフ」にすっかり感動してしまった私。このお鍋、コードが不要なので、お昼ご飯はゲレンデの隅っこで雪の中に座り、あっつあつのハヤシライスを食べました。な~んて贅沢!

半年前に圧力鍋の便利さに気づいてはまっているのですが、真空鍋はさらに偉い!電圧と何の関係もないのでどこの国でも使える。ピクニックでも暖かい料理を食べられるし、普段でも仕込みだけして保育園のお迎えに出かけてしまってOK。焦げることもなく、帰って来たら晩御飯ができている、ってなんて素敵でしょ。

とっても惹かれるのですが、鍋ばっかり増やしていいのかな~と悩む。そのうち普通の鍋は不要になってしまうかも。
  1. 2005/01/23(日) 15:23:07|
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旅のびっくり話 その5 イスタンブールのお風呂屋

なんだかこのブログ、裸ネタが多いみたいでこれを書くのはちょっと気が引けるのですが・・・



トルコに行ったらトルコ風呂に入ろう!と楽しみにしていた夫と私。でもトルコ風呂って一体なんだ?それを知るために行くんですよ、勿論。日本ではかつて「いかがわしい遊戯施設」の代名詞になっていたトルコのお風呂ですが、ハマームと呼ばれて小アジアのみでなくアラビア半島のあちこちにあるまったく健全かつ伝統的な公共浴場だというけれど?

イスタンブールに到着したその日のうちに、我々は市中心部にある某ハマームへ出かけて行きました。場所柄、外国人観光客が多く出入りするらしく、入り口には英語(そして日本語も!)の説明書が貼ってあります。日本語の方を読むと「三助によるマッサージ付き」と書いてある。トルコの三助ってなんかイメージしにくいんだけど・・・浴場は男女別なので、入り口で夫と別れ、私は女湯へ。

お金を払うとタオル一枚とロッカーの鍵をくれました。おばさんが、「服を脱いでロッカーに入れて浴室へ行け」と身振りで指示するんだけれど、日本の銭湯と同じ要領でいいのかわからないし、マッサージというのもあらかじめ頼んでおくものかどうか。
「あのー、マッサージって・・・」と聞こうと思っても、英語がまったく通じない様子。しかたがないので言われたとおり、服を脱いでタオルを手に浴室の戸を開けました。

中は日本の銭湯とはやっぱり違っていて、真ん中に大きな大理石の円盤のようなものがあって、浴槽はありません。四方の壁にずらっと洗い場があるのは日本と同じ。浴室には20名ほどの女性がいたのですが、洗い場で体を洗っている人はいず、みんな大理石の円盤にタオルを敷いてその上にうつぶせになっています。わけがわからないけど、取りあえずみんなの真似をして自分もそこに横たわりました。
「あのー、これからどうすればいいんでしょうか。私、初めてなのでわからなくて」
と周囲の女性に話しかけると、
「それが私達も初めてで何がどうなってるのかわからないの。」言われて見れば、彼女らは現地女性ではなくてヨーロッパ人観光客のよう。
「受付のおばさん、英語通じませんでしたよね」
「そうなのよ」
誰も勝手がわからず、円盤の上でただ蒸されていると・・・

バーン!と突然ドアが開いて、二人のトルコ人らしき中年女性が入ってきた。
「うわっ!」
その姿、一生忘れられそうにありません。あまりの衝撃に脳裏に焼きついてしまったから。彼女達、パンツ一枚だったのですが、その下着がキラキラスパンコールのパンツで・・・それも相当に立派な体格というか、巨体というか。

二人はどかどかと円盤に向かってやってきたかと思うと、それぞれ客一人の腕をむんずとつかんで仰向けになるよう身振りで指示し、垢すりタオル(ミトン式になってる)で全身をゴシゴシ擦り始めました。唖然として見ていると、垢すりの終わった客を洗い場に引っ張って行き、そこで体を流し髪を洗って、一丁上がり!ハイ、お次!

というふうに、私達は流れ作業のゴボウ洗いのような要領で「マッサージサービス」を受けたのでした。まあ、サッパリして気持ちよかったといえないこともないけど、何ゆえにあのスパンコールパンツなのか?

浴室を出、服を着てロビーに出たけれど夫はまだ上がっていません。かなり待たされてようやく出てきた夫に、「どうだった?」と聞くと、「念入りなマッサージサービスだった」と答えます。私には念入りというふうにはどうしても思えなかったのですが・・・

話を聞くと、どうも男湯と女湯ではずいぶん事情が違うらしいのです。彼が語ったところによると、男湯では入り口でロッカーの鍵と大判タオル2枚くれたらしい(女湯は小さいの1枚だけ)。二枚も必要ないので一枚はロッカーにしまい、もう一枚を腰に巻いて中に入ると、客達はタオルを巻いた状態で円盤の上に寝ていた、のだそう。女湯と違い、客の大半はトルコの人たちだったように見えた。夫は取りあえず体を洗おうと思って洗い場に行き、そこで腰のタオルをパラリと外すと、その瞬間、
「キャーッ!」
と、客らが一斉に声をあげたというんですよ。そうしたらいわゆる「三助」が(洋服着用のまま)夫のところに飛んできて、「コラッ」とでもいうように夫の腕をはたいた。
腰のタオルは外してはいけなかったようなんですね。

女湯では客は一糸纏わず、マッサージ嬢はスパンコールパンツなのに、なぜ男湯ではそのようにモラルが厳しいのか。

まったく不可解です・・・
  1. 2005/01/20(木) 15:25:02|
  2. 旅行
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気絶すると泡を吹くのは何故か

息子に、「ねーお母さん。気絶すると口から泡ふくのってどうして?」と聞かれました。
「さぁ~。知らないよー」と答えると、
「知らないよじゃないよ。調べるのがお母さんの仕事でしょっ」
翻訳業なんてやってると、家族に年がら年中「無料翻訳・検索サービス」を強要されて頭に来てますが仕方がない。調べましたよ。(と言っても横着をして、某科学サイト管理人の学者にメールで質問しただけです)

「私は医者ではないのであくまで推測です」と断った上で回答してくださったのですが、それによると、
 
 人は意識を失っても呼吸はするが、唾液は飲み込めなくなることがあり、その唾液が呼吸とともに口中から外に押し出されるときに泡を作る

だそうです。そうなんだー!
  1. 2005/01/19(水) 15:26:53|
  2. へえ~のお話
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春のせっけん

久しぶりに石けん材料をネット注文したので、春の新作石けんの構想を練っています。

今、レシピを考案中なのが、

あずき石けん
シルク石けん
はちみつ石けん(定番!)
ローズヒップ石けん(改良番)
海藻石けん
ごま油石けん(ごま油の匂いはしない予定。肌にいいはず)

ってとこ。わくわくしてきた~。
  1. 2005/01/19(水) 15:26:09|
  2. 日常
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宗教の話

「私は無宗教です」って言うのって、日本では「私はしごくまともな人間です」っていうのと同義じゃないだろうか。

弟が「これおもしろいよ」とサイトリンクを貼ってきました。HPの名称は「新興宗教を考察するページ」。閲覧しましたが、なるほど興味深いです。

あるイスラム教の国に出張した日本のビジネスマンたちが、入国審査書類の「宗教」の欄に「なし」と記入したら入国を拒否されたので、慌てて「仏教」と書き直した。そんなことをどこかで読んだことがあります。「無神論者=いかがわしい者」とみなす社会は多い。ドイツでも子供が生まれたら洗礼を受けさせるのが一般的で、小学校に上がれば宗教の時間があり、「カトリック」ないしは「プロテスタント」のクラスに分かれて授業を受けます。そのどちらにも属さない子には「倫理」のクラスが設けられています。

「信仰を持っている人は胡散臭い」と思う日本人は本当に無宗教なのでしょうか。無宗教といいながら、お地蔵さんに前掛けをかけたり、初詣に行ったり、法事をとり行ったりするではないか。外国人から見たら「宗教的行為」にしか見えないそういった諸々のことについて、たいていの日本人は言います。
「別に宗教心があるからやっているわけではないのです。単に、習慣だからやっているのです」
私も神社参拝のときに自分が神道の信者だなんて意識したことはありません。でも、ヨーロッパの教会で跪いてお祈りしている人が「別に信仰を持っているわけではありませんよ。習慣だからやっているだけ」と言ったら、果たして日本人はそれを信じるだろうか。

学校教育の場で宗教が扱われないということは、つまり、宗教はなくてもいいものとみなされているのですよね?それにしては新興宗教の教団数が多いのは、一体どういうことだろう?占いが流行ったり、お守りを持ち歩いたりする人が多いのは、日本人が超自然的な何かを求めているということじゃないのかな。なのに何故「日本人は無宗教」なの?

とても不思議。誰か私を納得させて。
  1. 2005/01/17(月) 15:29:49|
  2. 日本
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カトリックの結婚式

宗教について書いたところなので、関連するお話を一つ。知人のエピソードです。


ある日本女性がドイツ人男性と結婚することになりました。男性の両親は特に反対はしなかったけれど、一つだけ条件を出したそうです。
「カトリック教会で結婚式を挙げて頂戴」
彼らは敬虔なカトリック教徒だったのです。日本女性のほうは「無宗教」だったけれど、夫の両親がそれで喜ぶならと快諾し、挙式のために必要な洗礼も受けました。そしていざ結婚式の準備に取りかかろうと思ったら・・・

ことはそう単純じゃありませんでした。なぜなら、彼女には実は離婚歴があったのです。カトリック教会は離婚を認めていないので、カトリックの式が挙げられるのは一生に一度。(日本ではどうなのかわかりません。ドイツでの話ね)しかし幸いに、というかなんというか、彼女の一度目の結婚式は神道式だったのですね。カトリック教会はカトリック以外のいかなる宗教にもとづく結婚も「正式の結婚」とはみなさない。つまり、彼女は「いまだかつて結婚の経験はない」ことになるのでした。

ただし、それを証明しなければならない。

この手続きがとてつもなく面倒なことを、その時点で彼らは知りませんでした。過去にカトリック教会で式を「挙げていない」事実を証明するには、自分がこの世に誕生してから今日までに住んだ地域すべての管轄カトリック教会と連絡を取り、そこに自分が信者として「登録されていなかった」という証明書を発行してもらわなければならないのだそう。怖ろしいことに、彼女の人生は引越しに次ぐ引越しでその日に至っていたので、かなりの数の証明書を集めなきゃならなかった。

それだけではなかったんです。その手続きを自分だけではなく、自分の両親、別れた前夫、そして彼の両親の分までやらなきゃいけなかったんだって!!別れた夫に電話して「カトリック教会からハンコ貰ってきて」。冗談じゃない。

しかし彼女はとうとうやり遂げました。気が遠くなるようなその作業を。そして、大事な書類の束をカトリック司祭のところに持って行きました。司祭は重い封筒を受け取り、言ったんだそうです。
「確かにお預かりしました。これをローマ教皇さまに送ります。教皇さまが内容を審査され、署名してくださったら、あなた方は結婚式を挙げることができます」

ローマ審査があるなんて聞いてなかったよ・・・と愕然とするも、文句を言ったところでどうなろう。力が抜けつつあるのを感じながら、彼らは訊ねました。
「それで・・・どのくらいの時間がかかるものでしょうか」
「そうですね。3年ほど見て頂ければ」

やーめた、やめた。ウェディングドレスなんてやーめた!役場で婚姻届にサインしてハイおしまい。

結局、そうなったんだって。
  1. 2005/01/17(月) 15:28:59|
  2. 各国情報
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神道の結婚式

息子に、「ねーお母さん。気絶すると口から泡ふくのってどうして?」と聞かれました。
「さぁ~。知らないよー」と答えると、
「知らないよじゃないよ。調べるのがお母さんの仕事でしょっ」
翻訳業なんてやってると、家族に年がら年中「無料翻訳・検索サービス」を強要されて頭に来てますが仕方がない。調べましたよ。(と言っても横着をして、某科学サイト管理人の学者にメールで質問しただけです)

「私は医者ではないのであくまで推測です」と断った上で回答してくださったのですが、それによると、
 
 人は意識を失っても呼吸はするが、唾液は飲み込めなくなることがあり、その唾液が呼吸とともに口中から外に押し出されるときに泡を作る

だそうです。そうなんだー!
  1. 2005/01/17(月) 15:27:53|
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鬼太鼓座

今日は埼玉会館へ鬼太鼓座の公演を見に行って来ました。

ブラボー!

民族音楽はたいてい好きですが、和太鼓は特に好きなものの一つです。エキゾチックなものに魅かれる私だけど、「和」もだ~い好き。太鼓って精神衛生効果絶大ですね。「はちの巣太鼓」団員である夫も大満足のパフォーマンス。堪能しました。

あ~佐渡に行きたい。
  1. 2005/01/16(日) 15:17:58|
  2. 日常
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旅のげっそり話 その1 ブルネイ航空の思い出

旅行中はいろいろなことが起こります。それはビックリすることや楽しいことばかりじゃない。ときには思い出すのもゲッソリなことも。

忘れもしないブルネイ航空。あるとき夫と私はこの航空会社を利用してしまいました。だってタイ航空が高かったんだもん。

行きはよかったのです。ブルネイ航空の飛行機に乗ると離陸前に「旅のお祈り」っていうのがスクリーンに映し出され、「アラー オー アクバ~ル」っていうのが流れます。そして飛行中はメッカの方角が常にスクリーン上で確認できるようになっています。そういうことすべてが興味深かった、行きの機内では。

帰りの便は夜10時頃の出発予定でした。機上の人となったらあとは寝るだけなので、その日は最後の日を思い切り楽しもうと、朝からずっと外を歩き回ってクタクタに疲れていました。それなのになかなか搭乗手続きが始まらない。しかも何のアナウンスもなく、一体いつまで待たせるのかとイライラしながらゲート前で2時間近く待ちました。しかしやっと搭乗ゲートが開いて機内に乗り込み「あ~つっかれたぁ」と座席になだれ込むように座るや否や、スチュワードの一人が夫のところにやってきたのです。
「お客さん、申し訳ありませんがいったん降りてください」
一体何のこと?驚いている間に夫は連行された。

わけがわからず不安な気持ちで待つこと約15分。青い顔をした夫が戻って来ました。
「えらいことになったぞ」
機外に一度連れ出された彼は、客席乗務員にこう言われたのだそう。
「この飛行機の乗客の中に体の不自由な方が一名います。法律では障害者は介護人が同行しなければ飛行機に乗れないことになっているのですが、手違いで介護人がいないのに予約手続きが取られてしまったのです。そういう事情なので、申し訳ないのですがあなたに介護を引き受けていただきたい」
何だってぇ?夫はもちろん断りました。だって極限まで疲れていたし、大体そういうのは乗務員の仕事ではないか。
「我々はそれぞれ職務がありますからできないのです」
「私がノーと言ったらどうなるんですか?」
「その場合はこの飛行機は飛びません」
ふざけるな!と思ったけど、押し問答の末結局書類にサインさせられてしまった、そう言うのです。

夫と私が顔を見合わせて途方にくれていると、一人の男性が車椅子に乗ってやってきて私の隣の席に座らされました。見るところ彼はヨーロッパ人のよう。履いている靴の形が既製品ではなかったので、どうやら障害というのは下半身に関するものらしい。スチュワードは詳しい説明もせずにサッサと行ってしまいました。この男性が一体どのような障害を持っているのか、どのようなお手伝いが必要なのか、さっぱりわかりません。車椅子に乗っているということはトイレの補助をすればいいんだろうか・・・

そんなことを考えているとその男性が激しく咳き込み始めました。「グォッ、フオッ、ゴホッホッ、グワーッ」
も、もしかして・・・何かの感染症では?
そもそも何人なんだろうと思って尋ねて見ると、私の顔をみて微笑んでいるだけで質問には答えない。も、もしかして知的障害なのでは?


しばらくして、スチュワーデスが飲み物のワゴンを押してやってきました。私が隣の男性に「飲み物、何にしますか?」と聞くと、彼はかすかに口を動かすけれど聞き取れない。でもどうやらMで始まるものであることはわかったので、ミルク?と聞いてみたけれど返事はなし。ドイツ人かなと思い、ミルヒ?と言ってみる。やはり反応なし。あー何語で話したらいいんだろう。そのときスチュワーデスがテトラパックに入ったマンゴージュースを見せて「これですか?」と言いました。そうしたら彼は嬉しそうに頷いているんです。Mで始まる飲み物ってマンゴジュースだったの・・・食事は「バミー・ゴレン(マレー風焼きそば)」。隣の彼は美味しそうにそれを食べ始めました。スプーンとフォークを器用に使って。(ナイフとフォークじゃないよ。)あまりに怪しすぎる・・・

その後何度かトイレに同行し(これは夫がやりました)、精神的にも肉体的にも疲れ果てた頃、彼は震える手で紙ナプキンをつかみ、そこにボールペンでなにかを書きました。手を細かく動かすのに苦労するらしく、とても汚い字で読みにくい。
「ご迷惑をかけてすみません。あなたたちの旅を台無しにしてしまいました」
ドイツ語で書かれていました。ちょっとホッとして、「いいんですよ、気にしないで」と言うと、さらに何かを一生懸命書いています。
「私はタイに住むスイス人です。数年前にバイクで事故に遭い、体が不自由になりました。話すこともうまくできません。今回は三回目の手術のためにスイスに一時帰国するのです」
そうだったのか・・・道理でマンゴージュースを飲み、まるでタイ人のようにスプーンとフォークで食事をするわけだ。

事情がわかったら自分たちが世話係にさせられたことに対する怒りは消え、その男性の身の上に同情し、心配になりました。手術うまくいくかしら・・・

だけど乗務員の態度はヒドイよ!私たちに全部押し付けて平気な顔してる。(しかもスチュワードは私のズボンにコーヒーをこぼした。)きっと、夫がヨーロッパ人、私がアジア人だというので私たちに白羽の矢が当たったのでしょう。私以外の女性乗客はほとんどみなスカーフを被ったムスリム女性で見知らぬ異性のお世話なんてできるわけがない。

飛行機を降りるときには何か粗品くらい手渡されるのかと思ったら、Thank you, Sir.の一言だけ。
Thank you, Ma'am.はナシかい?このショーヴィニスト!
  1. 2005/01/15(土) 15:16:51|
  2. 旅行
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漢字の話

漢字学習って面倒だ。でも、漢字の読み書きができてよかったと思うことは多々あります。

ドイツに行ったばかりの頃通ったドイツ語講座には、アメリカ人、ヨーロッパ人、アジア人、アフリカ人、アラブ人といろいろな受講生がいました。お互いドイツ語が拙いので休み時間のお喋りもままならない。でも、アジア系受講者同士はコミュニケーションが円滑なんですよね。それはホレ、漢字で。言いたいことを紙に漢字で書いて相手に見せる。相手はウンウンと頷く。昼休みにはみんなで学食へ行き、じゃがいも料理を食べながら筆談が白熱!

ドイツ語の授業でも漢字が活躍しました。先生に指されて単語の意味がわからず困る。すると隣のアジア系受講生が「天然痘」とか「難民」とかノートに書いてチラと見せてくれる。あ~そういうことね。当時、携帯電話によるカンニングというのは存在しませんでしたが、漢字カンニングは大いに役立った。

でも中国・日本・韓国(最近韓国人は漢字をほとんど使わないらしいですが)で漢字の意味が微妙に違ったりして誤解を生じます。確か「手紙」って中国語ではトイレットペーペーのことでしたっけ。

ある内蒙古出身の女性が後に結婚して、故郷での挙式の写真を見においでというので遊びに行ったら、「モンゴルからお酒を買ってきたの。一緒に飲まない?」と勧めてくれました。地元の特産品だという話でしたが、ボトルのラベルの文字には意表をつかれました。そこに書かれていたのは・・・

「安酒」

真面目な顔をしようとしても、つい吹き出しそうになって困っちゃった。

こんな話も聞いたことあります。知人が台湾旅行をしたとき、ちょうど映画「クロコダイル・ダンディ」がロードショーで上映されていました。その映画の中国語タイトルは「鰐先生」だったそう。想像すると可笑しい・・・
  1. 2005/01/15(土) 15:15:52|
  2. 言語
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数字の翻訳

「外国語で話すときって外国語で考えるんですか?それとも日本語で考えて訳してから喋るんですか?」とよく聞かれます。

ドイツ語を話すときはドイツ語で、英語を話すときは英語で考えます。その他の言語を喋るときも(片言しかできませんが)たぶん日本語では考えていないんじゃないかな?だって一つの言語で考えつつ別の言語で喋るのってすごく難しいですよ。それができたら同時通訳者になれちゃう。というわけで、外国語で話すとき、頭はその言語モードになっています。

でもダメなんです、数字だけは。なぜか数字はどうしても日本語でしか理解できません。それでなくても暗算苦手なのに、外国語って数のシステムが違うんだもん。一、十、百、千。ここまではクリア。しかし万を超えたらもうアウトです。「スリーハンドレッドサウザンド」と言われてもそれが30万であると理解するまで何十秒もかかってしまう。

「聞いてよ!友達が家を買ったんだけどさあ。なんとXXXドル!信じられるぅ?」
なんて言われても、それが信じられないほど安いのか、あるいは信じられないほど高いのかすらわからない。しかたがないので、
「ワーオ!」
と取りあえず驚いておいて、「え~と、XXXドルって日本語ではいくらだっけ?」と必死で考える。大変です。

ドイツにいた頃は自分の電話番号をドイツ語で暗記していたので、番号を聞かれたらスラスラと言えたのですが、たま~に日本人から「おたくの電話番号は?」と聞かれると咄嗟には答えられなくて困りました。「ドライヌル、ドライズィーベン、ゼックスフィア」とブツブツ声に出して言いながらその辺の紙切れにその数字を書き出し、それを今度は日本語で読み上げるという七面倒くさいことをしなければならなかった。

でも夫がいるときは大丈夫です。彼には結婚してすぐに日本の数システムを説明して「万」という単位を覚えてもらったから。理系の彼はあっさり理解しました。それ以来我が家ではドイツ語で話すときでも数字だけは Es kostet 30 Man Euro. というふうに「万システム」を採用しているのです。他人と話すときは勿論これでは通じませんが、夫が相手の言った数字をテキパキと「万システム」に換算して伝えてくれるので助かります。

それにしても、どうして数字に関してはマルチリンガルになれないのでしょう。もしかして言語データと数データって脳内の別のところに保存されているのではないか、という気がしてしょうがないんですよね・・・それとも、これって私だけの問題?
  1. 2005/01/15(土) 15:14:56|
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旅の不思議話 その1 ムスリム女性の服装

タカラのリカちゃんって、「バービー人形はセクシーすぎて日本では受けない」というので日本人受けする清純かつモダンなイメージで開発されたんでしたっけ。しかし、実はバービーには清純な妹がいるんだそうです。その名はラザンヌ。

ラザンヌとはアラビア語で「控えめ」。ラザンヌはお姉さんと洋服の取替えっこなんてしません。頭にはきっちりヒジャブを被り、お出かけのときは必ずロングコート。このイスラム版バービー人形、アメリカのムスリムの間で大ヒットしてるとか。

現在フランスでは、教育の場でのムスリム女性のスカーフ着用を禁じるべきか否かで激しい議論が繰り広げられているようですが、一口にムスリム女性の服装といっても、その国・地域によってずいぶん差があるみたいですね。普通のお洒落スカーフを頭に巻いただけの人もいれば、頭のてっぺんからつま先まですっぽり覆って見えているのは目だけという人も。

他人の服装、それも宗教的理由による特殊な服装についてとやかく言うつもりはありませんが、アブダビ空港で見かけた、ある女性には正直ちょっと驚きました。全身が黒い布で完全に覆われ、目すらも黒いベールの後ろに隠れていたから。そして、その格好では周囲の様子はたぶんほとんど見えないはずなのに、彼女はスタスタサッサと足早に歩いて行ったのです。ふと足元を見ると、なんと紫のピンヒールパンプス!

よくあれで歩けるなあ・・・

それにアラブの国って夏はすごく暑いはずなのに、黒なんて着て大丈夫なんでしょうか。
そんな私の疑問にシリア人の知人(男性)が教えてくれました。
「あのね、信じないかもしれないけど、あの下何も着てない人も結構いるんだよ。どうせ見えないから・・・」
ということは、アバーヤの下は裸にパンプス?

信じません。そんなこと。
  1. 2005/01/13(木) 15:13:25|
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旅のびっくり話 その4 インドネシアの通貨

インドネシアにいくと金銭感覚を失わないようにするのが大変です。だって、やたらとゼロの数が多いんだもん。数に弱い私はそれでなくても通貨の換算に困るのに、桁が大きいと本当に途方にくれてしまうのです。外国に行くと一応その国の言葉で一から二十くらいまでと、百、千くらいは暗記するけれど、日常の買い物がせいぜい三桁の数字で済む国ってそんなにはないんですよね。

インドネシアで買い物するとおつりにものすごい数の紙幣とコインが返って来て、お財布がパンパンになっちゃう。あるときスーパーでちょっと買い物したら、レジ脇に飴玉がたくさん入ったプラスチック容器が置いてあって、店員さんがおつりと一緒に一掴みの飴玉をくれました。
「何ですかこれ?」と訊くと「小銭が足りないので飴で我慢して」

ちょっとびっくりしたけど、どうせコインは帰国するとき両替できないから飴でよかったかも。
  1. 2005/01/12(水) 15:11:49|
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パスネット

今日は歯医者に行った以外はどうということのない普通の日でした。でも、そんな普通の日にも特別なことがあった。

先日、都内に出たときに新しいパスネット(電車のプリペイドカード)を買ったのですが、機械に入れた途端エラーが出たので係員さんに見せると「あーこれ、カードの故障ですね。新しいの作りますからお待ちください」って新しいのを発行してくれたんです。そのときに古いのは破棄されずに一緒に帰してもらったのですが・・・

今日間違って故障カードの方を機械に入れると、なんと機能してくれるじゃないの!
ということは、ということは・・・5000円分のカード一枚ボロ儲け!!やったーっ。

なんせ計算に弱くて普段からすべてをどんぶり勘定で済ませているので、それで損してることが随分あるんだろうけど、なぜか損についてはほとんど考えない性質で、得したときのことだけをいつまでもしつこく覚えている私。


やっぱり今日もいい日でした・・・


  1. 2005/01/12(水) 15:10:55|
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日暮里の異空間

今日は日本にいながらにして別世界へトリップしてしまいました。

珍しく家族で都内へ出かけようということになったのです。たまには下町情緒を楽しむのもいいかな。それに今住んでいる近辺にはエスニックレストランがないので、せっかく東京に行くなら久しぶりに珍しいものを食べてこようとも目論んでいました。

日暮里で山手線を降りると谷中方面へ。ほどなく「インドカレー」の看板が目に入りました。しかし残念ながら満席。よさそうなお店だったのにね・・・とがっかりして歩き出すと、谷中銀座の入り口手前に「ペルシャ・トルコ・ウズベキスタン料理」とあるではないか。これだっ!

店の入り口ではウェイターとおぼしき人物が客の履物を揃えています。「いらっしゃ~い!靴は脱いで入ってね~」なにやらただならぬ雰囲気。言われるまま靴を脱いで上がると、中にはテーブルも椅子もなく、オリエンタルカーペットが敷き詰められた床の上ところどころに板が置かれています。空いているテーブル(じゃない、板)についたもののメニューは見当たらない。

と思う間もなくウェイター(だか店長だか)がスープを運んできました。あれれ?まだ何も注文してないけど。
私「あの、メニューってあるんでしょうか?」
ウ「あるよ、残念ながら。でも絶対やめたほうがいい」
何のこっちゃ。

ウ「メニュー見るよりね、一人千円で美味しいものいろいろ食べる方がいいよ。幸せになれるよ」
私「はぁ。じゃ、それにします」
わけわからん。

どうせメニューみても料理わからないしね、お任せでいいよね。とスープをすすっていると、次々とお料理が運ばれて来ます。しかし、それがもう凄まじい品数!

1  チキンスープ
2  サラダ
3  シナモンティ
4  チャパティ(のようなパン)
5  オリエンタル肉じゃが
6  サフランライス
7  クミン風味ハンバーグ
8  かれいのグリル
9  スパイシーポテトサラダはさみ揚げパン
10 ほうれん草の煮物
11 ひよこ豆のシチュー
12 ピクルス4種類
13 ヤギのクリームチーズ
14 ドーナツ(のようなもの)
15 ジャム2種類

注:お料理の正式名称は不明です

しかも驚いたことに、あんな店構え(失礼)から普通だったら期待できないくらい、どの料理もなかなかイケルのです。

食べても食べても追いつかないのに、定期的に「ドサッ」とお代わりが投げ込まれ唖然とするばかり。息子は「すげぇすげぇ、このレストラン!」とハイになるが、娘は恐れをなして「ママお願い。もうけっこうですって言って。ダメだよ~無理だよ~」と半ベソ。おまけにウェイターが「残したら帰さないよ~」なんて冗談を言うもんだから、娘はパニックに陥った。
「お客さんに迷惑だよ!こんなに作っちゃって・・・」

すると隣のテーブル(じゃなくて、板)のお客さんが「もう要らないって言わないとダメみたいですよ。じゃないと際限なく運んでくるみたいです」
えええ~!?
その時、ウェイターがチキン料理とプディングのようなものを運んでくるのが見えました。
「ダメだ、早くしないとッ!」
慌てて立ち上がり会計へ。
「ハイ、一人千円。子どもは半分だからみんなで三千円ネ。また来てね~」
ホントにいいんですかね。

ウソみたいな話だけど、ウソじゃありません。お店の名前は「ZAKURO」。信じられない人、今度行ってみて。
  1. 2005/01/10(月) 15:09:51|
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娘の基準

今日、娘(5)が友達の家に泊まりに行きたいと言い出しました。しかし、今晩は家も先方も都合が悪く、すでに来週お世話になる予定になっていたので「今日はダメ。来週ね」と言ったが娘は承知せず。

娘「今日もダメ、明日もダメなんてひどいよ」
私「だから来週はいいって言ってるでしょう」
娘「あと何日?」
私「7日」
娘「ゲー!!!そ~んなに長い間ダメなのぅ?ひどすぎる・・・」

この手の議論はしょっちゅうです。保育園で一日中友達と遊んでいるのに、娘はさらに毎晩友達と行き来したいと言うのです。えーなんで?と思うけど、しぶしぶ週1、2回は許可。ときには出血大サービスで3回もOKすることもあるのに、それでも娘は「ママはいつもいつもダメって言う!」私にすれば「要求を聞いていたらキリが無い。ワガママもいい加減にして」だけど、娘の物差しでは「ゆりこはいつもすごーーーーーくガマンしてる。昨日も今日も結局はママの言うとおりにしたじゃない。ゆりこのどこがワガママなの?」

お互いの基準が違うんだから、どうしようもない。

娘の苦情は続きます。
娘「ママはさ~、話しかけてもいい加減な返事するでしょ。アーとかウーとか。それすごく失礼だよ」
私「うん、確かに失礼だ。ごめんね。でも話は聞きたいけど、私もいろいろやることあるんだよ。ゆりこってすごくたくさん話しかけるんだもん。全部真剣に聞くのは難しいよ」
娘「だって、話したいことがスッゴクたくさんあるんだもん、しょうがないじゃない!」
私「う・・・そりゃしょうがないわ」

食欲に個人差があるように、「遊び欲」「喋り欲」にも個人差があるんだろうなあ。食欲旺盛な子が「まだ食べたりない。もっと」と言うのを「もう充分食べたでしょ。ワガママ言わないの!」とは言えないように、「遊び・喋りキャパシティ」がマンモス級に大きい我が娘に私の基準で「充分遊んだでしょ」「充分喋ったでしょ」とは言えないのかもしれない・・・

それにしてもな~。

  1. 2005/01/09(日) 15:08:50|
  2. 日常
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旅のびっくり話 その3 タイの店員さん

「お客様は神様です」なんて店員が客にへいこらしてるのは日本ぐらいなのかな~、と旅行をしているとよく思います。いやいや、日本にだって感じ悪い店員はいるよ・・・と言われそうですが、日本はそもそもサービスの基準がものすごく高いんじゃないでしょうか。

80年代の終わりごろ、タイに一ヶ月半滞在していたんですが、泊まっていたカオ・サン通りの安宿(一泊200円でした)のすぐ裏に「ニューワールド」という名前のデパートがありました。(数年前に再び訪れたらすっかりさびれていましたから、もうないかも知れません)そこに初めて買い物に行ったときは驚きでした。だって、衣類が積んであるワゴンの商品の上に店員さんが腰掛けてご飯を食べていたんだもん。見ると、お昼時だったせいか、他の店員さんも通路にしゃがんでどんぶり物とかラーメンを食べてる・・・

現在のバンコクはお洒落なブランド店やデパートが立ち並んで、東京のお店とだんだん変わらなくなってきているのかもしれませんが、私がいた頃は、でれ~んと棚に寄りかかったり、モノを食べている店員さんは珍しくありませんでした。

それどころか!鼻くそをほじくりながら客に対応している店員さんも多かったのです。(衝撃)

ちょっとした食堂のようなところに入ってテーブルにつくと、奥から店員さんがやってきて、「どっか!」と自分も客の向かいの椅子に腰掛け、「ハイ、注文は?」と鼻くそをほじくりながら聞いたりするのです。

暑い国だし、バンコクは排気ガスもひどいから、どうしても頻繁に鼻掃除をしなくてはいけないのかも・・・と好意的に受け取ろうともしましたが、飲食店でしょ・・・ちょっとなー。

カオ・サン通りは世界のバックパッカーの溜まり場なので、いろんな国から来ている旅行者と友達になれるのですが、この「タイ人の鼻掃除」については大いに話題になりました。で結論は、「タイでは人前で鼻掃除をすることは恥ずかしいことでも、失礼なことでもないに違いない」ということに落ち着いた。

そういえば、同じ光景をインドネシアでも見かけました。バリ島デンパサールの旅行会社に航空券を買いに行ったら、オフィスの若い女性事務員が電話をかけながら鼻くそをほじくって、それを机の裏にくっつけていました。

まっ、いっか。
  1. 2005/01/08(土) 15:07:31|
  2. 各国情報
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