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数日の間、旧友が日本から遊びに来ていました。
彼女は私と同い年。都心の分譲マンションに住む、外資系企業の部長さん。子持ち主婦の私とは対照的な生活をしています。 久しぶりに会ったけど、相変わらず体型は若いときのまま。髪は黒々、皺もなく、踵はスベスベ。いいな〜、羨ましい! そう思ったのですが、彼女曰く、 「そうでもないわよ。ストレスのせいか吹き出物ができやすいし、ちょっとした傷もなかなか治らないし、日焼けでできたシミも、レーザー治療とかいろいろやってみたけど良くならないの。あなたこそ、シミもなくて健康的じゃない」 いやー、私も結構あるんですよ。シミなのかソバカスなのかわからないものがね。彼女は近視だから、よく見えてないだけ。でもまあ言われてみれば、基礎化粧をまったくせず、日焼け対策も怠っている割には、肌のトラブルは少ない方かもしれません。 「それは、子供を産んでるからよ。子宮をちゃんと生理のサイクルから休ませたから、健康でいられるのよ」と彼女。 かつて女性は、初潮後まもなく第一子を産み、何人もの子供を産んで、最後の子供を産んでしばらくしたら死んでいった。女性の生涯における総月経回数は約50回。しかし、寿命が延び、ライフスタイルが大きく変化した現代では、女性が生涯に産む子供の数は大幅に減り、月経の止まる妊娠や授乳期間がほとんどないので、死ぬまでの総月経回数はなんと平均で450回。昔の10倍近くにも増えている。つまり子宮は、作っては壊し作っては壊しという作業を休みなく延々と続けているわけ。 「これだもん、体がおかしくなって当たり前なのよ」 負荷がかかりすぎということなんですね。確かに、子宮内膜症や子宮がん、乳がんなどの疾患と出産経験の間には関係があると言いますよね。うーむ。子供を少なく産むようになって、いろんな面で楽になった、その分若さを長く維持できるようになったと考えていたけど、事はそう単純ではないってことか。プラス面があれば必ずマイナス面もある。 先日、ニュースで聞いたばかりです。日本女性の平均寿命は21年連続で世界一だそうですね。いや〜、日本女性って元気なのね〜って単純に感心してましたが、よく考えると、世界一長く生きるから健康状態も世界一というわけではないんでしょうね。あちこち不具合を抱えての長生き、ということもありえる。 より快適で、より豊かで、より充実した生活を送りたい。そう切望して人間はライフスタイルを変化させて来たわけですけど、そうして得られたものもあるが、そこから発生した新たなトラブルもある。 難しいですね〜。
こっちに来る少し前、日本で義妹とこんな話をしてました。
義妹「物を考える時って、どうやって考える?頭の中で文章を作りながら考えるか、それとも絵を思い浮かべながら考えるか」 そんなの決まってるでしょう。文章を作りながら思考する以外、ないじゃないの!と、私は思いました。ところが彼女が言うには、自分もやはり「文章思考派」だけれど、彼女の周囲の人々の多くは「映像思考派」だそうなんです。 思考をするときには頭の中にイメージというか、絵のような物が浮かぶ。話したり、書いたりするときには、それを言葉に置き換える。 えええーっ!と驚いてしまいました。私、そんなことしたことありませんし、できそうにもありません。考え事の極めて多い人間ですが、思考は常に言語を使ってします。誰かに語りかけているような感じで、ブツブツと独り言を言うように考え事をします。あまりに真剣に考えているときには、眉間に皺が寄って、唇が動いているかも。。。 言語ではなく絵を使って思考をする人がいるなんてね。信じられないな。不思議な気持ちで子ども達に聞いてみました。 「ねえねえ、何か考えるときってさ、頭の中で文章を作る?それとも絵を思い浮かべる?」 息子も娘も即座に、 「絵に決まってるじゃん!文章なんて作りながら考えたこと一度もないよ!」 えええ〜。そうなのぉ〜? 夫にも聞いてみました。 「絵を思い浮かべながら考える!」 私って少数派? 今まで思考とはすなわち言語を操ることだと決めつけていたので、小さな子どもが深い思考ができないのは言語能力が未熟なせいだと思っていましたが、違ったんですね。いや、不思議。 私と同じで文章を作りながら思考をする義妹はこう言っています。 「私が人の顔を覚えるのが苦手なのは、画像処理が下手だからかも」 ウッ。私もそうなんです。人の顔、なっかなか覚えられない。子どもの頃、家で留守番をしているときにお客さんが来て、後で親に「山田さんという人が来た」などと報告すると、「山田さんって、どの山田さん?若い人?年配の人?眼鏡はかけていた?背は?髪型は?」と聞かれても、なあーんにも記憶に残っていなくて呆れられました。名前はちゃんと覚えられるんですけどね。 ビジュアル情報処理といえば、私は映画も苦手です。読書は得意なんだけど、映像だとわかんないんですよね、状況が。NHKの朝のドラマみたいにナレーションつけてくれないとよく理解できません。同じく抽象画もサッパリ。 逆に夫は、人の顔は覚えられるけど、名前は病的に覚えられません。親友の名前すら、しょっちゅう間違っている。ペーターのことをアンドレアスと言ったり、カタリーナをビルギットと言ったりする。全く似ていない名前とどうして間違うのか、理解に苦しみますが、彼曰く。 「オレにとって、名前というのは何も意味がない。人のことは、外見や特徴で覚えるんだ」 夫は読書嫌いの映画好き。語学はダイッ嫌い。映像思考人間だからでしょうか。 うーーーむ。私たちってかなりタイプが違うとは思ってたけど、思考の方法まで違ってたとは。。。
やっと子ども達が隔離解除となりました〜。今日からそれぞれ学校と保育園へ行ってくれたので、ようやく通常業務です。
家でゴロゴロ過ごしている間、Penというエコ雑誌を眺めていたんですが、そこに面白いものを見つけました。 みなさん、古パン屋って知っていますか?古ホン屋じゃないですよ。中古のパン、つまりBread(Brot)を売っているお店だそうです。 ベルリンのプレンツラウアーベルク地区にあるらしい、そのパン屋「Second Baeck」は、あちこちのパン屋さんで売れ残ったパンを約半額で売っている、と紹介されています。つまり、このお店の主は、あちこちのパン屋から売れ残ったパンを集めてきて「中古品」として安く売っているらしいんです。 「全粒のパンはもともと、焼きたてよりも2〜3日経ってからのほうが食べごろなのに、その日に売れなかったからと捨ててしまうのは勿体無い」という考えから出発したニッチビジネスだそう。 へえ〜え!なるほど〜。 いいところに目をつけたんですね。結構、流行っているらしいです。でも、なんとなーく、私個人としてはパンはやっぱり焼きたてを買いたいような・・・ でも、食品業界では結構、食品のリサイクルってあるんですよね。おおっぴらに「中古品で〜す」と言っていないだけで。私、大学生の頃に市場でアルバイトして、いろいろ見てしまいました。 お肉屋でお惣菜として売っているミートボール、売れ残ったら翌日は油で揚げて、もう一度棚に並べられました。それでも売れ残ると、三日目には中華風のアンをからめて再び棚へ。「美味しそう〜」と言って買って行く主婦が結構いましたよ。私は売り子でしたが、「これ、三日前の肉団子です」なんて勿論、言うわけないしね。 こういうのを色々見たので、あまりスーパーのお惣菜を買う気になれないんです。 もっと凄かったのがパン屋。私がアルバイトをしていたパン屋はパンの他にケーキも数種類売っていました。たいしたものはないです。チョコレートケーキにショートケーキにバナナボードに・・・・ でも一種類だけ、珍しいケーキがあった。それは「メルヘン」という名のケーキでした。色はうぐいす色とあずき色の中間ぐらいで、なんともいえない芳醇な香り。何のケーキなのだろう。一度味見させてもらうと、複雑で不思議な味がしました。 「メルヘン」は毎日焼くケーキではありません。一ヶ月に二度の限定販売。これが棚に並べられると、「あら、今日はメルヘンがあるのね〜」と客は喜び、メルヘンは飛ぶように売れた。 私は先輩店員に聞いてみたんです。 「このメルヘンって、変わった味ですよね。何が入っているんですか」 すると彼女は、「いろいろよ」 いろいろって? 謎が解けたのは、それから半月後。パン焼き職人さんに「ビアンカ〜。冷凍庫行って、凍らしたパン全部持ってきてくれ〜」と言われて。一日の終わりに、売れ残ったパンは冷凍保存してあったのです。それを残らず出して来いと言う。 冷凍庫の中にはいろいろありました。タマゴドーナツ、アンパン、クリームパン、うぐいすアンパン、チョコパン、ジャムパン、バターロールetc. あ〜あ、こんなに溜まっちゃって〜。どうするつもりなんだろ。 冷凍売れ残りパンの籠を受け取ると、パン職人さんは電動カッターで凍ったパンを小さく切り始めました。古紙をシュレッダーにかけるように。うぐいすアンパンもクリームパンもチョコパンも全部一緒です。 細切れのパンが解凍して柔らかくなった頃、そこにザーッと生クリームが投入されました。そして潰す・混ぜる・練るの工程を経て、いろいろなパンは融合し一つになった。どろどろした複雑な色と香りの「タネ」には、さらにいろいろと手が加えられ、型に流し込まれ、オーブンで焼かれ・・・ 「メルヘン」誕生〜!! うぐぐぐ・・・うげげげっ・・・・ ゴミリサイクル工場を見学してるみたい。 それ以来、よくわからないネーミングの食べ物は決して買わない私です。
昨日から小学校の息子のクラスは、インフルエンザのため学級閉鎖。
「元気な子は家庭学習をしましょう」 と、学校からのお便りには書いてあります。 家庭学習ね〜。うーん、何をしましょうか。昨日はとりあえず、親子そろばん大会を開催して大いに盛り上がりましたが、今日はどうしよう? そーだ!科学館へ行こう。先日、義妹がお台場の日本科学未来館で世界一のプラネタリウム、「メガスター」を見てとても良かったと行っていたので是非行ってみたくなりましたが、休日はかなり混雑するというし・・・と思っていたところです。学校が休みの今日はまたとないチャンス!!息子と二人、電車に飛び乗って行って来ました。 うちの息子はハイパーアクティヴで、おまけに視界に入ったものはすべて触らなければ気がすまないという困った癖がありますから、触れてはいけないものがいろいろ展示されている場所に彼を連れて行くことはできません。でも、科学館ならば「さわり放題」のコーナーがあるので、息子の欲求が満たされるし、私もガミガミ小言を言わずに済むので、お互いハッピーなのです。 面白いものが山ほどある中で、息子は予想通りハイパーぶり全開。特に彼の気に入ったのは力学系や3D系でした。 私が楽しかったのは、やはり生物学系の展示。特に脳に関するものが面白かったです。その中にこんなのがありました。 画面に映った女性が「ダ、ダ」と言っています。しかしこれは錯覚で、実際には彼女は「バ、バ」と発音しているというんですね。「ガ、ガ」と言っている映像に合わせて「バ、バ」という音声を聞かせると、「ダ、ダ」と言っているように聞こえるのだそう。 という説明を読んで、もう一度画面を見ながら発音に注意して聴いてみました。 「ダ、ダ」 今度は目を瞑って聴く。 「バ、バ」 また目を開けて画面を見ると、 「ダ、ダ」 ほんとだー!! 今度は画面の彼女の口の部分を押さえて聴いて見た。 「バ、バ」 おおおー!! 外国語で話をするとき、面と向かっての会話なら大丈夫だけど、電話だとどうも聞き取れないってことありますよね。それは「口の動きが読み取れないから」だと言いますが、聞くという行為が聴覚だけでなく、視覚にも大いに頼っていることがこれほどはっきりわかるなんて。これをマガーク効果と呼ぶのだそうです。詳しくはこちらなど。 ということは、極度の近眼で人の顔がよく見えないという人って、外国語会話での聞き取りでは不利なんでしょうか? そう考えれば、日本人に英会話や英語のリスニングが苦手な人が多いのも、しかたのないことかもしれません。学校の英語の授業では先生の口元を見て音を聞き取る機会が少ないですものね。私の中学、高校時代には英語教師で英語が喋れる人はいませんでしたから、発音を学ぶのはもっぱらカセットテープでした。聴覚情報のみから正確な発音を学ぶのは非常に困難なのかも。 数時間では全部見ることができず、目ぼしいところを回った後、プラネタリウムを観て帰ってきました。「メガスター」、とっても綺麗でした。星ってどうしてこんなにロマンチックなのかな。 でも、去年、西表島で見た星空ほどは感動しませんでした。空気の澄み切った春の夜、ひんやりと冷たい砂浜に仰向けに寝転んで、いつまでもいつまでも見ていたあの空ほどは。 科学館も好きだけれど、やっぱりリアルな体験はもっといいな。どうしてかな。 そんなことを思いながら家路につきました。 明日もまだ学級閉鎖は続きます〜。さて、今度は何をしよう?
私、体を動かすことがキライです。子どもの頃から、臆病でモノグサでした。おまけに、5歳の頃、交通事故で重症を負って長いこと寝たきりだったので、「外で泥んこになって元気に遊ぶ」こととは、ほとんど無縁の子ども時代を過ごしました。家の中で絵本を読んだり、ぬり絵を塗ったりしてました。
ですから、子どもができて、公園へ子どもを連れて行くっていうのも嫌いで、雨が降ると「よかった〜」って内心、喜んだりして。 ところが、昨日、ある本を読んでいて、気になることを見つけてしまいました。 お母さんの「敏感期」 モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てるというのが、その本です。モンテッソーリ教育ってどういうのだろう?と、ただいま興味を持っているところなので、図書館で借りて来たのです。 すごく大雑把に言いますと、そこに書かれているのは、子どもの発達の過程には「敏感期」といって、特定のことに強い感受性を示す時期があるので、その敏感期を見極め、時期に応じた活動をさせましょうってことみたいなんですけど。 それでですね、人間の脳の発達は、「延髄」から始まり、「脳橋」→「中脳」→「皮質」へと進んでいくらしい。健全な発達において大事なことは、この自然の法則に従った活動をすること。つまり、「新しい段階へと順調に入っていけるかどうかは、その前の段階をうまく終了してきたかに、全面的にかかっている」のだそう。(どっかで聞いたことあるな・・・) 具体的には、はいはいの時期には、充分はいはいをさせるべきで、歩行器になんかに押し込んでしまうな、とかそういうことのようです。 この理論では、三歳から七歳までは「運動の敏感期」だそうで、この時期には、子どもは随意筋肉を訓練するためにやたらと動き回るのが普通である。 ちょっと引用しますと、
ううう・・・最近、ごくごく身近に例があったような。 さらに、
ひえ〜っ。私、全力投球で体を動かしたことなんてありませんよ。そして、「意欲」は結構ある人間だと思うけど、「粘り強さ」「闘争心」などというものは、まるでないですね。好奇心だけは旺盛だけど、何をやっても「もう、ここらでいいわ」で終わってしまうタイプそのもの・・・ ま〜、巷に数ある理論の一つに過ぎませんから、鵜呑みにするこたぁないですよねっ! と思ったけど、夫にこの話をしてみると、こんな返事が返ってきました。 「う〜ん。よくわかんないけど、でもなんとなーく、運動と意欲には関連性がある気はするなあ。筋肉を動かし、鍛えることで意欲とか闘争心とかが湧き出てくるメカニズムが人間にはあるんじゃないの?」 「えー!それって、筋肉を動かすと特定の脳内ホルモンが分泌されるとか?」 「たぶん、そういうことじゃない?」 うーん。その可能性は否定できないですな。 私の「粘りのなさ」は、子どものときに体を動かさなかったせいなんでしょうかね〜。そして「運動の敏感期」を過ぎた今は、もうどうしようもない!? でも、これって「人間には前進しようとする本能があり、前進しようと努力することは善である」という前提のもとに成り立っている理論のような。 どちらでもいいんですが、やっぱり運動不足はいけませんね。今日は休日ですから、散歩にでも行くことにします。
色と人間。私の中ではまだケリがついていません。もう少しだけ、お付き合いくださいませ。
人間の肉体に光線をあてると、筋肉が緊張したり弛緩したりするが、その度合は光線の色によって違う。 これをトーナス変化と呼ぶのだそうですね。色による筋肉の変化を測定すると、赤・オレンジ・黄・緑・青の順に小さくなる。つまり、この測定値(トーナス値)が高い赤の光線を当てると、筋肉は緊張し、興奮状態になるとか。 また、産科医院の分娩室の壁やインテリアやファブリックには現在、ピンクが多く使われていて、私自身の経験でも、真っ白な「いかにも病院」という分娩室よりも、パステルカラーの方がリラックスできる気がします。ピンクには女性ホルモンの分泌を高める働きがあるといいますが、スムーズな分娩を促すために意図的にピンクが使われてもいるのでしょうか。 春先になると、なんとなくピンクなどの淡い色が着たくなったり、気分に合わない色の服を着て出かけると、一日調子がよくないというようなことも、女性であれば経験される方が多いのではないのでしょうか。 そこで、ふと考えたのですが、「制服」というのはどうなのでしょう。社会に制服というものが溢れているのは、それがもたらすメリットが存在するからにほかなりませんが、「毎日同じ色の服を着る」ことにデメリットはないのか。 日本では華美でなく無難な色として紺が多用されます。しかし、年がら年中、紺を着ていると、色による気分高揚・沈静効果を期待することはできず、逆にやる気が失せたりして、仕事の能率が落ちるなんてことはないのかな? 共産主義国では、一般に労働者の勤労意欲が低く、それは「頑張っても給料は変わらない」からと聞いていますが、もしかして、明けても暮れても同じ人民服じゃあ、気分がね・・・って可能性もちょこっとはある? なーんて、考えすぎですかね〜。 ご参考までにこんなサイトも
シュタイナー校では、サッカーをして遊んではいけない!?
そんな噂を耳にしています。うちでは、来年のドイツ帰国後、子供達をシュタイナー校に入れることも検討中なのですが、サッカー禁止は辛いなあ。だって、息子はサッカー大好きですから。 人に聞いてみたところ、すべてのシュタイナー校でサッカーが禁止されているわけではないようですが、基本的にあまり奨励はされていないらしい。でもどうして? 「ヘディングが体によくないのだ」 と聞きました。そうなのでしょうか?詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。 でも、ヘディングは、確かにあまり健康上よろしくないようですね。今朝届いた、Die Welt紙のニュースレターにこういう見出しを見つけました。 "Kopfbaelle und Hirnschaeden"(ヘディングと脳の損傷) これによりますと、アメリカのノース・カロライナ州立大学が、「プロのアメリカン・フットボール選手がアルツハイマーに罹る確立は、普通の人(選手じゃない人)に比べ、37%も高い!」という研究結果を発表したそうです。脳震盪を頻繁に起こすのが原因ではないかと考えられるらしい。 アメフトではヘルメットを被りますし、サッカーのようなヘディングがないにもかかわらず、こういうデータ。ドイツでも、サッカー選手とボクサーには脳損傷による後遺症を患う人が多いと言われているそう。 ひょえ〜。怖い! どの程度、心配なのかはよくわかりませんが・・・気をつけたほうがいいのかも。 こういう関連記事見つけたんですが、どうなのでしょう?
神戸大学発達科学部の広木克行教授の本に書いてあったんですが・・・
最近、小学生でも授業中に居眠りする子が珍しくないそうです。 しかしこれは、「やる気がない」「教師をナメている」と憤慨する前に心配してやらなければならない、子どもの「体力」の問題らしい。 最近の子ども達って、集中したくてもできないほど体力がないんだそうですね。現在の生活環境を考えれば、不思議はない気がします。 筋肉には動筋と静筋があって、動いているときには動筋を使っているので、眠くならない。しかし、座って人の話を聞くときには、体を動かす時に使う動筋は使わないので、だんだん眠くなってしまう。このときに静筋を使って集中力を保っているのだが、その静筋群の中心にあるのが「背筋」で、これが弱い人は長時間、集中して人の話を聞いていることができない。そういう説明でした。 背筋というのは、子ども時代からの遊びの中で鍛えられるのだけれど、近頃の子どもは外で遊ぶ機会がめっきり減ったため、どうしても背筋力がつかない。背筋が発達していないと、すぐ眠くなるので、動筋を使って目を覚まそうとする。つまり、「あくび」をしたり、体をゆすったり、歩き回ったり。 そういえば埼玉県には、Y先生という有名な理学療法士がいて、私の周りには、子どもの行動について不安なことがあると、このY先生の診察を受けに行く人がたくさんいます。不安なことといえば、例えば、「落ち着きがない」「母親から離れたがらない」「すぐキレる」など。Y先生は目が不自由なのですが、子どもを膝に抱いて、体を触診し、「この子はここの部分の筋力が弱い。だから、筋力を高めてあげなさい」と言って、その子に合ったマッサージや体操のプログラムを組んでくれるんだそう。 私も、息子があまりにいつもハイテンションで、くつろぐということのない子なので、ちょっと心配していたら、まわりのお母さんから、「Y先生に診てもらったら」とアドバイスされたことがあるんです。ちょっと興味はあったんですが、でもなんとなく、精神的な問題を相談に行って筋トレの方法を教わってくるというのがピンと来なくて、診療所が家から遠いこともあり、まだ行ったことがありません。 しかし、広木先生の書いてあることを読むと、 「そうかあ。筋力というのも、侮れないんだなあ」という気がしてきました。精神面とも無縁ではないんでしょうね。 ところで、私もすぐ眠くなる・・・ 背筋を鍛えましょうか。
ブライアン・サイクス著、「アダムの呪い」を読み終わったところです。前作「イヴの七人の娘たち」に負けるとも劣らない面白さでした。「イヴ〜」はミトコンドリアDNAの話でしたが、「アダム〜」はy染色体DNAについて。でも本の感想はまた別の機会に。今書きたいのは別のことです。
読んでいて、「あれっ?」と思った箇所があったんです。
メスの三毛猫の・・・っていうことは、オスの三毛猫もいるの!? 私、「三毛猫は全部、メス」って思ってたのでびっくり! 気になって、調べたらこういうのがありました。 http://homepage1.nifty.com/manekinekoclub/kenkyu/kaibo/mike/mikeneko.html 読んでみたら、三毛猫は基本的にみなメスだが、ごくたま〜にオスの三毛猫もいる。それは染色体異常、人間でいうクラインフェルター症の猫なんだそう。 なんだそうだったのか〜。 オス三毛猫についての疑問は解けましたが、このホームページの「三毛猫の遺伝子」と「三毛猫が生まれる仕組」のところ、真剣に読んでしまいました。いえ、三毛猫が特別好きってわけじゃないんですけど。遺伝の仕組みってどうも気になるんです。 「○男は目元が僕似だね・・・」 「○子の鼻は私似ね〜」 そういう話題はどこの家庭にもあると思います。 でも、夫婦ともに日本人の場合、身体的特徴の共通項が多く、「父親に似ても母親に似てもそうなる」部分がたくさんあるため、子供達の外見のどの部分がどっち似かについてなんて、それほどこだわらないのではないでしょうか。 それが私の場合は、外見が似ても似つかない異人種を配偶者に持っているので、遺伝について嫌でも意識に上ってしまいます。 息子は「パパ似」と言われることが多く、実際、パッと見ると夫によく似ています。でも、息子の顔をよぉーく見ると、目・鼻・口などのパーツは全然違う。二人とも目が二重で大きいのですが、夫の瞼は眉毛のすぐ下から大きく窪んでいて、そこが襞になっているのに対し、息子のは瞼の下三分の一くらいのところが内側に折りたたまれている。 つまり、夫の瞼は折り紙で言う「谷折り」。 息子の瞼は「山折りして谷折り」。 違う構造になっています。 鼻のかたちもまるっきりちがいます。口もです。そして、息子の顔のパーツは、私のそれとも違う。 次に、「どちらかというとお母さん似」と言われる娘の顔を観察すると、やっぱりパーツは夫のものでも私のものでもありません。 息子も娘も、「新しい部品」をつけているんです。そんなこと全く当たり前なのかもしれませんが、うちは違いがあまりに顕著なので、思わず「どうやって作ったのかな、この新しい部品・・・」と考えてしまう。 うちの子供の顔のことなんて、よそ様にはどうでもいいことですね。退屈な話ですみません。 でももうちょっと続けさせて頂くと、夫の耳垢はウェット型で綿棒でしか耳掃除ができず、私の耳垢はドライ型で耳掻きでしか取れず、息子と娘の耳垢は「べたっとしているけど、耳掻きでも取れる」中間型。(汚い話で恐縮です) 髪の毛は、夫がブロンド一色で、私が栗色+赤ラメメッシュというちょっと変わった色です。そして息子は茶一色ですが、娘は「茶+ブロンドメッシュ+赤ラメメッシュ」。 つまり、娘は「三毛」なんです。 そんなわけで、三毛猫に多少の親近感を抱いてしまいました。 異なる遺伝子を乗せた染色体同士が出会って、そこから新しいものが生まれるプロセスに、とても神秘を感じてしまう私です。
「アレルギーなので、果物は一切食べられません」
15年くらい前にそう言ったら、誰にも信じてもらえませんでした。卵や牛乳アレルギーというのは昔から知られていたけれど、私がいわゆる「口腔アレルギー症候群」を発症した20年ほど前には、まだ果物アレルギーというのは一般に認識されていませんでした。だけど、このおかしな病気の患者は年々増えて、いまではそう珍しくもなくなっていますね。 果物を食べると、口の中が痒くなったり、ヒリヒリしたり、粘膜が腫れたり、息苦しくなったり。とても辛いので、もう10年以上、果物は食べていません。いまでは諦めの境地なので食べなくても平気ですが、最初は悲しかった。甘〜いイチゴの匂いを嗅ぐたびに、食べられないのが恨めしかった。 私がアレルギー反応を起こすのは果物に対してだけではなく、もともとダニ・埃・花粉・動物の毛で鼻炎や喘息になるし、子供の頃はアトピーで、今も夏場は自分の汗に反応してアトピーが出ます。今までに、怪しげな代替医療も含めたありとあらゆる治療を受け、それなりに軽快はしたのですが、完全にアレルギーとおさらばすることは今のところ無理そうです。 果物に対する口腔アレルギーというのは、花粉症その他のアレルギーと関連があるそうで、共通の抗原に対する交差反応だということを知ったときにはショックでした。だって、こうなんだそうですよ〜。 白樺花粉アレルギーの人 → りんご・さくらんぼ・いちご・ナッツ(ピーナツ以外)・にんじん・生のじゃがいも・セロリ・トマトがダメ ヨモギ花粉アレルギーの人 → スパイスやハーブの多く・にんじん・セロリ・トマトがダメ 草アレルギーの人 → パイナップル・マンゴー・キウイ・豆類・穀物・トマトがダメ ゴムアレルギーの人 → バナナ・キウイ・マンゴー・アボカド・栗・セロリ・トマトがダメ ダニアレルギーの人 → エビ・貝類・エスカルゴがダメ 白樺花粉・ヨモギ花粉・草花粉・ゴム・ダニのすべてにアレルギーの私が果物を全然食べられないのは当然です〜(泣)もちろん、アレルギーを持つ人が上の通り全部の関連食物に対して反応が出るというわけではないですけど、発症する可能性は常にあるわけですよね。 私の場合、激しい反応が出るため果物は食べませんが、それ以外の食べ物は無理やり食べています。生野菜も基本的に全部ダメですが、ドレッシングでコーティングして食べる!反応が出ても無視!日常的に食べている食品にダメなものがたくさん含まれているようで、私の舌は十年来、常にまだら模様状態で、一度も正常に戻ったことがありません。でも、あれもダメこれもダメって言っていたら食べる物がなくなって死んでしまうので、無視するしかない。今のところはアナフィラキシーショックを起こしたことはありませんが、いつかそうなるかもしれません。ならないという楽観的前提のもと、食べ続けてますが・・・ 昔は果物アレルギーなんて存在しなかったのに、どうしてこんなに口腔アレルギー症候群患者が増えてしまったのか。環境汚染などで体に負荷がかかってるのね〜って思っていたら、負荷に苦しんでいるのは果物も同じなんですってね。アレルギー症状を起こすBetvたんぱく質って、異常気象や大気汚染などで植物がストレスに曝されたときに産生されるものなんですか〜。 まったくもー。どうにかならないんでしょうかね、アレルギーって。そんなわけで画期的治療法の出現を待ち望む私ですが、なにやら気になる情報が入って来ました。 抗IgE療法。 アレルギー抗体である、IgEをキャッチして閉じこめ、無効にしてしまう薬を患者に投与する方法で、ピーナツアレルギーではすでにかなりの効果が確認されてるそうですよ。喘息治療としても期待されているようです。詳細については、こういう文献があります:Anti-IgE Therapy in Asthma and Allergy。 でも、IgEがなくなっちゃうと、IgEのよい機能までも失われてしまう。つまり、寄生虫がつきやすくなるんじゃない?ガンにかかりやすくなるんじゃない?と懸念されているみたいですが・・・ また、こんなアレルギー予防策の可能性も研究されているんですね。 Betv1注射 前述のBetvたんぱく質の一つであるBetv1を合成し、注射することで、Betvに対する抗体を作ってしまう。予防接種ってことですね。 そしてなんと!軟弱な都会人の抵抗力を高めるために、こんな作戦も。 「田舎の空気」注射法 田舎育ちの子にアレルギーが少ないことから、アレルギーを防ぐと考えられる、ある種のばい菌(Lipopolysaccharide)に都会人を無理やり接触させてしまおう、というんだそう。 う〜ん。なんだか少し希望が沸いて来ましたよ。 いつか、私が山盛りのフルーツカクテルを味わう日は来るでしょうか・・・ 参考資料: Sueddeutsche Zeitung紙 別冊 "Wissen" 3月号 |
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