わいるどわ~るど 

異文化好き好奇心人間の世界考察ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ドイツのお菓子地獄

前にも書いたことがあるような気もするけど、どうだったかな。

ドイツで子育てしていて、日本よりも楽なこと、日本よりもいいなと思うこともたくさんあるけれど、ちょっとこれだけは....ということもある。その一つが、「子どもがお菓子を食べる機会があまりに多い」ってこと。

ドイツの家庭ではお昼をメインの食事にしている場合が多く、夕食はパンにハムやチーズをのっけただけの軽食で、これにはそれなりの利点はあると思うんです。寝る前にあまりこってりしたものを食べないほうが健康にいいし、準備や後片付けの手間も少なく、のんびりできる(これは前に書きましたね)。

しかし、夕食を食べてるんだか、食べていないんだかっていう家庭もあるみたいで.....

昨日、娘は友達のお誕生会に招かれました。時間は午後3時から7時までという設定。終わるのが7時なんだから、何か簡単な食事でも出るんだろうなと思い、夫と息子との三人で夕食を済ませちゃったんです。しかし、7時に迎えに行ったら.....
「お腹空いた~。ご飯ある?」と娘が。
「何も食べてないの?」
「お菓子や果物は食べたけど.....あと、ちょっとバゲットが出た」
う....それだけなんですね。ソーセージとかフライドポテトくらいは出るのかと思ったが。

またあるとき。友人夫婦が「動物園に行くから、お宅の子ども達も一緒に連れて行ってあげる」と言ってくれました。お言葉に甘えてお願いし、昼食後子ども達は出発。帰りの時間は何も言っていませんでしたが、夜7時になっても連絡はなし。まあ、お金を持たせたから、何か買って食べただろうと思っていました。

ようやく子ども達が帰って来たのは夜9時です。娘は車の中で眠ってしまっていました。息子は、帰るなり、「お腹空いた!」。夕食は食べなかったのかと尋ねると、「食べてない。アイスや果物は食べたけど」

お菓子でお腹がいっぱいになれば、夕食は別に要らんだろう、って家庭、そんなに珍しくもないみたいなんですよ。

息子が一年生のとき、クラスでクリスマスパーティがあって、「各家庭、一品ずつ食べ物を持ち寄りましょう!」というお便りが来ました。食べる時間は夕方5時頃、と書いてあった。私は当然晩ご飯バイキングだと思って、「鶏のから揚げ」を持って行きました。ところが、他の人は.....

全員、お菓子っ!!

クッキーにケーキにマフィンにチョコレート。手作りもあれば、市販品もありますが。もう、これでもかってくらい、お菓子お菓子のオンパレード。

いくら美味しくても、そんな甘い物ばかりはとても食べられないでしょう。と思ったのは私だけですか?そ、それに.....お菓子をそんなに食べたら晩ご飯に差し支える~。なんて、誰も心配しないのね。

すごいカルチャーショック。

それに....ドイツって、何か行事っていうと、子どもが山のようにお菓子をプレゼントされる仕組みになっています。こないだも、娘は小学校入学式のしきたりとして、ボール紙で作った巨大な円錐形の入れ物にお菓子をぎっしり詰めたものを抱えて学校へ行ったのです。しきたりですから、皆と同じように用意しましたが、内心、ため息でした。

だって、これを皮切りに、冬に向けて「ドイツお菓子食い大会」が始まるんですもの。

この入学式のお菓子を食べ切ってやれやれと思った頃に、クリスマス前の「アドベント」という季節がやって来ます。この時期のドイツ人のお菓子消費量はすごい。子ども達はどこへ行っても、チョコレートだのクッキーだのをプレゼントされます。おまけに、これもまたしきたりとして、この時期にはどこの家でもクリスマスのクッキーやチョコレートなどを器に山盛りにしてテーブルの上に置いておく。午後のお茶にでも呼ばれようものなら、「どうぞどうぞ」とひっきりなしにお菓子を勧められます。

大人はいいんですよ。自分でセーブすりゃいいから。でも子どもって、目の前にあればどんどん食べちゃうじゃないですか~。

クリスマスが終わった、やれやれ、と息をつく間もなく、2月にはカーニバル。パレードでは「飴の雨」が降り、子ども達はビニール袋いっぱいに、それを拾い集める。カーニバルのお菓子がなくなる頃には、復活祭。イースターバニーやイースターエッグをかたどったチョコレート攻めです。

まあね。こういう行事のときのお菓子って、その昔、日常的には甘いものなんて贅沢で食べられなかった時代にお祝いのときだけとお菓子を食べた、その名残なんでしょうけど。でも、現代では毎日のように食べてるわけですからね、そんな必要はないと思うんですよ。

さらに!ドイツの学校には日本のように「学校にお菓子を持って来てはいけません」という決まりはありませんから、平気で持たせてる親が多いですよ。誕生日にはお母さんの焼いたケーキを持って学校へ行き、先生やクラスメートと一緒に食べるのが習わしです。

年がら年中、誰かしらの誕生日があって、そのたびにケーキやらお菓子を頂いて、夏は夏でアイスクリームをしょっちゅう食べる。

どこかで読みましたが、ドイツ国民の一人当たり年間砂糖消費量は日本人の2倍らしい.....
日本人だって、必要以上にお砂糖摂取してるはずですから、その倍っていうのはあまりにすごい。これじゃあ、ドイツに肥満児が多いのも無理ないわ。

よその家庭のことはよその家庭として、うちはなるべく食べさせたくな~い!

と言っても、これだけお菓子が氾濫している世の中、お菓子与えないっていうのも難しいんですよね。せめて、お砂糖かなり控えめのものをと思ってなるべく手作りしてるんですが、子どもは「母の手作りケーキ」よりも添加物いっぱいの駄菓子の方が良かったりして、頭痛い~。

寒い季節が近づくに連れ、お菓子の洪水といかに戦うかと、身構える母です。



スポンサーサイト
  1. 2006/08/28(月) 04:59:17|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:22

ドイツでもレストランが禁煙に?

このところ、ドイツでも「飲食店での喫煙を全面的に禁止すべきかどうか」について議論が活発になっていますね。

ようやく、という感じです。

二ヶ月ほど前だったか、フォークス(だったかな?シュピーゲルだったかな?)に喫煙に関する特集が組まれていて、「ドイツも他の欧州諸国を見習って禁煙を徹底させるべきだ!」という論調だったので、少し期待していました。

私は喘息持ちなので、タバコの煙に曝される機会が少なければ少ないほど発作を起こさずにいられます。だから、公共の場が禁煙になってくれれば嬉しい。レストランは行きたくなければ行かないでもすみますが、行かなければならないところが煙もうもうなのは絶対困る。そして、レストランにもやっぱり行きたいので、禁煙だといいのにとずっと思っていました。

喫煙者を糾弾する気持ちはないのですが、煙草はやっぱりやめたほうがいいと思います。「百害あって一利なし」と昔から言われていながら相変わらず吸う人が多いのは、依存症に陥っているから。「喫煙者の権利云々」というのは依存症を誤摩化しているように思えるのです。社会的問題というより、医学的問題として考えた方がいいのではないでしょうか。

禁煙の苦労は私にはわかりません。吸わない人間が「やめろ」というのは簡単ですからね。「体を壊すことも覚悟で、それでも吸いたい」という人を説得するつもりもありません。でも、子育てをしていますから、煙草が減ってくれたら本当にありがたいのです。受動喫煙の害から子供を守るということはもちろんですが、子供が喫煙者にならないようにするためにも禁煙が広がることを願っています。

最近、喫煙がどんどん低年齢化していますよね。小学生でもバンバン吸ってる。「煙草を吸うのは不良だ」とか、そんなことはどうでもいい。とにかく、彼らの健康が心配です。最近の煙草には、「隠し味」として微量のバニラやココアなどの成分も含まれているそうで、その甘い味で子供はアッサリと中毒になってしまうらしいですね。子供のうちから中毒にさせて「お得意さん」にすれば煙草産業は儲かる。ゾッとします。

喫煙って、たいていは思春期に「ちょっとやってみよう」と好奇心から手を出したのが癖になって、やめられなくなってしまうと思うのですが(実は、私もやってみたことあります。ガラムという煙草です。幸い、癖にならずに済みました)、周囲に喫煙者が多くいればいるほど、「ちょっとやってみよう」の時期が早まり、「やっぱりやめておこう」とセーブする力が弱くなるんじゃないかしら。家に煙草があれば、喫煙はよくないという感覚も鈍くなるに違いないですから。

大人一人が禁煙することで、どれだけの子供の健康が守られるか。貢献度は大きいと思います。自分が癌にならなくても、周りの人が健康を害すれば、その人達の治療のために結果的により多くの健康保険料を負担しなければならなくなる。どう考えたって損じゃないでしょうか。

レストラン、禁煙になるといいな~。喫煙者の方には嫌な発言でしょうが、正直な気持ちです。


  1. 2006/08/09(水) 16:52:06|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:15

国民の夢

「内田樹の研究室」というページにこういうコラムがありました。

バブル崩壊少し後の「古い話題」であると断り書きがありますが、現在もそれほど変わってはいないんじゃないかなという感想です。一言で要約しますと、日本の新聞の折り込み広告はざっと三種類に分けられる。それは、不動産広告、塾の広告、そしてエステの広告だ、とか。言われてみれば、確かにこの三つ、すごく多いですね。

コラムでは、これら三つの広告の山は、平均的日本人の欲望がどんなものであるかを示している、いえ、もっと突き詰めて、「マイホーム」「できのよい子供」「妻の美貌」は、実はすべて妻の欲望であると仰られていて、そこの部分は読んでいてちょっとゾッとしちゃったんですが。

ふと考えてみると、ドイツの折り込み広告って日本のとは随分違います。日本でいう「塾」がないので、塾の折り込み広告というのは今のところ見たことがありません。エステの広告もないです。エステって、ドイツにもないわけじゃないけど、かなり地味ですよ。日本のように駅前にチェーンのエステサロンがいくつもあって、女性誌の後ろの方はエステ広告ばっかりとという風ではありません。嫌でも目につく状態ではなく、探さないとエステサロンなんてどこにあるのかわからない感じです。

不動産広告。これはありますが、やっぱり地味。裏表カラー刷りで、「七月完成!○○駅から10分!△△ショッピングプラザまで徒歩7分!」の他に何やら魅力的なキャッチフレーズで国民に夢を見させるような広告は目にしないなあ。新聞の不動産欄はどっちかというと、条件のみ数行で簡潔に記したアパマン情報の物件紹介みたい。

ではドイツの折り込み広告にはどういうのが多いのでしょうか。うちは有料新聞を取っていないので、ローカルな無料新聞が投げ込まれるだけですが、そこに挟まっている広告は圧倒的に家具屋の広告が多いですね。次に多いのが、ホームセンターの広告。日本ではホームセンターは大型雑貨店という感じですが、ドイツのホームセンターはDIY専門店。

ということは、ドイツ国民の最大の関心事は、「家の内装を自分好みにする」ということなのでしょうか。入れ物である「家」を買うことそのものが目標ではなく、家を手に入れた後、理想の内装を手に入れることに相当な情熱が注がれている気がします。

そういえばドイツ人って、他人の家の内装にとても興味を示すなあ。人の家に初めて招かれたら、玄関を入るなり、まずぐるりと辺りを見回して、「素敵なお家ですね」とコメントする。内心、「あまり素敵じゃないな」と思っても、ノーコメントでは許されないような雰囲気を感じるんですが、私の考え過ぎでしょうか。

それに、客が「お部屋は全部でいくつあるんですか?」とか、「あっちの部屋も見せて頂いていいですか~」などと言うこともしばしば。ドイツ人は「いいですよ。どうぞ~」と言って家中案内したりする。寝室やバスルームまでも。(でも、アメリカ人ほどではないな。アメリカ人ってお客が来ると、家の中ツアーをやりますよね?)

日本だと、親しい友達は別として、あまり人の家でキョロキョロすると覗き見趣味と嫌がられそうだし、客が寝室に入るなんてことはまずないんじゃないだろうか。

内装に凝るドイツ人は、自分の家の中を人に見てもらいたいと思い、また他人の家の内装も参考のために見たいと思う。

日本では「立派な家」とは「外観が立派な家」のことで、もちろん内装も立派な方がいいには違いないんだけど、ドイツでは家の外観はわりとどうでもよくて、築100年でボロボロでも中が綺麗であれば「立派な家」に住んでいると言ってよい。

幸せな暮らしとしてイメージするものも、その国民によって違うようですね。

  1. 2006/08/07(月) 00:52:00|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

インビスや各国料理レストラン

も~、あっつくて......今日は何もする気がしません。

今日のお昼ご飯は、夫がホームセンターの前にあるアジアインビスで買って来たチャーハンと焼きそばで済ませました。

インビスというのは、日本で言うと「ほかほか弁当」のこと。ファストフードと言ってもいいかもしれないけれど、マクドナルドやバーガーキングのようなチェーン店ではなく、たいていは個人経営です。

このインビスにはいろいろあって、ドイツインビス(カレーソーセージやフライドポテトなど)の他に、トルコインビス(ケバブなど)、ギリシアインビス(ギュロス)そしてアジアインビスが数の上では最も多いかな。

アジアインビス、ほんとにどこにでもありますね。旧東ドイツの田舎にもちゃ~んと。中華とタイ、ベトナム、インドネシア料理が全部ごっちゃになったようなメニューで、日本の中華の味を期待すると『あれっ?」なことが多いけど、たまーに美味しい店もありますね。今日のは美味しかったです。ちなみにシェフはタイ人でした。

トルコインビス、ベトナムインビス、インドインビスには学生時代、よくお世話になりました。だって、マックなんかよりも安いし、栄養だってもうちょっとありそうだし。最近はあまり利用しなくなりましたが。

ドイツに住んでいながら、実はドイツ料理をそれほど食べていないんです。ドイツパンやドイツハムは日常的に食べているけれど、家で料理するときには、日本食か、イタリアンもどきか、創作料理が主。本格的なドイツ料理はあまり作りません、何故か。外食するときも、ドイツレストランよりも「各国料理レストラン」へ行くことが多いです。よく行くのはイタリア、インド、タイ、インドネシア、韓国のお店。夫は日本かギリシアのレストランへ行きたがります。

日本では各国料理レストランがあるのは都会に限られていて、田舎にはあまりありませんね。イタリアンレストランだけはやたらとあるけれど、イタリア人が経営していることはまずなくて、日本人が経営し、日本人が料理していることがほとんど。ドイツではドイツ人が作っている外国料理の店って、あまり聞いたことないな。あっ、そういえばベルリンにはドイツ人が経営および調理するラーメン屋があるんだったっけ?

ドイツにこれだけ「外国料理の店」が多いのは、移民が多いからでしょうね。日本でも市役所のパンフレットなどは最近いろんな言語でかかれているから、外国人や移民もそれなりに増えているのかなと思うけど、その割には「ブラジルレストラン」とか「フィリピンほか弁」なんていうのは見かけませんね。あればいいのにな。なんでないんだろう?保健所の許可を取るのが大変なんでしょうか?

はあ~、あつい~。

今晩も、料理したくない......

  1. 2006/07/23(日) 00:14:38|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16

母のカルチャーショック

滞在していた母が、明日日本へ帰国します。

休みのなかなか取れない職業婦人である母にとって、初の海外旅行でした。休暇は全部で十日間。行き帰りの時間を引くと、わずか八日間という短い滞在です。本当にあっという間。

ベルリンもポツダムも、見所はいくらでもありますが、この一週間、本当に暑くて、エアコンもなければエレベーターもないドイツの美術館や博物館を巡るのは拷問に近く、あれもこれも欲張るより、むしろのんびりしたいということで、家で過ごしたり、湖にピクニックに行ったりして過ごしていました。

私から今までにドイツの話をいろいろ聞いて、予備知識は相当にあったけれど、実際に自分の目で見てビックリしたことはやはりあったようです。たとえばこんな点。

1 「オオハンゴンソウ
繁殖し過ぎて周りの植物をダメにしてしまう悪い花」と母が認識していたオオハンゴンソウが、こちらでは庭に植えられ、可愛い小さな花を咲かせていたこと。それのみならず、ビアガーデンでは切り花として花瓶に活けてさえあった!北海道では空き地や河原などに増え過ぎて、「オオハンゴンソウを抜こう運動」まであると言うのに。

「同じ花でも、場所が変われば、良い花だったり悪い花だったりするんだね」と、コメントしていました。私はそれを聞いて、「同じ子供でも、環境が変われば、良い子だったり悪い子だったりするんだよな~」なんて思ったりもしました。(ちょっと飛躍かな?)

2 「瓦屋根
瓦屋根や枝垂れ柳、ヤマブキ、茅葺き屋根の古民家など、母が「日本的」だとイメージしていたものが、こちらにも普通にある。

1とは矛盾するようですが、場所が違っても、同じようなものは結構あるものだなと思った。

3 「静かだ
うちは田舎の住宅街にあるので、車の音はほとんどせず、耳に入って来るのは鳥のさえずりくらいです。家にいると、平日なのか休日なのかもわからないほど。ポツダムやベルリンでも、日本よりずっと静かでびっくり。

4 「広い
部屋の一つ一つが大きい。町の中の公園が広い。

ドイツはアメリカやオーストラリアなどに比べると、なんでもかなり狭いけど、日本よりは広いですよね、やっぱり。もう、これだけはどうしようもないですね。

5 「ドイツ人は人目を気にしない
ビア樽体型でも堂々と歩く人達、カラフルな買い物カゴを下げて歩く男性、スカートが風でめくれ上がっても平気で自転車を漕ぐ女性、そして、どこでも裸になる人達......

「日本人は人目を気にし過ぎかね?」とコメント。日本にいるときには、お腹の贅肉を隠すためにTシャツの上からベストを着るとか、いろいろ気を遣っているらしいが、ドイツでは私の母など、どう見たって痩せている部類。ドイツの方がそういう面で気楽そうだ、と感じたようです。

6 「ドイツ人は家の中と外を区別しない
うちの娘、家の中では裸足ですが、そのままテラスや庭へ出て行ってしまうんですよね。それを見て母は、「なんてことするの!」とギョッとしていましたが、ビアガーデンなどに行くと、よその子供も裸足になっている子がいた。

「小さい頃から、靴を履かずに外を歩くのは行儀が悪いと教わって来たからそういう感覚だけど、ドイツでは気にしないんだね~」とびっくり。

7 「入れ墨をしている人が多い
これ、かなりびっくり!

他にもまだまだあるんでしょうけどね......

明日、帰国して、一週間ぶりの日本は母の目にどう映るのでしょうか。「狭い!」「うるさい!」「やっぱり日本食は美味しい!」「みんな痩せてる!」この四つは絶対に感じるね。

これまでは「自分は知らないけど、娘が住んでいるから気になる国」だったドイツ。明日からはドイツは母にとってリアルな外国です。母にとってドイツの思い出とはどんなものになるのかな?

  1. 2006/07/21(金) 05:56:04|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16

快適さの追求

私と夫の身長差があまりに違うので、家具選びに苦労することは何度か書きました。

基本的に、私はデザインで家具を選び、彼は機能性で選ぶ。私、品質や機能やブランドや金額にはこだわりませんが、ダサいものは嫌いです。彼は、いい加減に作ってあるもの、使い勝手の悪いものは嫌がるけど、色や模様などはなんでもいい。

ソファーのようなものを選ぶときには、本当に意見が合わなくて困ります。何度も何度も家具屋に行き、お互いに不機嫌になって何も買わずに帰って来る。だって、いいデザインで値段も手頃なのが見つかったと思うたびに、「こんなのはダメだ」って言うんですもん。

何がダメなのかというと、「快適ではない」と言う。もちろん、ソファーは快適に過ごすための道具であるから、快適であることは最も重要かもしれない。だけど、私には何故それが「快適でない」のか、今ひとつわかんないんですよね。「スプリングがダメだ、背もたれの角度がダメだ、腕を乗せるところがない、安定が悪い、座る部分の深さが足りない、etc.」と言われても、それほどたいしたことではないような気がしてしまいます。それよりも、気に入らない色だったりするほうがよっぽど快適ではない。

日本にいる間に、いくつか家具を買い足すような機会がありましたが、も~大変でした。高級家具屋の商品はどうだかわかりませんが、うちの近所で買えるような普通の日本の家具というのは、どれも彼の基準を満たさないんですな。欧米人の体格に合わないという事実を差し引いても、あまりにちゃちで、「快適」からはほど遠いらしい。

ベッドのマットレス一つにしても、硬すぎるだの柔らかすぎるだの、いろいろ注文をつけるぐらいだから、彼は煎餅布団でなどとうてい寝られません。私なんかは、極端な話、家具なんてなくても、座布団でもあればどこにでも座れるし、どこにでも寝られます。そのうち年をとって来たら辛くなるかもしれないけど。

ドイツで子どもを産んでびっくりしたのは、ドイツには「オムツ替え台」っていう、立ったままオムツを替えるための家具が存在すること。オムツなんて、床の上でもベッドの上でも、そこらへんで替えれば済むんだからそんな家具は要らないと思って買わずにいたら、「何故買わないの?どうやってオムツを替えるの?」なんて逆に不思議がられました。その辺に座って、あるいはかがんでというのは「快適ではない」らしいんですね。

生活の道具などにしても、長い柄がついていたりと、とにかく直立姿勢で仕事ができるように体制が整っていて、日本人がかつてよくやったように、前屈みになって床に手をついて雑巾がけしたり、床の上に座ってアイロンがけなんていうのは、ドイツ人にとっておっそろしく「非快適な」ことなんだと思う。

彼らの説明では、「不自然な姿勢で作業をすると、体に負担がかかり、背中が曲がったり、腰を痛めたりして不健康である」らしい。そう言われてみれば、確かにそれは否定できない気がします。赤ん坊が歩き始めて初めて履く靴も、日本だと布製の柔らかいものが普通だと思うけれど、ドイツでは「歩行がしっかりしていないうちこそ、しっかりした靴を履かせてやらないと足の形が悪くなる」という考え方から、デビューの靴も底がしっかりした革靴です。たかだか半年も履かないのに1万円近くもする革靴を!?とビックリしたけど、一番小さいサイズは数種類しかなく、選択の余地がないので買うしかありませんでした。

この「体に負担のかからない姿勢で生活する」ということ、なるほどとは思うのです。でも、どうも腑に落ちない点がありますね。欧米人って、体がやたらと硬い人多くないですか?正座ができないのは習慣の違いで仕方がないにしても、胡座をかくのにすら苦労してる人、結構いますよ。体操で前屈するだけのことにヒィヒィ言っていたり。

もしかして、生まれたときからこだわりの快適さの中で生活しているから、体がなまっちゃっているというか、状況に柔軟に対応できないんじゃないの?なんて勘ぐってしまうんです。

アジア人の方がずっと体はしなやかなイメージなんですが、これは単に体格および体型の違いによるものなのか、生活習慣なのか。

しかしその反面、日本女性のO脚率が極めて高いことを考えれば、正座という欧米人から見れば不自然で非快適極まりない座り方をする頻度が高いことが、身体に好ましくない影響を及ぼしているのかなとも思えるし......

猫背を気にしながらも、つい、椅子の上で正座しちゃう私なんですが......
  1. 2006/07/11(火) 06:18:51|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:18

裸で泳ぐ?

毎日、暑いです。ここブランデンブルク州は、雨の多いドイツにありながら半乾燥地に属していて、中でもカプートは地形の関係で雨雲が停滞することが少なく、わずか6km離れたポツダムで道路が浸水するほどの大雨が降っても、ここは晴れていたりします。

大きな二つの湖が合流する場所にあるので、それぞれの湖には売店やレストランを備えた湖水浴場があります。でも、村人たちはあまりこの施設を利用しないみたい。というのは、村の中にも「カプート湖」という湖があるのです。

こちらは何も整備されていない自然のままの湖で、売店はおろか、更衣室すらありません。もちろん遊泳は無料。村人達は家で水着を着て、そのまま湖へ歩いて行き、ひと泳ぎしたらそのまま家に帰ります。今日の夕方、私達も泳ぎに行きました。

oyogi.jpg

湖に下りる道です。前方を自転車を押して歩いている娘を撮ろうとしたら、すっぽんぽんのドイツの子ども達が画面の中に飛び込んで来たので、そのまま撮りました。これは、こっちではごく普通の光景。

oyogi2.jpg

湖の周りはうっそうとした茂み。これはうちの息子。

oyogi3.jpg

夕暮れ前の時間帯は日差しも強くなく、水温も適当で気持ち良かったです。泳いでいるのは、わたし。泳ぎが下手なので、海は波があったりで怖いことがありますが、ここでは溺れる心配をせずに延々と好きなだけ泳げるのが気に入りました。毎日来れば、痩-せ-る-か-も。

遠くから白髪のご婦人が二人泳いで来て、岸に上がろうとしたところをたまたま見ていたら、大きなお尻が水面に現れました。全裸で泳いでいたのですね。手で体を擦るようにして水気を落とすと、草の上に脱いであったワンピースを来て立ち去りました。

この方達に限らず、一糸纏わぬ姿で泳いでいる人、多いです。もともとドイツ人は裸に対する許容度が高くて、町中のプールなどでも更衣室へ行くのを面倒がって、プールサイドで平気で着替えたりしますし(女性もです)、公園の芝生の上で裸で日光浴もするし、サウナも全裸混浴のところがほとんど。「見られても平気」なだけでなく、中には是非とも裸になりたいという「ヌーディスト」もいて、彼らが気兼ねなく裸で泳げるようにと、「ヌーディストの日」を設定してその日には水着着用を禁じているプールもあるほどです。

日本でも混浴温泉というのがありますから、こういうのは感覚が違うだけってことで、別に非難や批判をする気はありませんが、私はどうしても白昼堂々衆目に裸をさらすには抵抗があって、また、リゾート地のビーチで素っ裸になっている人達を見ると、「そんなにしてまで裸になりたいんだなあ~」と不思議な気持ちになります。

でも、今日、カプート湖の真緑の水の中を漂いながら周囲の景色をぼーっと見ていたら、なんだかちょっと感覚が変わりました。この自然の中では裸になることも、また自然なのかなあ~と。裸にならなければ!と思うわけではありませんが、別にたいして意識するようなことでもないのかも。裸の人間も風景の中に溶け込んで、違和感がありません。

自分が自然の一部になるって、贅沢なことかも知れないなあ、と思いました。

たくさん泳いだので、体がだるいです。これからワインを飲んだら、眠くなりそうです。


  1. 2006/06/26(月) 02:55:42|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:26

テレビ番組の裏側

某超有名ブログで、テレビ番組におけるヤラセがテーマになっていますね。

真実とはまったく異なる内容の台本があらかじめ用意されていて、その通り演じるように強いられた出演者の体験談を読みましたが、大変な目に遭われた人がたくさんいるのですね。

私はテレビはあまり見ませんが、これ明らかにヤラセでしょうっていう番組、確かにありますよね。芸能人が外国のどこかでホームステイしながら貴重な体験をし、帰国の日にはホストファミリーと涙の別れ、そういう趣向の番組とか。結構面白いけど、でもこれ、実際にはありえないよね~。異文化って、つまらぬことがトラブルになったりして面倒だったりするんだから。毎回こんなふうに美しく終わるわけないもんね~。なんて思いながらも、別に目くじら立てることでもなさそうだから、あっさり流してましたが。

こないだドイツのテレビでも、ヤラセもいいところっていうルポがありました。ある若い家族の日常を映しているんですが、失業中の父親がどうしようもない男だという設定らしい。朝いつまでも寝ていて、やっと起きて来たときの「オレって朝は機嫌悪くってさー。起されるとチョームカつくんだよね」というセリフといい、妻が「坊や。先に朝ご飯にしましょうね」と言いながらヌッテラを塗った食パンをテレビの前で子どもに食べさせるところといい、夫が昼間っからゲームに興じて「オレ、こうやって一日中ゲームできればハッピーなんすよ」とカメラに向かって言うところといい、庭で洗濯物を干している妻に「おーい。早く中入ってメシ作れや」と呼びかけるところといい、演技しているのがミエミエ。

この出演者、ギャラを貰って「ダメ家族」を演じるお仕事をしたんでしょうか。それとも、日本の気の毒な出演者のように、騙されて泣く泣く不本意なことをする羽目になった?

実は私にも、もしかしたら危なかったかもってことがあるんですよ~。

かなり前のことですが、ドイツで本が出版されたとき、ラジオに出演しないかとか、朗読会をしないかと声をかけて頂いたことが何度かあるのです。実際に出演したものに関しては、最初に電話または手紙で「当方はこれこれこういう者で、あなたの書いたものをベースにこのような企画をしたいと思うのですが、興味はおありですか」と丁寧な問い合わせがあり、その後何度かやり取りして詳細が決まりました。仕事をした後もトラブルは一切ありませんでした。

ところが一度だけ、妙な問い合わせがあったのです。

夕方、食事の仕事をしていると電話が鳴ったので出ると、
「こちらハンブルクの○○というトークショー番組のスタッフなんですが、あなた本をお書きになりましたよね」と女性の声。そして、
「近々、番組にゲストとして出演して頂こうかと思っているんですよ。日本人でいらっしゃるってことですが、日本人とドイツ人の違いってどんな感じなんですかねえ」
はあ?いきなりそんなこと、何話せって言うの?電話で?
「はあ。確かに違いはいろいろありますけれど......本を読んで頂いたのでしたら、そこに書いたことが私の主な印象なんですが.....」と口ごもってしまいました。
だって私、ご飯支度があるし、その番組知らないし、どういう趣旨で電話をして来ているかもわからないので、答えようがなくて。すると相手はイライラして来たようで、

「あなたね、これはテストなのよ。テレビでまともなトークができるかどうかチェックしてからじゃないと、テレビに出演させるわけにいかないでしょっ」

なにぃ~っ。テストだとぉ?テスト受けるなんて誰がいったぁ?
気分を害しました。確かに私には素晴らしいトークなんてできませんよ。それはわかってます。出演を依頼したのに本人がカメラの前でしどろもどろっていうんじゃ、確かにテレビのスタッフは困るでしょう。でも、知らない人にいきなり電話して来てその言い方はないよな~。ですから、結構ですと言って、電話を切ったんです。

後で友達に、「○○という番組知ってる?」と聞くと、「あー、知ってる、知ってる。女装したタレントのトークショーで、愛について語るんだよね~」と教えてくれました。「愛」についてだって!?なんじゃ、そりゃ?私、愛についてなんて一行も書いていないぞ。さっぱりわかんねーとしばし首をひねってましたが、そのうちにその一件は忘れてしまいました。

その数ヶ月後......

「ああっ!日本人が出演してるよっ!○○にっ!」
夫が叫ぶので慌ててテレビの前に飛んで行くと、かの番組でした。夫の言う通り、ドイツ在住と見られる若い日本女性が二人並んで、質問に答えています。テーマは日本人の性愛について

「日本の男性は、×××のことをmein Sohn(オレのムスコ)って言うんだよね」
とか、語ってます。げげげっ。こ、これだったのか、彼らが私に語らせたかったことは。

私、日本人の性愛についてなんて語れないし、語りたくもないから、出演を断られてよかったよ。






  1. 2006/06/19(月) 04:24:04|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:14

週末はドイツ式です

食べ物の話をしつこく書いてすみませんが、もうちょっとひっぱらせてください。

我が家では息子が日本食とドイツ食が同じくらい好き、夫と私はどちらかというと日本食が好き、娘は断然日本食が好き。

ドイツの典型的な食事は、朝はパン、昼はお肉料理にじゃがいもと野菜、夜はまたパンです。一日のメインの食事は昼食。夜には火の入ったものは食べない家庭が圧倒的だと思います。

ドイツ式の晩ご飯、私は決して嫌いではありません。パンもハムも美味しい。だけど、毎晩じゃ(私には)飽きるし、子どもがお昼にドイツ食を食べてくるので夜はご飯を炊いている。夫も家では日本食がいいそうです。

しかし、週末はドイツ式にお昼をメインにして、夜はパンというパターンが多いのです。夫が朝寝坊なので朝ご飯が遅くなって、お昼ご飯も午後にずれ込んで、その2時間後くらいにコーヒー飲みながらケーキ食べたりするので、夜6時には全然お腹が空いていません。それで、夜は時間にはあまり関係なく、「そろそろお腹空いたな」と思ったときに、パンにハム乗っけて食べてそれでおしまい。

これを手抜きと呼べば手抜きになってしまうけど、ドイツでは正式な晩ご飯なので、主婦として罪悪感はありません。その代わり、お昼はしっかり作ってますから~。

このドイツ式晩ご飯、パンとハムだけで栄養的にはどうなのかとか、ツッコミどころはありますが、いい面もありますよ。午後の時間をゆったり使えるという。

日本の主婦が一番忙しいのは夕方からですよね。買い物して、ご飯支度して、後片付けして、お風呂の用意して。専業主婦の場合、昼間は少しはゆとりがあって、昼メロ見たり、井戸端会議に参加したりするかもしれません。逆にドイツの主婦は午前中が忙しいんじゃないかな。スーパーは朝早くから開いています。この辺りだと、午前8時から。でも、お昼ご飯を作って食べて片付けてしまうと、もうその日は食事作りがないので、夕方は余裕。夕食にはパンやハムやチーズをテーブルに並べるだけだし、お鍋を使わないから洗い物もほとんどないし。夜お風呂に入る習慣も特になく、食べたら寝るだけ。

これだと、本当にのんびりできて、家族との団欒の時間も充分に確保できてよいです。週末なんだからバタバタしたくない、というわけで私はちゃっかりこれを採用しちゃっています。でも実は夫はたまにちょっと不満らしい。
「ドイツ人の奥さん貰ってたら、これが当たり前だったはずだよ」と言うと黙りますけど。

一日三食、きっちり料理して食べる。これもよし。
ときどきは三食にこだわらないで、お腹が空いたときにその辺のものを食べる。これもありかな、と思ってます。

今日は日が暮れるまで夫と庭仕事をしていました。それから家の中に入って、二人で太鼓を叩きました。そのあと「そろそろなんか食べるか~」と台所からパンとスモークサーモンとドライトマトのオリーブオイル漬けその他を持って来て、テレビの前で食べました。行儀悪いですけどね。子ども達は先にお腹が空いたので、各自パンの晩ご飯を済ませていました。後でみんなでゲームを一回やりました。

こういうのもなかなかいいもんだ、と思います。






  1. 2006/06/12(月) 06:06:02|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

未完成の家

今日の午後は、今住んでいる家の元の持ち主の新居へ遊びに行って来ました。

以前にも書きましたが、このWさん、娘さんがオーペアをしていたアメリカで、その家族が住む豪邸に一目惚れし、アメリカンスタイルの家を建てるために広大な土地を購入したという人です。

初めてお邪魔したのですが、それはそれは凄い。家は斜面の一番上に立っているのですが、湖を見下ろすテラスからの眺めは絶景です。庭も普通の庭じゃないんですが、細かく描写してもしょうがないので、とにかくすごいお庭と表現しておきましょう。

そしてお家も超豪邸!.......に多分なるでしょう。多分ね。今のところは人の住む場所とはちょっと言えない状態です。引っ越してからもう二ヶ月以上になるのですが、一階部分はまだ床材も張っていないし、壁紙もありません。キッチンもない。家具も全然並べていない。外壁もブロックを積み上げたままの剥き出しです。寝室以外、すべて工事中。

いや~、もうびっくり。私達の家も越して来たときはえらい有様で、今でもバスルームにはまだ鏡がないし、シャワー室のドアもついていないし、完全に設備が整うのはいつの日やらという状態ですが、Wさんちは工事のスケールが違います。家が完成していないうちに入居して住みながら作って行くのってかなりストレスだと思うんですが、それが数年にも及ぶなんて私には信じられません。

夫の両親が家を建てた時も似たようなものだったらしい。四方の壁と屋根ができた段階で引っ越して、住みながら一部屋一部屋仕上げていったそうです。全部の部屋ができるまでに何年かかったって言っていたかな?今回自分たちがちょっとだけその真似事をしてみて、つくづく感心しました。本当にみんなよくやるな~。

なんでもいいからチャッチャッチャーと仕上げてしまって、なるべく早く普通の生活をしたいと思うのは日本人的感覚なのでしょうか。家に対するこだわりの度合いが違いますね。日本でも昨今はホームセンターが大流行りですが、日本のホームセンターとドイツのホームセンターでは、売っているものがまるで違う。私達がよく通っていたカインズホームでは店舗面積の半分以上を日曜大工とは関係のない、自転車や食料品や布団などが占めていました。こちらのホームセンターは工具や内装材がほとんど。

そりゃまあ、お財布の中身に余裕があるのであれば、一つ一つ納得のいくものを選びたいと言う気持ちはよくわかるんですが、私だったら待ちくたびれて、「もうその辺のものでいいや」となってしまいそう。先日もホームセンターで私は思い切り不機嫌になったのでした。

鏡を選びに行ったのですけどね。お店に並んでいるものの中から一つ選んで持ち帰るものだとばかり思っていたんです。ところが夫が、「ここにある鏡は全部ダメだ」と言う。デザインがどうこう、ではなくて、身長2m近くの長身の彼が腰を屈めずに髭を剃ることが出来、それより40cmも短い私が背伸びせずに髪の毛を梳かすことのできる鏡は特長サイズでなくてはならん。つまりお取り寄せということになります。ところが注文してから納品まで8週間かかるという話。

「なんだとぉー?鏡一つつけるだけで、なんで二ヶ月も待たなきゃいけないの。いい加減にしてくれ~」と、わめいた私。鏡だけだったらいいけど、何もかもに4~8週間かかるので、もうウンザリ。ドイツ人は気長だな~。

Wさんの新しいお家、ワンフロアーだけで220m平米。語ってくれた設計計画から想像するに、素晴らしい御殿ができあがるに違いありません。

でも....それまでの大変な作業と落ち着かない日々を思うと、素直に「羨ましい~」という気分にはなれなかったのでした。
  1. 2006/06/11(日) 07:57:24|
  2. ドイツ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。